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都会ではほとんど出会うこともない「和室」。
特にマンション住まいの方は、実家に帰った時か、お寺にでも行った時くらいしか和室を見る機会もないのではないでしょうか。
しかし近年、この和室を見直そうというムーブメントが起きています。
畳に障子、ふすまに掘りごたつ、こんな和室でゆっくりとくつろぎたいというニーズが強まってるんです。
しかし、もし家に和室を作ったとしても、どうやってメンテナンスしていいか分からない、という声があるのもまた事実。
ダニやハウスダストなども気になりますよね。
そこで今回は、和室の設備のメンテナンス方法を説明します。
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1. 畳のメンテナンス
和室と言えば畳とイメージする人も多いですね。
昔の家には必ずと言っていいほど床の間があり、そこに仏壇や神棚がありました。
畳に座ってちゃぶ台にご飯をよそってたべるのが、日常だったんです。
しかし今では、畳に触れたことがないという子どもも増えているとか。
ただし、近年の和室ブームで畳の機能面やデザイン面に注目が集まっていますよ。
1-1. 畳とは
畳とは、い草を編み込んで作られる日本の伝統的な床材です。
日本古来のものとイメージしている人も多いと思いますが、実は庶民が使用するようになったのは江戸中期以降だと言われています。
種類はいくつかありますが、基本的なサイズは3尺 × 6尺。
センチメートルに直すと182cm × 91cmで、これがいわゆる一畳です。
最近では畳縁のない、正方形のモダンな畳もはやっています。
カラーも種類が豊富になっていて、家具やインテリアに合わせて畳も選ぶと面白いですよ。
1-2. 畳のメンテナンス方法
畳のメンテナンスには3つの方法があります。
畳表の裏と表をひっくりかえす「裏返し」、畳表のい草を新しくする「表替え」、畳を新しく新調する「新畳」。
それぞれについて説明します。
●裏返し
裏返しとは、その名の通り畳表の上下をひっくりかえすことで、よく間違えられるのが「畳そのものをひっくりかえすこと」。
そうではなく、あくまで「畳表」と呼ばれる、畳の表面のい草部分を剥がして上下を裏返すことです。
目安は、2年〜5年程度でしょうか。
日光があたって日焼けしていたり、ちょっとした引っかき傷や汚れなどに対しては有効な手段です。
●表替え
畳の表面の畳表を新品にすることです。
裏返しは基本的に1度しかできませんので、裏返しにした畳が汚れたら、次は、表替えを行いましょう。
新調したようにいい匂いがする い草のこの匂いが好きという方は多いでしょう。
3〜10年ほどが目安です。
●新畳
裏返しや表替えで畳の表面をメンテナンスしても、畳の芯材である畳床は同じですので、畳が凹んだり、大きく傷んだり、畳を歩くとへこんだりする場合は 新畳へ交換が必要です。
10〜15年が目安だと考えて良いでしょうが、自分で交換の判断が難しい場合は、畳屋さんに畳の状況を診断してもらいましょう。
●長持ちさせるコツ
天日干しをすると、湿気を逃がすことができるので長持ちします。
カビやダニの発生を抑える効果も期待できますよ。
注意点としては、畳表を太陽から裏側にして、陰干しにすること。畳表を直射日光に当てるのは、日焼けや傷みの原因にもなります。
基本的には、換気をして衛生面で気をつけていれば長持ちします。
しかし、「裏返し」「表替え」をすることで大きく寿命が伸びることもあります。
2. 襖(ふすま)のメンテナンス
「子どもが遊んでいて襖に穴を開けたり落書きをした」、「襖の引き手が取れそうでグラグラしている」、「戸の滑りが良くないので開けづらい」というように、襖のメンテナンスが必要な時は度々あります。
そんな時は、襖のそれぞれの箇所にあったメンテナンスが必要です。
2-1. 襖とは
襖とは、部屋と部屋を仕切る建具です。
大きな絵が描いてあったり、模様がついていたりします。
最近では、シックハウス対策の襖紙を使用した襖を設置するご家庭も増えてきているそうです。
引手は、銅や鉄でてきている物から錆びることのないプラスチック製の物もあります。
2-2. 襖のメンテナンス方法
襖の寿命は、5年から10年が目安です。
しかし、大きな穴が空いたりした場合はすぐにメンテナンスを行いましょう。
●張替え時期の目安
シミ、全体的な黄ばみ、襖紙の剥がれといった経年劣化が判断の基準になります。
●張替え方法
襖にはいくつか種類がありますが、その中でも昔からある一般的な「本ぶすま」の張り替え方を動画で見てみましょう。
引用:https://www.youtube.com/
襖の種類によって張り替え方が異なっているので、どの種類の襖なのか確認が必要です。
●長持ちさせるコツ
襖の汚れを大きく分けると「引き手周辺の手垢」「襖紙の汚れ」「襖下のゴミ」の3つです。
それぞれにあった掃除を行うことで長持ちさせることができます。
引き手周辺の手垢には、消しゴムを使って掃除してみてください。
このとき強くこすりすぎると破れてしまうので、優しくこすることがポイントです。
襖紙の汚れは、ちょっとしたものであれば襖用の補修紙を張って隠してしまいましょう。
全体的に黄ばんでしまっていたら、ふすまを張り替えてしまった方が早いでしょう。
襖下のゴミを取り除く場合は、輪ゴムを使います。
使い方は簡単です。襖の下に輪ゴムを置いて何度か動かすだけです。
これだけでホコリやゴミを絡め取ることができます。
一度汚れてしまうとなかなか落とすのが大変なので、日頃からこまめにお手入れをしておくと良いでしょう。
3. 障子のメンテナンス
縁側や居間などを仕切っていましたが、現在ではあまり見かけなくなりました。
張り替える機会は少ないかもしれませんが、メンテナンス方法をご説明します。
3-1. 障子とは
障子とは、閉めたままでも部屋に明かりを入れる事ができる扉や窓のことです。
最近ではガラスが普及したため見る機会は減っているかもしれませんが、海外では障子紙を窓に張り付け目隠しにするといった使い方で活躍しているようです。
3-2. 障子のメンテナンス方法
引用:https://www.youtube.com/
4. 押入れのメンテナンス
換気がしっかりしていないと湿気でカビだらけなんてこともあるのが押入れです。
とくに梅雨の季節には湿度も高くなるので、湿気対策は欠かすことができないものです。
気づいた時には…。となる前にしっかりメンテナンスをしていきましょう。
4-1. 押入れとは
押入れとは、布団などの寝具を入れて置くための収納スペースです。
クローゼットとの大きな違いは、押し入れは布団を収納するスペースで、クローゼットは衣類などを収納するスペースと覚えておくといいと思います。
4-2. 押入れのメンテナンス方法
押入れを長持ちさせるためには、湿気対策をしなくてはいけません。
湿気を防ぐためのいくつかの方法をご説明します。
●布団は干してしっかり乾燥させる
人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくなんて話聞いたことありますよね。
そのまましまってしまうのは避けましょう。
●通気を良くする
布団などを直には置かず、すのこを敷いてあげると風通しがよくなります。
●除湿をする
簡単に除湿ができる方法として、新聞紙を使うと良いです。
湿気を吸い取ってくれる効果があるので、丸めて置いておきましょう。
乾燥シートや除湿剤も一緒に使うとより効果的です。
6. まとめ
洋室と違い和室ならではのお掃除が必要になりますが、日本の気候にあう部屋が作れるのが特徴です。
正しいメンテナンスを行って快適な生活を送りましょう。
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