安全と安心は違う!?シロアリ駆除方法ごとのリスクまとめ

シロアリ

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私達の生活にとって、欠かせない存在である住居。

一国一城の主、と言う言葉にもあるように、「自分の家を持つことが、人生における一番の目標である」という方も多いかと思われます。

住居を持っている方にとって天災は当然恐ろしいものですが、より身近な危惧しなければならない存在というのがシロアリによる被害です。

軒下や壁の隙間などから侵入してくるシロアリは、気が付かない内に私達の住居に巣を張ってしまい、外部からも内部からも木材をボロボロにしてしまいます。

当然シロアリに食い荒らされた家はとても人が住める状態ではなくなってしまうため、住居を守るためには一刻も早い駆除が必要になるのです。

シロアリを駆除する際には薬剤を使用しますが、その薬剤は本当に安全なものなのでしょうか。

今回はそんなシロアリの駆除を行う際の薬剤によるリスクについて、詳しくご紹介させて頂きます。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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1.シロアリ駆除剤の危険性

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シロアリによる家屋への被害が周知された昨今では、ホームセンターなどにも駆除剤が並んでおり、専門業者に頼らずとも自身で駆除を行うことも可能な状況になりました。

ですが薬剤の種類にも様々なものがあるために、素人目ではどれを選べば適切な効果が期待できるのか、すぐには判断できないこともあるはずです。

当然シロアリが現れた以上、1日も早く駆除を完了させたいわけですから、「最も殺傷能力が高いものが欲しい」「弱いものよりも、強いものの方が効果は高いはずだ」と考えることでしょう。

ですが、これは非常に危険な考えで、仮にシロアリを駆除することに成功したとしても、私達にとってはより恐ろしい結末を生んでしまう可能性も秘めているのです。

シロアリは名前こそアリと似ていますが、実は生物学上の分類ではゴキブリ目に属します。

皆さんもご存知だと思いますが、ゴキブリ目の生物は繁殖力、生存能力共に非常に高い生物であるため、そんなシロアリを駆除するための薬剤は強い毒性を持ったものが多数存在しているのです。

そんな強力な毒をむやみやたらと使用すれば、人体への影響も少なからずあると考えるべきでしょう。

2.シロアリ駆除剤の歴史

中国では古くからシロアリの被害に悩まされてきた過去を持ち、実はその駆除には長らくの間「ヒ素」を使用していました。

ご存知の通りヒ素の毒性は非常に高く、私達人体にとっても有害な薬剤ですが、遅効性なことから巣の全体に広がりやすいため、まさにシロアリ駆除には適した薬剤とされていたのです。

しかし誤って吸引してしまったり、散布した箇所に触れてしまったりすれば人体への悪影響を及ぼす可能性は大きく、現在では使われることはなくなりました。

シロアリに効果的な薬剤を使用することだけが、シロアリを駆除するために適した方法とは限らないのです。現在では薬学分野においても進歩が進み、比較的人体への影響が少ない薬剤が開発されてきています。

とは言え使用方法を誤れば、私達にとって悪影響を及ぼすものであることに変わりはありません。

3.シロアリ駆除剤の種類

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現在使用されている薬剤にはどのような種類のものがあるのか、1つずつ確認をしてみましょう。

①有機リン系化合物

非常に多くの市販殺虫剤に含まれている物質で、もともとは化学兵器の開発中に考案された神経毒の一種です。

製品化されたものは十分に希釈されているとは言え、人体に対しても強い毒性を秘めています。

シロアリに対しても一定の効果を発揮しますが、駆除用に使用するよりも事前に寄せ付けないための防除剤として床下などの散布に使用されることが多い薬品だと言えるでしょう。

生活圏内に現れたシロアリの駆除に有機リン系の殺虫剤を使用してしまうと、シロアリそのものは駆除できたとしても、その場所や空気中に強い毒性が残ってしまいます。

特に乳幼児に対しては悪影響を及ぼす可能性が高いため、使用する際には細心の注意が必要になると言えるでしょう。

②ネオニコチノイド系

現在普及しているシロアリの駆除剤として最も多くの製品に含まれているのが、このネオニコチノイド系の薬品です。

他の薬剤に比べて臭いが少ないのが特徴で、木材の防腐剤として代表的なものの1つとして数えられるハチクサンも、このネオニコチノイド系の薬品に分類されます。

有機リン系殺虫剤に比べると人体への毒性が低く、昆虫に対してのみ選択的に毒性を発揮する特性を持っています。

農薬としても全世界的に使用されている薬品であるため、安全性が非常に高い薬品の1つであると言えるでしょう。

しかし有機リン系の物質と併用してしまった場合には化学反応を起こしてしまい、頭痛や湿疹などの中毒症状を生じる恐れもあるため、使用には十分な注意が必要となります。

特に胎児や乳幼児の脳への影響が懸念されていますので、少量での単独使用が望ましいと言えるでしょう。

③ピレスロイド系

ピレスロイドは天然の菊に含まれるピレトリンと呼ばれる物質を化学合成することで、強い殺虫作用を持つ薬品となります。

この薬品の優れているところは、その即効性にあります。昆虫の神経細胞上の受容体に作用し、脱分極を生じさせる神経毒となりますが、人体に対しての作用は極めて弱いため、こちらも比較的安全性の高い薬剤と言えるでしょう。

実は日本の夏の風物詩でもある蚊取り線香にも、このプレスロイド系化合物が使われています。

成分的には比較的無害な薬品のように思われますが、天然由来の成分を使用しているために、人によってはアレルギー反応による喘息などを引き起こす恐れもあるため、やはり注意が必要になります。

④その他

この他にもカーバメート系、フェルニルピラゾール系、フェルニルピロール系、ヒノキチオールなどといったものがありますが、現在シロアリ駆除に使われているのは人体への影響が少ないネオニコチノイド系の薬品が殆どです。

駆除薬品の多くは化学合成物質であり、そして先ほど例に挙げた薬品の多くは神経毒として考案された薬品です。

もちろん製品化されるに辺り、人体への影響が少なくなるように配慮された作りにはなっています。

ですがそれはあくまでも成人男性を基準としたものであり、抗体や免疫が出来上がっている場合のみに言えることです。

胎児や乳幼児にとって、シロアリ駆除薬品の多くは刺激の強い薬剤です。

見た目に変化はなくとも脳の発達に悪影響を及ぼしたり、強いアレルギー反応を引き起こす恐れもありますので使用する際には特に気を付けて使用することが望ましいと言えるでしょう。

重要なことですので何度も記しましたが、特に小さいお子様がいる家庭の場合には、細心の注意が必要です。

散布した薬剤に直接触れてしまうだけでなく、空気中の成分を吸引してしまうだけでもアレルギー反応による喘息や、脳の発達への悪影響を及ぼす可能性があります。

またペットを飼っている家庭では、飼育しているペットが誤って薬剤を食べてしまわないように気を付けましょう。

薬剤によっては哺乳類や鳥類には無害でも、魚類や爬虫類にとって有害な成分を含んでいるものも存在しています。

もし哺乳類以外のペットを飼育している場合には、その薬剤が有害なものでないか事前に確認をしておきましょう。

4.シロアリ駆除剤による健康被害

頭痛の画像

次に、シロアリ駆除剤が私達にもたらす健康被害とは、どのようなものがあるのか確認してみましょう。

シロアリ駆除薬剤の健康被害の中での一例としては、シックハウス症候群が挙げられます。

ニュースなどでも取り上げられていたため、この名前を耳にしたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。

シックハウス症候群とは一般的には接着剤や塗料などに含まれているホルムアルデビドが原因によって引き起こされる健康被害のことを指し、多くの場合、新築住宅や新車などを購入した際に起こります。

具体的な症状としてはめまいや集中力の低下、不眠状態、視力障碍、だるさなどのほか、頭痛、関節痛、喉頭痛、筋肉痛、腹痛、微熱などの痛みを伴う症状が挙げられます。

なぜシロアリの駆除とシックハウス症候群が結びつくのかというと、実はシックハウス症候群を引き起こす原因はホルムアルデビドだけではなく、シロアリの食害から家屋を守るための防腐剤から発生する揮発性有機化合物によっても、同様の症状が引き起こされてしまうことがあるのです。

シロアリの被害から家屋を守ったとしても、自身や家族の健康を害してしまうようでは意味がありません。

むしろ場合によっては一生を左右するほどの取り返しのつかない事態にも繋がりかねません。

薬剤の使用には、このような危険性もあるのだと言うことを十分に理解しておく必要があると言えるでしょう。

5.健康被害が少ないシロアリ駆除方法

赤ちゃんの画像

ここまで駆除薬による人体への影響について説明させていただいてきましたが、現在では人体への被害リスクが少ない工法も多数開発されています。

低リスクで行える工法として代表的なものを幾つか挙げていきますので、ご自身の状況と照らし合わせた上で、最適なものを検討してみてください。

①液剤の塗布によるシロアリ駆除

まず代表的なものとして挙げられるのは、薬品を散布するのではなく、液体状の薬剤を塗布する形で使用する方法です。

たとえば薬剤の入ったペンキをコンクリートの土台や壁の壁面に塗ることによってシロアリを寄せ付けないようにして、侵入を防ぐ効果が期待できます。

シロアリに対して直接薬剤を噴射するわけではありませんから、即効性は高くありません。

ですが液剤が染み込むことによって長く効果が残るため、土壌処理剤としても使用されることもあります。

従来の噴射機を使い広範囲に及んでシロアリを駆除する工法では臭いが残ってしまったり、空気中に残った成分を吸い込んでしまう危険性が高いため、健康に被害が出る可能性もありますが、このように液剤に混ぜ込み塗布する形であれば人体に悪影響を及ぼすリスクは低くなると言えるでしょう。

②エアゾール剤を使用したシロアリ駆除

自身で最も簡単に作業が行える駆除方法としては、市販のスプレー剤をシロアリに対して噴射する駆除方法です。

ご自宅の居住環境によっては専用の防蟻薬剤注入口が備え付けられていたり、防蟻薬剤散布用の散布口から簡単に軒下などへの散布作業が行える場合もあるでしょう。

メリットとしてはホームセンターや薬局で手軽に購入が出来るという点と、噴射する効果範囲が限定されるため、不必要な場所への散布を行わずに済むという点です。

現在では最新型の製品も続々と開発されており、散らばりづらい泡タイプのものや少量でも効果の高いものなども販売されているため、ご家庭でも広くご利用されている方法だと言えるでしょう。

ですがあくまでもシロアリが発生した際の対処薬であるため予防としての効果は見込めず、自分自身がシロアリを発見できるまで対処ができないという難点もあります。

③ベイト剤を使ったシロアリ駆除

人体へのリスクが懸念されている近年では、ベイト剤と呼ばれる脱皮阻害剤をシロアリに食べさせることで駆除する「ベイト工法」と呼ばれる駆除方法が盛んになってきています。

これはまず薬剤入りの餌の入れた罠を軒下などに設置して、毒餌を働きアリによって巣に運び入れさせる方法です。

働きアリのエサがため込まれているステーションに毒を持ち帰らせることにより、多くの働きアリを駆除することができます。

働きアリの数を減少させることができれば女王アリに必要な栄養が届かなくなるために、最終的には女王アリを餓死させることができ、巣そのものを根絶させることができるのです。

ベイト工法は設置してからすぐに効果が出るものではなく、効果が表れるまでには時間がかかるという難点があります。

ですが根本であるシロアリの根絶を行えるため、再発防止の観点から見た場合には非常に有効な手段であると言えるでしょう。

6.まとめ

安心な暮らしの画像

いかがだったでしょうか?シロアリによる家屋への被害は恐ろしいものではありますが、結果を急ぐあまりに強力な毒性を持つものを使用して健康被害を引き起こしてしまっては、元も子ありません。

どの薬剤が危険で、どの方法を取ることが安全なのか、素人目では判断できない場合もあるでしょう。

もしご自身の判断に困った場合には、シロアリ駆除専門の業者に依頼をすることも1つの方法です。

自宅をシロアリの被害から守り抜き、同時に家族の健康についても細心の注意を払えなければ、問題を解決したことにはならないでしょう。

安心と安全を同時に手に入れる1つの方法として、ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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