住宅建築用語集

鴨居とは

和室にあるふすまや障子を立てたままキープし、なおかつスライドさせるために必要なのが鴨居です。ふすまや障子の上の部分に触れる場所を指す言葉です。大方の鴨居はスライド用の溝が彫られています。同じくふすまなどを挟み込み下支えする部分は敷居と呼びま...
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瓦とは

家を風雨から守る屋根葺き用建材が瓦です。日本風家屋から洋風の家に至るまでマッチさせなくてはならないため、数多くの種類があります。素材も粘土を焼いたものから金属製まで幅広く、家の外壁とマッチしたものを選ばなくてはなりません。 日本においての瓦...
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瑕疵とは(欠陥住宅)

法がからむ場面でも使用される言葉のひとつで、本来持つべき性能や品質といったものが備わっていない状態を「瑕疵」と言います。「瑕疵がある住宅」は、いわゆる「欠陥住宅」を指し、新築であっても中古であっても建てた業者(ないしは売主)が責任を負うこと...
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片流屋根とは

シンプルモダンな家、と表現される家で良く採用される屋根に「片流屋根」があります。文字通り家の一方向へ向けて雨が流れ落ちるような形状です。シンプルさが際立つと同時に、太陽光パネルを乗せやすいため、人気がある屋根の形のひとつです。 シンプル=施...
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壁式構造(モノコック構造)とは

木の柱や梁で荷重を支える一般的な木造住宅を点と線で支えるものだとすると、鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は壁全体を耐力壁とし面で支えるものです。これを壁式構造(モノコック構造)と呼びます。 柱を必要としないの...
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活断層とは

地質学的に、過去に大きく動いており、今後近いうちにも大きく動く可能性がある断層を「活断層」と呼びます。活断層が地中深くで起こすズレが、地表では地震として表れます。各地域で「過去に大地震があった」と伝えられていることがありますが、活断層のズレ...
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笠木(冠木)とは

塀や腰壁の上部に施す仕上げ材を「笠木(冠木)」と言います。住宅やその他建築物で一番身近に感じられる笠木は、階段の手すり上部にかぶせる仕上げ材でしょう。建材を守るという役割だけではなく、機能性やデザイン面でも重要視されるのが笠木です。 笠木は...
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火災保険とは

地震大国であり、それに伴う火災も心配な日本において、大きな役割を果たしてくれるのが「火災保険」です。火災のみならず、落雷や水害などもカバーできるこの保険は、仲介業者が賃貸住宅の入居者に加入を求めることもあり、家財の補償も行うものとなっていま...
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納まり(仕上がり具合・取り合い)とは

建物を構成する部材同士の取り合わせや取り付け具合が良いと、見た目にも良く、強い家となります。この総合的な仕上がりが家の良し悪しを左右しますが、接合部分がかっちりと合い、視覚的にも安定して見えることを「納まりがよい」と表現します。 納まりは「...
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大壁(おおかべ)とは

部屋を広く見せるために極力柱は表に出したくない―このようなご希望をお持ちの方は「大壁」という言葉を覚えておくとよいでしょう。外壁材と内壁剤の中に柱を取り込み、納めてしまう方法で、洋風の家屋で一般的に見られるものです。 柱と壁の一体化で得られ...
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大谷石とは

大谷石(おおやいし)とは、栃木県宇都宮市の大谷町で産出される石のことです。火山から噴出した火山灰が堆積してできた軽石凝灰岩で、加工しやすいのが特徴。古くから石蔵や敷石、石垣にも用いられており、現在では石塀や、オーダーの大谷石タイルも製造され...
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大引(おおびき)とは

大引とは、1階部分の床を支えるための重要な部材です。基礎と共に床の重量をしっかりと受け止める役目を果たしているため、9センチ角以上の湿気に強い丈夫な木材を使用するのが一般的です。廊下、押入れ、縁側といったスパン(長さ)のない特殊な場所を除き...
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屋上緑化とは

断熱というと、どの部分でその措置を取っていると思われますか。一般的には壁を思い浮かべがちですが、屋根部分に充分な断熱の措置を行わなければなりません。太陽に一番近い部分だからです。その屋根部分や屋上に植物を植え、断熱やその他の効果を求める手法...