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Vスタイルはパナソニックの中で、低価格帯に位置するキッチンです。
一番の魅力はその価格の安さです。
ふところに優しい部分を持ちつつ、パナソニックが誇る最新の設備機器(換気扇やIHなど)を選ぶことができます。
パナソニックのVスタイル、このページでは、パナソニックのキッチン「Vスタイル」の魅力を、キッチンメーカーに勤める管理人の「プロの目線」を交えて解説していきます。
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【2024年最新】パナソニック「Vスタイル」の価格やサイズ、レイアウト
まず、Vスタイルの基本情報を紹介します。
メーカー参考価格(ベーシックプラン) | 約94.3万円~ (間口255cm ベーシックプラン) |
キッチンレイアウト | I型・L型・フラット対面 |
キッチン間口 | 150cm、165cm、180cm、195cm、210cm、225cm、240cm、255cm、260cm、270cm |
調理カウンター高さ | 80cm、85cm、90cm |
扉カラー | 全37色 |
パナソニック「Vスタイル」の特徴4つ
Vスタイルの特徴はシンプルさです。
低価格帯のVスタイルは、安い価格をキープするために、余計な機能を省いています。
構造自体はシンプルなキッチンで、お好みでオプションを足していきます。
1.引き出し収納は自由度が高い
Vスタイルの引き出しはシンプルな構造をしています。
引き出しの中には余計な部材がなく、必要な分だけオプションで足すことができます。
オプションは、まな板スタンド、ボトルトレイ、多目的ボックスなどがあります。
まな板スタンドは、まな板を乾燥させるときに、スタンドごと取り出すことができます。
ボトルトレイは、料理に使う調味料などのボトルを、一か所にスッキリまとめることができます。
多目的ボックスは、お玉や菜箸、ラップなど、サッと取り出したいものをまとめると便利です。
Vスタイルは、自分の必要な分だけオプションで足していくようなキッチンです。
Vスタイルの引き出し収納は、スライドレールです。
スライドレール仕様は、引き出しを閉めるときゆっくり閉まらないタイプです。
極端に言えば、勢いよく引き出しを閉めた場合に「バンッ!」となるようなタイプです。
しかし現在のシステムキッチンは、ほとんどがゆっくり閉まる仕様です。パナソニックではゆっくり閉まる引き出しの仕様をソフトクローズと呼びます。
ソフトクローズは音が静かなうえに、指を挟みにくいといったメリットがあります。
Vスタイルは、ソフトクローズ仕様ををオプションで選ぶことができます。
ぜひソフトクローズ仕様にすることをオススメします。
2.扉色は4グレード・37カラー
Vスタイルで選べる扉色について紹介します。
Vスタイルの扉色は37柄から選ぶことができます。
扉のグレードは4段階で、グレード10~グレード40まであります。
取手は4種類あります。
画像引用:パナソニックキッチン リビングステーションVスタイル(2023年4月1日新価格掲載) | WEBカタログ | Panasonic
Vスタイルの木目柄は、天然の木が持つ個性を、そのままシートに表現しているシリーズがあります。
単調な木目柄ではなく、節や色味の違いをアクセントとして楽しむことができます。
3.カップボードで収納力アップ
画像引用:パナソニックキッチン リビングステーションVスタイル(2023年4月1日新価格掲載) | WEBカタログ | Panasonic
カップボードとは、主に背面収納のことを指します。
Vスタイルのカップボードは3つの部材を自由に組み合わせて作ります。
- 吊戸棚部分の「ウォールユニット」
- 床に置くタイプの「フロアユニット」
- ウォールユニットとフロアユニットの間に設置する「ミドル専用ユニット」
カップボードのレイアウトは、食器・家電の量で決めると良いでしょう。
食器を多く持っている場合は、ミドル専用ユニットを用いて背の高いカップボードにすると、たくさんの食器がはいります。
家電を多く持っている場合は、家電収納ユニットを用いたり、カウンター部分を広く取ったりして、家電を置けるスペースを確保しましょう。
4.スキマレスシンクでお掃除簡単
シンクは継ぎ目のない一体型のステンレスシンクです。
排水口まで一体型のため、汚れが溜まりにくい構造。
お掃除が簡単になります。
パナソニック「Vスタイル」と「ラクシーナ」の標準仕様の違いを比較
パナソニックのシステムキッチンには、主に3つのブランドがあります。
- Lクラス :約136万円~
- ラクシーナ :約116万円~
- Vスタイル :約95万円~
この記事で紹介したVスタイルは、この中でも一番コストを抑えたプランとして人気ですが、一番ポピュラーなラクシーナと迷われる方も多いようです。
そこでここでは、Vスタイルとラクシーナはどんな違いがあるのか、標準プランを比較してみましょう。
以下の表は、間口255㎝・食洗器なし・I型標準プランを比較したものです。
Vスタイル | ラクシーナ | |
シンク | スキマレスシンク ステンレスMタイプ | スキマレスシンク ステンレスMタイプ スラくるネット付(シンクの上を作業台スペースに変えられる) |
水栓 | 混合水栓(泡沫吐水) | 混合水栓(泡沫吐水) |
カウンター | 人造大理石カウンター サンドホワイト | 人造大理石カウンター グラニュールホワイト |
コンロ | ガスコンロ(ホーロートップ・片面焼きグリル)ブラック | ガスコンロ(ホーロートップ・片面焼きグリル)シルバー |
レンジフード | プロペラファン ブラック | ブーツ型プロペラファン シルバー |
フロアユニット | 引き出しユニット | 仕切り、引き出しトレイ、まな板スタンド、多目的ボックス、ロック付包丁差し、クッキングコンセント、ソフトクロージング機能 |
扉カラー | 4グレード37色 取っ手は4タイプ | 5グレード46色 取っ手9タイプ |
価格 | ¥942,590 | ¥約1160,00 |
※2023年3月現在
一番大きな違いは、フロアユニットでしょうか。
ラクシーナでは、より使いやすいようにまな板スタンドや仕切りなどの収納パーツが充実していて、シンク下にクッキングコンセントも付いています。
Vスタイルでも、オプションでまな板スタンドや収納パーツセットなどを付けることが可能です。
パナソニック「Vスタイル」の価格&値引き
画像引用:パナソニックのシステムキッチン、リビングステーション V-style | システムキッチン | Panasonic
Vスタイルの価格Vスタイルはパナソニックのキッチンの中で低価格帯に位置し、価格の安さが魅力です。
基本的なベーシックプラン(間口255cm 扉グレード10)で、メーカー参考価格は約94.3万円です。
その他、扉グレードや食洗機の有無によって価格は変わってきます。
間口255㎝、食洗器あり・なしの場合の標準プランの価格は以下の通りです。
食洗器なし | 食洗機あり | |
扉グレード10 | ¥942,590 | ¥1,112,320 |
扉グレード20 | ¥1,001,110 | ¥1,168,750 |
扉グレード30 | ¥1,059,190 | ¥1,224,190 |
扉グレード40 | ¥1,175,790 | ¥1,334,300 |
ソフトクローズ有に変更 | +¥27,060 | +¥27,060 |
ここで言うメーカー参考価格は、「定価」のことであり、実際購入する際には値引きが入ります。
定価はキッチンメーカーが独自に決めた金額で、実際には様々な商流を経て定価より安くなる場合がほとんどです。
本体価格が定価の半額程度になるイメージですが、工事費がプラスでかかるため、総額が分かりにくいのが現状です。
キッチンリフォームで実際にかかる費用を知るには、業者から見積もりを取ってみるのが一番です。
このとき、見積もりは、必ず複数の業者に依頼するようにしてください。料金は、リフォームの内容だけでなく、業者によっても異なります。
複数の業社から見積もりを取ることで、リフォーム費用の相場や、適正な価格が見えてきます。
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パナソニック「Vスタイル」の評価や評判、口コミ
Vスタイルを実際に使っている人、実際にショールームなどで見た人の口コミを紹介します。
購入前に、パナソニックリビングステーションVの口コミなどが
あまりなくクリナップとさんざん迷ったキッチンでしたが、、、結果的に大満足!です。
もちろん比較が古いマンションのキッチンなので新しいだけで
全然グレードアップなのですが、パナソニックのものに
限らずでしょうが最近のキッチンは素晴らしいですね。人大は、本当に綺麗で白いぶん、よりキッチンが明るくなります。
クリナップのコインドットのステンレスだとどうだったかは
わかりませんが、人大は傷もつきにくく今の所
何か色がついたとかありません。継ぎ目もなく掃除もラクラク。
シンクも広く、調理スペースも大人二人で立っても余裕です。
換気扇も静かですし、LEDライトも便利でした。シンクも静音タイプなので、もちろん対面キッチンの向こうと会話も
テレビもちゃんと聞こえます。背面上部に食器棚、下に食器棚、調理家電スペース、ゴミ箱を
設置しています。全部パナソニックです。ゴミ箱が収納されるタイプを選びましたが乱れがちなゴミ箱を
しっかり隠してくれます。
レールがついてるものを選んだので、出し入れもスムーズです。キッチン下部の引き出しも、クリナップのものより荷重量が少ないのですが
大きめのお鍋3つ、フライパン3個でも全然大丈夫でしたよ。パナソニックは、おしゃれで高級感があるように思います。
リビングステーションVスタイルは、ランク的にはお手頃なのでしょうが
私的にはとても素敵なキッチンでした。出典:http://yellowblue.hatenadiary.jp/entry/2015/11/01/090217
《 リビングステーションの基本的な考え方はそのままに、
デザインの選択肢を絞り込んである、
納得の価格と使いやすさを併せ持つスタイル 》
なので、とにかく “ コスパが良い ” んです!出典:https://www.ielcome.jp/together/ariarinandemo/building/article-1541.html
Vスタイルは、やはり価格の安さが大きな魅力のようですね。しかし、いくら低価格帯でも、作りがしっかりしているのが好評のようです。本体の価格を抑えて、加熱機器などの設備機器で良いものを入れてみるのも良いかもしれません。
まとめ
パナソニックのVスタイルキッチンは、ベースがシンプルであるために、自分好みのキッチンにカスタマイズできそうです。
こだわりの機器を入れるとどのくらいの金額になるのか、一度見積もりを取ってみるとよいでしょう。
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