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誰でも一度は老後の心配をした事があるのではないだろうか?
テレビや新聞では老後の年金、住まい、働き方など様々な老後の話題について、コメンテーターが頻繁に議論を繰り返している姿をお茶の間でよく見かけます。不安を抱くのは当然だと思います。
しかし、正しい認識と意識をもっている事で豊かで楽しい老後をおく事ができます。
記事の中で「老後の住まい」について、お伝えしていきます。
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1.人生設計図をつくる
仕事や子どもの育児や高齢者への介護など、多くの人は忙しい毎日を送って生活しています。マイホームを購入した場合、住宅ローンなどを支払いが必要になる人がほとんどです。毎月多くの支払いなどを抱えている人が多いため、将来的なことへの生活像は描けないという人も少なくありません。
しかしながら、将来のことを考えて準備していくことは、自分や家族の人生設計図を作ることに繋がる重要なことだと思います。ここをはっきりさせる事により、普段の生活の中で貯金の方法やリフォームのタイミングなど色々と判断する局面で役にたちます。
生活設計とは将来を思い描くことで、現在の状況だけではなく老後の住まいなども視野に入れて考えなければいけません。自分の望む生活を描き出し、”その生活を手に入れるため”にはどのような条件が必要なのかを考えていくことが非常に大切になってきます。
1-1.家族構成から住まいを考える
上記で人生設計について触れましたが、将来に向け目標を立てながら生活設計を立てていくことになりますが、「老後の住まい」などについても考えていくことが必要です。
子どもが成長し独立などをすると、今までとは家族構成が大きく変化するのが大きな特徴です。子どもの成長を考えてマイホームなどを購入した場合は、独立し同居をしなくなると今まで利用していた部屋が空いてしまいます。
家族構成に合わせて最初のマイホームを購入したり建てたりすることが多いため、子どもが独立すると家が広すぎてしまうことが少なくありません。子育てに合わせて考え、購入する事は当然ですから、仕方のない事です。
子どもがいなくなって部屋を使わなくなっても、部屋に汚れなどがたまるため掃除をしなければなりません。
老後は夫婦ともに高齢になってしまうため、使わなくなった子ども部屋の掃除は大きな負担に感じてしまうケースが多いです。
特にマイホームが平屋建てではなく2階以上の複層階では、ホームエレベータなどが設置されていなければ毎日のように使う階段もお年寄りの体にとっては辛く大きな負担ですし、階段から落ちるなど怪我へのリスクも高くなってしまいます。
子どもの遊び場として使っていた庭も、雑草などが生えてくるため定期的な手入れが必要になります。子どもが独立し夫婦が定年退職を迎えた場合、今までの生活スタイルから大きく変わってしまうことが大きな特徴です。快適だったマイホームが使いにくく感じ始めることも多く、このような場合は住み替えを考えることも必要になります。
1・人数が減り、部屋があまる
2・掃除やメンテナンスに労力がかかる
3・階段や風呂など危険が増える
2.地域の周辺環境
老後の住まいを考える場合、マイホームの広さだけではなく、利便性や生活環境を考えることが大切です。鉄道やバスなどの公共交通機関から自宅が離れている場合は、毎日の生活が不便になることが少なくありません。
車などを運転することも、歳を重ねるごとに難しくなっていきますし、自宅の周辺に銀行や郵便局やスーパーマーケットなどがない場合は、公共交通機関から離れ、車がつかえないと毎日の生活に支障をきたすことも珍しいことではありません。
もちろん宅配サービスや家事代行などの業者もたくさんありますが、費用もかかりますので、できれば避けたいところです。
2-1.田舎暮らし
このような生活に不便を感じる場合は、利便性のよい場所への住み替えを考えることが必要です。利便性のよい都会に住んでいた場合は、自然環境のよい田舎暮らしをしたいと考えている人も大勢います。
もちろん田舎暮らしは素敵な事で、空気も綺麗ですし、食事もおいしく老後の生活する上で憧れですよね。田舎暮らしの中にも「利便性の良さ」は頭に入れておくと良いと思います。
他にもシニア向けのマンションや施設など老後を送るにあたり便利な施設も出来ています。
選択肢が多いのですので、よく考え検討する事が大切です。
3.住み替える場合
仕事や子どもの育児のために都会に住んでいた人でも、緑豊かな環境の中で菜園などの趣味をしたいと考え住み替える人も少なくありません。都会から田舎へ住み替えることを考える場合は、現在住んでいるマイホームをどうするのか?を先に考えておく必要があります。
田舎暮らしをするために住み替える場合は、現在利用しているマイホームを処分する人がほとんどです。マイホームの処分方法には、売却や子どもに譲るなどの方法があります。
- 現在住んでいるマイホームを子ども家族が使う場合は、譲ってしまうことも住まいの処分方法の一つです。子どもにマイホームを相続してもらえば、安心して自分たちの希望する老後生活を始めることができます。一緒に暮らさなくても家族にはしっかりと意思を伝え、賛同してもらう事が必要でしょう。
2. 子どもがいなかったり相続しない場合は、売却などをすることが必要です。住宅ローンが残っている場合は、売却資金を新しい住まいの購入費用にすることができます。
3. 売却する時期に住宅ローンが残っていない場合は、自分たちの都合に合わせて処分することが可能ですので、住み替える時期だけで早めに計画し、専門家に相談しておくと良いでしょう。
4. 住宅ローンがまだ残っている場合は、売却費用によっては負担がでてくるので注意が必要になります。ローンの残債が残っている場合は、返済を済ませなければいけません。
売却代金で足りない場合は、自己資金でローンの残債を支払うことが必要です。
5. 住み替えるためには多額の費用が必要になることがあるため、老後に備えて資金を準備しておくことが大切になります。住宅ローンが残っている場合は、マイホームを賃貸にすることも考えてみましょう。賃貸で得られる家賃を、ローン代や生活費を生活費などにすることも豊かな老後生活を送る上で一つの方法です。
6. 住み替える場合は、周辺環境をしっかり確かめることも大切になります。高齢になると体が弱ってくるため、病気などにかかることも珍しくないですし、住み替え先に病院やなどの施設が整っていることも、生活設計を考える上で必要です。
7. 新しく住み替える場所が賃貸物件の場合は、引っ越し先が決定してから売却などをすることが大切になります。賃貸物件を見つけるよりも先に売却などをしてしまうと、見つかるまで住む場所がなくなってしまうので大変です。老後の生活設計をするためには、現在の住まいをどのように活用するのかを考えることが大切になります。
介護付き有料老人ホーム
介護が必要な方はもちろんですが、介護が必要でない方も自ら選択し、入居されることが近年では増えてきているようです。
1億円以上する高級老人ホームなどもあり、そこでは医師が常駐し健康管理をしてくれたり、
美味しい料理や娯楽など様々なサービスが受けられ安心して入居できるというメリットがあります。
老後でよくあるのは、人との関わりが減り寂しい毎日を過ごしているという話もよく聞きます。
会社に勤めている時には交流があっても引退すると関わる人が自然と少なくなります。
介護付き老人ホームであれば、同じ年代の方達とコミュニケーションが図れ楽しい毎日を送れそうですね。一つの選択肢として頭に入れて置くと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?超高齢化社会にはいり、生きてる人すべてが考えなくてはならない事です。私自身も老後については人ごとではありません。
幸せな人生の歩み方として参考になれば、幸いです。
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