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公益社団法人インテリア産業協会の実施する資格試験に合格した民間資格有資格者のことです。
建築家と施主との中間の位置から、家の造りにプラスして、「そのご家族らしい暮らし方」「施主の漠然としたイメージを形にする」ための補佐役を果たしています。
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「カフェ風」「レトロモダン」―施主が言葉にできないイメージを具体化
家を作るにあたり、「ここはこのメーカーの部材を使って」のように、具体的に建築家に伝えられる施主はほとんどいないことでしょう。
また、何をどう組み合わせればどんな雰囲気になるのか、使い勝手はどうなのかを明確にイメージできる方も少ないはずです。
このような「言葉にできないイメージ」を、特に内装の面で汲んでくれ、形にする手伝いをしてくれるのがインテリアコーディネーターです。
建築家の事務所に所属していることもあれば、フリーで仕事をしている人もいます。
どのような働き方をしているかにかかわらず、施主の希望を明確になるまで聞き出し、それを実現するために建築家とタッグを組んでいるのがインテリアコーディネーターです。
センスが合う人ならば「百人力」
インテリアコーディネーターといえど、万能ではありません。
得意ジャンルがそれぞれあるものです。
日本風家屋から洋風の家まで、全てにおいてインテリアの知識を持つことはとても大変な事なのです。
「この内装がステキ」と思える家に出会えるまで、雑誌やネットの作品集を見てみましょう。
特に内装は、家族が一番目にし、接する場所です。
センスがぴったりと合うと思える建築家やインテリアコーディネーターの作品と巡り合うことが、理想の家への第一歩といえるでしょう。
どんな細かな事にも答えてもらいたいのならば、そのセンスにピンとくる作品の作家（建築家・インテリアコーディネーター）の力が欠かせません。
知識とコミュニケーション能力が求められる職業
全てはお客様との会話から生まれるのがインテリアのアイディア。
施主が言葉で表現できないニュアンスを読み取り、明確にする手伝いをするのがインテリアコーディネーターの仕事です。
自分の提案を押し付けることなく、同時に専門家の見地から的確なアドバイスをするスキルが必要なのです。
柔軟な対応力が求められるのは、施主に対してだけでなく、現場の職人に対する際にも必要です。
求めるイメージを職人にも明確に伝えなければならないからです。
文字通り、顧客の要望をも「コーディネート（調整）」する役割なのです。
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