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家を建てる際に重要な図面が「矩計図(かなばかりず)」です。
あまり聞き慣れない用語だと思いますが、読み方は「かなばかりず」です。
この矩計図には、建物を構成する基礎から躯体、屋根に至るまでの仕上げに関する情報が詰め込まれています。
どのような材料を使い、どう仕上げるかを、仕様書とこの矩計図を共に見れば一目瞭然です。
この記事では、「矩計図」について解説していきます。
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矩計図(かなばかりず)とは?
一言で「図面」と言っても、施主が目にするものは大方「平面図」「立面図」ではないでしょうか。
部屋の配置を検討する際に利用する平面図(プラン)で部屋の配置を見せてもらい、立面図では外観のイメージを見せてもらえます。
そして、そのプランに施主が納得すれば、建築家はそれを具体化するために部材を検討します。
どのような部材をどこに、どのように使用するのか、より実務的な図面を作るのです。
これが「矩計図(かなばかりず)」なのです。
断面図との違い
矩計図(かなばかりず)は、家を特定の箇所で縦に真っ二つにカットした断面の図面です。
これに、基礎の形状や床高、階高、梁、根太、建具などの詳細、仕上げの方法について、使用する材料名と数値を共に書き込んでいきます。
ただの断面図とはこの点が異なります。
出展:http://www.arch.ce.nihon-u.ac.jp/
矩計図がもらえない?一定のルールを有する工務店などでは省略することも
ローコスト住宅と呼ばれる、一部の手間を省略することで安く仕上げる家では矩計図を省略することもあります。
完全自由設計でなく幾通りかのプランから選ぶ建て方なら、その会社内には標準的な矩計図があるでしょう。
それを、その家独自の部分のみ一部分手直しすれば済みます。
例えば、外壁に使用する壁材と色合いを変えるだけ、内装はクロスの品番と色合いを変えればよいというケースです。
こういったところで見えない手間を省くことも、家のローコスト化の手助けをしています。
矩計図は固定資産税の家屋調査やリフォーム時に必要なことも
固定資産税を計算するにあたって、自治体による「家屋調査」というものが行われます。
住宅が書類通りに建築されているかを確認するためのもので、固定資産税の評価に関わる調査です。
この中で、他の設計図と同様に矩計図の提出を求められることがあります。
もし矩計図が無い場合は、他の設計書で確認したりや目視や質問することで確認していくことになるようです。
また、同様に将来リフォームするときにも矩計図が必要になります。
外からは見えない部分に、どのように配管や配線が通っているか、柱や梁はどこかなどを知るために矩計図は重要な役割を果たすのです。
このように矩計図は入居した後でも必要な書類ですから、できればハウスメーカーからしっかりと提出してもらうようにしましょう。
自由設計の家にとって、矩計図は処方箋
自由設計によりプランや外観が思い通りに描けても、それを実際に形にするための矩計図がなければそれは形になりません。
お料理に例えるなら、レシピとでも言えるでしょう。
何が何グラム必要で、調理はこの手順、コツはこういったところ―このような、現場で利用しなければならない情報が矩計図に入っているのです。
一棟一棟がオーダーメイドの自由設計の家ならば、矩計図もオリジナルです。
家ごとに施主の希望するイメージも異なり、力を入れるべき性能も異なります。
言い換えれば、建築家にお願いする家では、矩計図がその家を実現するための”処方箋”なのです。
個々に違うニーズに的確に応える家にするため、建物の品質を示すために、矩計図は最も重要な図面とも言われているのです。
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