”日当たり”は光熱費からうつ病にまで影響がある?日当たりの良い家を選ぶコツ4つ

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物件探しの大きな判断基準となるのが〝日当たり〟です。

人生の大半を過ごすことになる我が家。

本当に大事な問題ですよね。

〝すごく気に入った物件が見つかったけど、日当たりだけが…〟なんてことも多々あります。

南向きの物件は人気が高く、物件価格もお高いですからね。

しかし、日当たりのいい家に住むことは理想ですが、よくよく考えてみるとその理由は漠然としていたりするもの。

「日当たり良い家って実際どう?」

「日当たりの良い家を選ぶにはどこを見ればいいの?」

「今の家は日当たりが良くないけど、自分でできる工夫はある?」

今回は日当たり良好の物件で暮らしたことを想定して、さまざまなシーンにおけるイメージを膨らませてみたいと思います。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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日当たりが良い物件のメリット

日当たりが良い家に住むと、さまざまなメリットがあります。

1.健康・衛生面が良好になる

人間は朝日を浴びることで脳内にセロトニンという〝幸せホルモン〟を生み出します。

セロトニンが増えると目覚めが良くなり、自然と笑顔が増えます。

前向きな気持ちになり、〝うつ病〟にもなりにくくなると言われています。

また、目覚めが良ければ夜もしっかり眠れ、結果的に睡眠不足も解消。

さらに、日の光を浴びることでビタミンDを吸収できるので免疫力もアップし、〝癌予防〟にもなるのでは?と注目されています。

2.冬の光熱費を節約できる

冬場は日当たりが良いと部屋があたためられるので、暖房費を節約することができます。

また年間を通して部屋が明るいので、照明などの電気代も節約できます。

3.カビの発生を防ぐ

日当たりがいいとカビの発生を防ぎ、家具や家自体が長持ちします。

これは将来的に見ても大きな問題で、リフォーム代などがかからずお得に長く住めることになります。

4.洗濯物がよく乾く

日当たりがいいと、冬でも洗濯物がよく乾きます。

面倒くさがらず、布団もどんどん干しましょう。

ダニの繁殖防止や殺菌効果も期待できます。

こまめに干した布団は、安眠効果もありますよ。

日当たりが良いことのデメリット

癌やうつ病に好影響!?…光熱費から精神にまで影響を及ぼす〝日当たり〟について徹底解説

日当たりが良いことにデメリットなんてあるの?と思った方もいるかもしれません。

ところが、日当たりが良すぎてもデメリットとなってしまうのです。

1.夏暑い

あまりにも日当たりが良いと、夏場にエアコンが効かない!という場合もあります。

日よけのすだれなどで日差しをシャットアウトしましょう。

2.UV対策が必至

ベランダや庭で洗濯物を干すだけでも日焼けしてしまうと言われています。

皮膚癌予防のためにも、日焼け止めを塗るか長袖を着るなどしましょう。

3.まぶしい

パソコンに向かって仕事をする人などは、1日中強い日差しが入ってくると集中できません。

日差しの優しい北向きの物件を敢えて選ぶのもいいかもしれません。

4.家具やふすまが日焼けする

強い日差しに長期間さらされていると、家具やふすま、畳。書籍などが日焼けしてしまうことがあります。

日光にはカビを防いでくれるメリットもありますが、一方でこうした短所も発生してしまいます。

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方角別おすすめの部屋

ひとくちに「日当たりが良い」と言っても、どの方角に向いているかでその特徴は変わります。

一般的には南向きの部屋を日当たりが良いと言いますが、ライフスタイルによっては必ずしもそうとは言えません。

方角別の特徴と、それぞれの方角に向いている部屋をご紹介しましょう。

南向きの特徴&おすすめの部屋

1日の中でもっとも日光が届く時間が長いのが、南向きの特徴。

日中に家にいる時間が長い方は、日中にいるリビングやワーキングスペースなどを南向きにすると良いでしょう。

ベランダも南向きにすると洗濯物が乾きやすくなります。

東向きの特徴&おすすめの部屋

東向きは、朝の光がたっぷりと注ぎ込みます。

朝、日の光を浴びて一日を始めることは健康にもつながりますので、寝室や子供部屋におすすめ。

また、夏には南向きほど強い日差しを受けることがないのでリビングワークスペースにもおすすめです。

西向きの特徴&おすすめの部屋

西向きは午後から夕方にかけて、陽射しが入ります。

午後に陽射しを受けると冬は暖かくなりますが、夏は暑くなりがち。

西日が強いため、家具などの日焼けも起こりやすいです。

日中外出している方の寝室にすれば、夏は遮光カーテンを引いて暑さを防ぎ、冬は太陽光で寝室を暖めておくこともできます。

長い時間日が当たるのでベランダにもおすすめです。

北向きの特徴&おすすめの部屋

北向きは直射日光があたらないため、夏を涼しく過ごすことができます。

全体的に暗くなりがちなので、納戸お風呂などに向いている方角です。

日中あまり家にいない人にとっては、北向きのリビングでもいいかもしれません。

一般的に北向きの家は南向きの家よりも安価であるため、ライフスタイルが合えばお得に買うことができます。

また、北向きは他からの視線が入りにくいので裏庭を作ることにもおすすめです。

日当たりの良い物件を選ぶポイント4つ

では、日当たりの良い家を選ぶにはどんなポイントを見れば良いでしょうか?

4つのポイントをご紹介します。

1.迷ったら南向きがベスト

やはり一番過ごしやすく明るい南向きが一番のオススメですが、東向きの物件も過ごしやすいのでおすすめ。

先ほどの方角別の特徴と照らし合わせながら、自分のライフスタイルに合わせた間取りであるかを確認しましょう。

また、朝、昼、夕とそれぞれの時間帯に内覧し、日当たりをチェックすることも重要です。

2.大きい窓&窓の数が多い

窓の大きさや数も重要です。

大きな窓があれば、部屋は一気に明るくなります。

またトイレや風呂場には小さい窓があるだけで光を取り込めるので、明るい印象になります。

窓を開ければ通気も良くなり、カビの発生なども防止できます。

3.周囲の建物をチェック

高層マンションが建っていないか、今後建つ予定はないか?なども調べましょう。

近くに大きな建物があるとせっかくの日当たりが台無しになってしまいますし日照問題にも発展しかねません。

これは不動産屋よりも、役所に問い合わせるのがおすすめです。

HPで都市計画を公開していることもあるので、調べてみましょう。

4.家の前の道路・隣家との距離は広い方がいい

家の前に広い道路が通っているかもチェックしましょう。

広い道路があれば、家のすぐ目の前に高い建物が建つ心配はあまりないので、日当たりを確保できます。

さらに隣家との距離も広い方が、より長い時間陽射しを受けることができます。

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日当たりが悪くても工夫次第で明るく暮らす

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どうしても日当たりがイマイチな物件を選ばざるを得ない…という方は、少しでも部屋を明るくして暮らす工夫をしましょう。

1.薄手のカーテン

カーテンを薄手にすることで、布特有の重圧感を解消します。

また、光がふんだんに差し込むことで、部屋も広く感じます。

2.間接照明で壁を照らす

視覚効果で、部屋が明るく感じます。

その上、部屋がぐっとオシャレになります。

3.鏡を置く

鏡は部屋中に光を拡散させます。

結果、部屋を明るい印象にします。

4.壁は白、家具は明るい色をチョイス

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白は光を反射させます。

また、パステルカラーやビタミンカラーの明るい家具なら、気分も明るくなりそうです。

5.家具の大きさ&配置

大きな家具は、それだけで光を遮ってしまいます。

出来るだけ背の低い家具を選びましょう。

また、家具の配置も重要です。

部屋を明るく見せるためには窓側の反対側に家具を置き、光を遮らないようにするといいですよ。

癌やうつ病に好影響!?…光熱費から精神にまで影響を及ぼす〝日当たり〟について徹底解説

まとめ

いかがでしたか?

日当たり良好の物件は、やはり価格が高いだけの価値があるようです。

しかし、予算や立地条件から、東向き、西向き、北向き物件を選ぶこともあるでしょう。

ここで考えたいのは、家族のライフスタイル。

朝型なのか、夜型なのかで多少の妥協点も生まれ、物件選びの幅も広がってきます。

東向きの家は朝日を浴び、元気な1日をスタートできます。

また、西向きの家は夕陽がきれい…なんてメリットも!

物件選びは、とにかく焦らずじっくりと。

家族のライフスタイルを振り返り、話し合って行うことが第一条件かもしれません。

これから物件探しを始める方はもちろんのこと、〝日当たりだけ妥協しようか…〟と、お悩みの方はぜひ参考にしてください。

 

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