promotion
美術館と聞くと絵画や写真を見に行くところと思ってしまいますが、実は建物そのものが五感をフルに使って楽しめる場所であることも多くあります。展示する作品を美しく見せる配慮をしながらも、建築物としての美をも誇る―このような場は特に「有名美術館」として知られ、ネットでもその写真を多く見ることがあります。
建築という世界に触れる第一歩としてもおすすめできるのが、有名美術館めぐりです。各美術館には特別展示期間外でも、その美術館所蔵の品を常設展示しています。美術にも建築にもこれから触れて行きたいという方におすすめしたい有名美術館。旅先での立ち寄り先の一つに加えて頂きたいと思います。
また、解説に入るまでに失敗しない家づくりで1番重要な事をお伝えします。
「夢のマイホーム」の実現に向けて、多くの人が住宅展示場を訪れたり、雑誌やウェブサイトで情報を集めたりします。
しかし、その一方で、家づくりを始める前に「知っておくべきだった…」と後悔する人が後を絶ちません。
理想の家を建てるためには、情報収集が最も重要と言っても過言ではありません。
しっかりと情報収集を行わずに安易に住宅メーカーを決めてしまった結果、取り返しのつかない後悔をしてしまう方は非常に多いです。
家づくりで失敗しないために、そして、あなたの理想を叶える家を建てるために、ぜひ活用していただきたいのが「一括資料請求サイト」です。
一括資料請求サイトを利用すれば、複数の住宅メーカーの資料をまとめて取り寄せることができます。
家づくりのプロが厳選した優良企業ばかりなので、安心して利用できます。
「でも、資料請求って面倒くさそう…」
そんな忙しいあなたも、隙間時間で簡単に情報収集を進めることができるように、今回はスマホから1分で出来るサービスを2つご紹介します。
①SUUMO 「SUUMO」は、豊富な物件情報だけでなく、家づくりに関する情報も充実しているのが特徴です。 特に、地域密着型の工務店の情報が豊富なので、「地元の工務店で、こだわりの家を建てたい!」という方におすすめです。 ②HOME4U家づくりのとびら 「HOME4U家づくりのとびら」は、NTTデータグループが運営する、信頼と実績のあるサイトです。 無料で家づくりプランを作成してくれるサービスが人気で、「まだ具体的なイメージがない…」という方でも、理想の住まいを具体的にしていくことができます。 |
家づくりは、多くの人にとって、人生で一度きりの大きなイベント。
だからこそ、後悔のない家づくりを実現するために、まずは情報収集から始めてみましょう!
今回ご紹介した一括資料請求サイトを有効活用して、あなたにぴったりの住宅メーカーを見つけてくださいね!
きっと、あなたの夢を叶える、素敵な家との出会いが待っています。
さあ、理想の住まいづくりを始めましょう!
SUUMO・・・地域密着型の工務店を探したい方におすすめ!
家づくりのとびら・・・無料で家づくりプランを作成したい方におすすめ!
それでは解説をしていきます。
1.金沢21世紀美術館
photo by https://www.kanazawa21.jp/
兼六園や金沢城公園からもほど近い都心型の美術館です。円と四角で構成された、シンプルすぎるほどシンプルな佇まい。360度全てが総ガラス張りで明るく開放的で、誰もを受け入れる懐の深さを感じさせます。入場料金も展覧会ゾーン以外は無料。常設展示作品はレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」、ジェームズ・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」など、建物そものもに組み込まれたようなものが多いのも特徴です。
設計:SANAA(妹島和世・西沢立衛)
photo by http://www.dezeen.com/
1996年に日本建築学会賞作品賞を受賞したのをはじめ、この金沢21世紀美術館では第9回国際建築展金獅子賞を、2010年にはアメリカ合衆国プリツカー賞を受賞。海外での評価も高く、2000年にはヴェネツィア・ビエンナーレで日本館の会場構成を手掛けるなど近代アートとの接点が多い。「ディオール表参道」もSANAAの作品。
2.横須賀美術館
photo by https://ja.wikipedia.org/
市制100周年を記念して建てられた横須賀美術館は、敷地を大胆に用いたスクエアな印象。それでいながら圧迫感を感じさせず、人を自然と吸い寄せるような作りは、海に面した正面にオープンテラスのレストランがあるから。塩害に配慮しながらも明るくナチュラルな光を感じられる独特の作りです。谷内六郎館は、週刊新潮の表紙絵を描いてきた同氏の原画が展示されています。
設計:山本理顕設計工場(山本理顕)
photo by http://db.10plus1.jp/
事務所設立後も横浜国立大学大学院教授、横浜国立大学大学院客員教授、日本大学大学院特任教授として若手の育成に携った。熊本県営保田窪第一団地、東雲キャナルコートCODAN1街区、横浜市下和泉地区センター・下和泉地域ケアプラザなど、人の暮らしに寄り添う建築物も多く、1999年にはグッドデザイン賞金賞、2002年には日本建築学会賞受賞。
3.十和田市現代美術館
photo by http://www.artstowada.com/
市役所や消防署に挟まれた敷地に、大小様々なサイズの建物が現れ驚かされます。個々のハコ型の建物は独立した展示スペースで、全てがガラス張りの廊下でつながっています。敷地を含む空間そのものを体感型の美術として感じさせるインスタレーションの考え方に沿って、オノ・ヨーコや草間彌生など、近代美術に詳しくない方でも知っている著名な作家の作品が展示されています。
設計:西沢立衛建築設計事務所(西沢立衛)
photo by http://www.a-proj.jp/
2004年にイタリアベネツィア・ビエンナーレ第9回国際建築展金獅子賞受賞。翌年にはスウェーデンショック賞(視覚芸術部門)受賞。日本建築学会賞は3度受賞。代表作には美術館やギャラリーが多い。著書に「美術館をめぐる対話」があり、建築とアートに関心のある方には一読頂きたい。
4.大分県立美術館
photo by http://www.pref.oita.jp/
毎年「アルゲリッチ音楽祭」が開催されるiichiko総合文化センターに面した大分県立美術館。駅から徒歩10分圏内で音楽とアートを同時に楽しめるよう建築されました。道行く人を吸い込むようなガラス張り(開閉式)の1・2階部分、3階部分は大分県の特産品である竹細工を思わせる木の構造物が。コレクションは主に大分県出身の画家・陶芸家・竹工芸家・彫刻家の作品があります。
設計:坂茂建築設計(坂茂)
photo by http://jp.wsj.com/
日本の建築家でありながら、ニューヨーク州登録建築士でもある。1996年には吉岡賞、2009年には日本建築学会賞作品賞を、2014年にはプリツカー賞を受賞。被災者の心に寄り添い、紙やコンテナを活用した仮設住宅や教会を設計することが異色の建築家ともされるゆえん。建築資材製造を途上国の工場に任せ、大規模災害が起きた際には仮設住宅供給に用いるビジネスモデルを推し進めている。
5.豊田市美術館
photo by https://ja.wikipedia.org/
鉄+ガラスのシンプルな形状は、作品の管理に大切な日光の遮断や空調のコントロールに最適で、機能的です。敷地の傾斜に合わせ、1階部分は芝生広場の広がるエントランス、2階部分は人工の広い池を望むことができ、建物内部から見る風景の変化を楽しむことができます。数多くの作家の日本画・シュルレアリスム・現代美術・写真、特にダリの作品も所蔵していることで知られています。
設計:谷口建築設計研究所(谷口吉生)
photo by http://www.new-york-art.com/
谷口吉郎を父に持ち、純粋なモダニズム建築を追及してきた。ニューヨーク近代美術館新館や土門拳記念館、東京倶楽部にその髄を見ることができる。2005年に第17回高松宮殿下記念世界文化賞建築部門受賞、2008年には日本芸術院会員となった。「モダニズム」に興味がある人には、谷口吉生氏の作品に触れて欲しい。
6.長崎県美術館
photo by https://www.nagasaki-museum.jp/
自然に人が吸い込まれるような「ギャラリー棟」、美術品の展示・収蔵庫のある「美術館棟」が回廊で結ばれる特徴的なデザイン。回廊部はカフェで、眼下には運河が緩やかに水を湛えています。「長崎水辺の森公園」に隣接し、自然とアートを一体的に体感できる場所として、グッドデザイン賞や日本建築家協会賞、マーブルアーキテクチュラルアワード(イタリア)を受賞、国外からも注目されました。長崎にゆかりのある近代美術品、スペイン作家の作品が約6000点収蔵されているとのこと。
設計:株式会社日本設計・隈研吾建築都市設計事務所(隈研吾)
photo by http://www.asahi.com/
京王プラザホテル・新宿三井ビルの高層建築技術と、愛知万博長久手日本館・北海道洞爺湖サミット国際メディアセンターのテーマとなった環境の日本設計。その日本設計に一時籍を置いた隈研吾は、ポストモダン建築からやはり自然素材の活用へと舵を切った建築家の一人。近年は国際コンペ受賞が増え、世界に知られる建築家となっている。
7.地中美術館
photo by http://www.benesse-artsite.jp/
「展示作品ありき」で設計された、他に類を見ない美術館。建築物というよりは、地中の壕といった印象で、自然光のみで作品鑑賞できる面白さがあります。時間帯により光の差し込む角度が変わるため、1日中そこにいても飽きさせない巧みさが特筆すべき点といえるでしょう。建築物はほとんど見えないこと、わざわざ直島という離島に渡らなければならない、モネ「睡蓮シリーズ5点」など三人のアーティストの作品のみが常設展示されているといった点も、「特殊」といわれるゆえん。
設計:安藤忠雄建築研究所(安藤忠雄)・日建設計
photo by https://ja.wikipedia.org
日本建築学会賞はもちろんのこと、日本芸術大賞、文化勲章、2002年にはローマ大学名誉博士号を得た。イタリア共和国功労勲章を授与された2名の日本建築家のひとり。自身が子どもの頃に住んだ長屋の経験から光と風を熟知しており、コンクリート打ち放しでありながらも自然を感じられる建築物を多く生み出す。
8.青森県立美術館
photo by http://www.aomori-museum.jp/
白いキューブ状の建物が地面から萌え出ているようなイメージのこの美術館は、地下2階地上2階。三内丸山遺跡に隣接する敷地ということもあり、建物の中の順路は発掘現場の溝を思わせます。連綿と続いてきた生活の名残を現代建築という形で再表現した建物の随所には、「青森フォント」と呼ばれる文字・アイコンで案内表示がなされ、トータルで見る者を魅了するといわれています。棟方志功、関野凖一郎、阿部合成などの作品がコレクションされています。
設計:青木淳建築計画事務所(青木淳)
photo by http://greenz.jp/
磯崎新アトリエに勤務した後、独立。一般住宅から公共・民間の建築物、ルイ・ヴィトン表参道ビル、ルイ・ヴィトン銀座並木通り店に至るまで幅広い。日本建築学会賞作品賞、文化庁芸術選奨新人賞を受賞。事務所では「新卒しか採らない」「4年経てば独立させる」の主義を貫き、自らも、スタッフも成長し続ける体制で知られる。
9.21_21 design sight
photo by https://ja.wikipedia.org/
まるで折り紙を思わせるファサード。屋根がそのまま地面に根付いたような形状は、「人や自然に対する礼節を重んじる日本人の美意識」を表現したものだといいます。1階はロビー、地下はふたつのギャラリーとサンクンコート(地下庭)というとてもシンプルなつくり。美術館にとって大切な光をコントロールと同時に、解放感を感じられる稀有な建築物です。
設計:安藤忠雄建築研究所(安藤忠雄)・日建設計
photo by https://ja.wikipedia.org
「光の教会」「水の教会」でコンクリートと自然との共存を美的に表現したことから、国際教会建築賞を受賞。フォートワース現代美術館・ユネスコ本部「瞑想の空間」・アルマーニテアトロなど海外でも活躍。身近なところでは表参道ヒルズ、副都心線渋谷駅、山梨県の竜王駅がある。
コメント