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30代や40代の元気なうちに建てた家であっても、老後になると、体力の衰えとともにマイホームと言えど使いづらくなってきます。
自分が年を取るということは、同居する親や配偶者も年をとるということです。
小さな事故や怪我で、大きな障害が残る可能性もあります。
場合によっては車椅子を使わなければならないなんてことも。
そこで、検討したいのがバリアフリー住宅へのリフォームです。
バリアフリー(Barrier free)とは、高齢者や障害者が社会生活を営む上での障害を取り除いた状態のことです。
例えば車椅子でスムーズに移動できる構造にする、といったものですね。
一概にリフォームといっても規模は様々で、価格も内容によって大きく変動します。
ここでは住宅のバリアフリー化の一部をご紹介します。
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1.ドアを引き戸にリフォームしよう
住宅に使われているドアは、いくつかの種類に分かれています。
その中でも、前後に開閉する「開き戸」や「折れ戸」が多い家は、少し注意が必要です。
というのも、もし車椅子が必要な状態や、つえを使って移動をする場合、これらのドアだと開閉がし難くなるからです。
ドアを前に押すと、その反動で車椅子が後ろに押し出されてしまいます。
またドアの開閉に応じて、車椅子を動かす必要も出てきます。
主要なドアだけでも「引き戸」にしておくと、1人でも開閉がスムーズに行えます。
車椅子からでも楽に手が届くバーハンドルを設置することもできますね。
年を取ると握力も衰えてくるので、楽に開けられるものを選びましょう。
開口幅は車椅子が通れる90㎝以上を確保しておくのが望ましいです。
引き戸を引くスペース確保をする際に大きな工事になることもありますが、予算の目安は10万円~20万円程度です。
また、スイッチを押したり、センサーに反応してドアが開閉したりする自動ドア仕様にすることもできます。
既存のドアに後付けで付ける装置も販売されているので、ドアの開口幅(90㎝以上)が確保できていれば検討しても良いでしょう。
予算の目安は30万円~50万円です。
頻繁に利用するドアになら導入する価値ありではないでしょうか。
2.手すりをつけて転倒防止
高齢になってくると、徐々に足腰が弱くなってきます。
しかし日常生活で必ず利用する通路があります。
そうした通路には転倒防止の為の歩行補助手すりを設置しておくと安全に移動できます。
特に階段は危険なので、丈夫な手すりをつけておきたいですね。
手すりはできれば連続して設置しておきましょう。
廊下部分や階段に設置するなら、手すりの高さは大体75㎝~85㎝ほどになります。
手すりの先は、衣服が引っかからないようにしておきます。
通路だけでなく、トイレや玄関、浴室といった身体の向きを変えたり座ったりする場所でも同様です。
こちらは動作補助用の手すりをつけると便利ですね。足腰が弱っていても、できればトイレやお風呂は介助なしで利用したいと思うものです。
手すりを付けるだけで、物理的にも精神的にも楽になる効果は大きいですよ。
すでに手すりを必要としている方がおられるなら、その方が一緒にいる時に手すりを設置しましょう。
実際に利用する人が使いやすい構造にしなければ意味がありません。
まだ家族が若くて足腰も丈夫な状態でも、手すりをつけるのは転倒防止に繋がります。
それでも事故が起きた場合は、手すりの位置や高さを変更することも考えましょう。
3.床の段差をなくそう
段差があると車椅子での移動ができなくなりますし、つまずいて転倒する危険性が出てきます。
バリアフリーの観点からは、家のあちこちにある段差をできる限り解消する必要が出てきます。
そもそも段差を設けない方が望ましいのですが、段差がある場所でも対策を講じることができます。
特に外の地面と玄関ポーチのところに段差があると、外出する際にとても不便です。
段差解消をする際に取り入れやすいのは「スロープ設置」です。
スロープとは坂道のことを指し、傾斜をつくることによって、高いところから低いところに段差なしで移動できます。
スロープを設置する際には、できれば車椅子が通れる幅(90㎝以上)を確保したいですね。
またスロープ設置には、ある程度の面積が求められます。
実際に介助者が車椅子を押しやすく自走可能とされる傾斜は5℃と言われています。
5℃の傾斜を確保するには、直線距離だけでは大変なのでスロープをL字で設置するなどの工夫が必要です。
またスロープを設置する際は、滑りにくい床材を選びましょう。
家の中のドア部分にも若干の段差がある事が多いですね。
こちらは、小さな段差解消スロープを設置するだけで、移動しやすくなります。
家全体の段差をなくしたい場合は、低い床を全体的に高くする工事もできますが、費用は高くなります。
4.ホームエレベーター設置で移動がラクラク!
2階以上の住宅であれば、ホームエレベーターを設置するというリフォームもあります。
車椅子が必須になったり、足腰が弱った状態になったりすると、1階から高層階に移動する事自体に危険がともないます。
その場合、ホームエレベーターを吹き抜け箇所や空き部屋、押入れなど使っていないスペースに設置することで、階層を気にせずに暮らすことができます。
土地が広ければ、家の外部に設置することも可能です。
ホームエレベーターは1981年以前に建てられた家の場合、旧耐震基準になっているので設置許可が降りない場合もあるので留意しておきましょう。
エレベーターを設置する際は「エレベーターの確認申請」が建築基準法により義務付けられています。
ホームエレベーターを設置するには、200万円~300万円ほどの費用がかかり、毎年数万円のメンテナンスコストが必要になります。
しかし、2階建てや3階建ての建物を所有されている方であれば、広く便利に自分の家を使いたいのは当然でしょう。
高層階の方が日当たりも良いですし、一緒に暮らしている家族も移動が楽になるなど、多くのメリットがあります。
5.補助金を上手く利用しよう
バリアフリー住宅にするためにリフォームを行う際に懸念となるのは、やはり費用でしょう。
内容によって数千円でできることもあれば、数千万円といった高額な費用がかかることも想定されます。
ただし、バリアフリーリフォームの場合は、国や自治体から補助金を受けることが可能です。
例えば介護保険制度なら、すでに家族に「要介護」や「要支援」といった認定を受けた方がいた場合、20万円までのリフォーム費用であれば、9割まで補助をしてくれます。
これなら廊下や浴室などに手すりを取り付けたり、段差の解消、滑りやすい床材を取り替えたりすることができます。
また、バリアフリーの為のリフォームをすれば、固定資産税の軽減措置が受けられる可能性があります。
こちらは国が定めた制度であり、2007年以前より建てられている住宅についての措置になります。内容は、「100㎡相当」までは固定資産税の3割が1年間減額するというものです。
他にも、自治体独自の補助金もあるので、自分が住んでいる場所で受けられる補助金が無いか調べてみましょう。
市町村の窓口に行けば、補助金の有無を教えてくれるはずです。
6.まとめ
バリアフリーリフォームは、そこに住む人全てが安心安全に生活できるようになることが目的となります。
床材を滑りにくくしたり、手すりをつけたりすることは、高齢者や妊婦、幼児はもちろん、健康で体力のある方にとっても余計な怪我を失くす事に繋がります。
現在から将来も見越して、バリアフリー対策を取っておきましょう。
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