パナソニックの洗面化粧台「Lクラス ラシス」の特徴や価格、評判をプロ目線で紹介!

洗面台

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出典:Lクラス ドレッシング ラシス | 洗面ドレッシング | 住まいの設備と建材 | Panasonic

出典:パナソニックのショールーム

パナソニックの洗面化粧台「Lクラス ラシス」は、パナソニックの洗面化粧台のカテゴリーの中では、最上位グレードの洗面化粧台となります。

  • Lクラス ラシス :約26.6万円~
  • ウツクシーズ    :約19.4万円~
  • シーライン     :約20万円~
  • エムライン     :約15.2万円~

奥まで深い色合いが美しいアクリル系人造大理石のカウンターで高級感を出し、ホテルの洗面空間のようなラグジュアリー感が演出できる、おしゃれな洗面化粧台です。

パナソニックらしいタッチレス水栓やツインライン照明ミラーなどの機能面も、非常に充実しているパナソニックの最上級洗面化粧台です。

今回の記事は、パナソニックの洗面化粧台「Lクラス ラシス」について、特徴や価格、評判や口コミなどを、住宅設備メーカー勤務のプロの目線を交えて解説していきます。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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  1. 【2024年最新】「Lクラス ラシス」の価格・サイズなどの基本情報
  2. パナソニック「Lクラス ラシス」の特徴5つ
    1. 1.美しく手入れしやすい洗面カウンター3種類
      1. スゴピカ一体型カウンター
      2. 人造大理石一体型カウンター
      3. ベッセル+グラリオカウンター
      4. コスメカウンター
    2. 2.タッチレスなど7種類の水栓
      1. タッチレス水栓(節湯水栓)
      2. マルチシングルレバーシャワー・マルチシングルレバー洗面(節湯水栓)
      3. シングルレバーシャワー(サラサラシャワー)水栓
      4. シングルレバーシャワー水栓(エコカチットあり・なし)
      5. スワンネックシングルレバー水栓
      6. 節湯水栓C1とは?
    3. 3.「美ルック」で綺麗に見えるミラーキャビネット
      1. 美ルック ツインラインLED照明 タッチレス調光調色タイプ
      2. すっきり家電収納(木製キャビネット)
      3. ミラくるミラー(樹脂製3面鏡)
      4. くもりシャット!
    4. 4.キャビネットデザインは6種類
      1. ①キャビネットタイプ(人造大理石カウンター・スゴピカカウンターと組合せ)
      2. ②オープンタイプ(人造大理石カウンター・スゴピカカウンターと組合せ)
      3. ③オープンタイプ(ベッセル+グラリオカウンターと組合せ)
      4. ④フロートタイプ(スゴピカカウンターと組合せ)
      5. ⑤フロートタイプ(ベッセル+グラリオカウンターと組合せ)
      6. ⑥サロン・ア・ラ・メゾン(人造大理石カウンター・スゴピカカウンターと組合せ)
    5. 5.扉カラーは9色
  3. 【2024年最新】「Lクラス ラシス」の価格・値引き
    1. パナソニック「Lクラス ラシス」1200・1350・1650の参考価格
  4. 「Lクラス ラシス」の口コミや評判
  5. まとめ

【2024年最新】「Lクラス ラシス」の価格・サイズなどの基本情報

まずは「Lクラス ラシス」の基本情報について見ていきます。

価格 26.6万円~
間口(幅) 900mm・1000mm・1100mm・1200mm・1350mm・1500mm・1650mm・オーダー寸法
高さ 1950mm(ミラー設置時標準高さ)
引き出しタイプ パノラマスライド・両開きタイプ・ステップストッカー・フットケアタイプ
ミラーキャビネット 木製5面鏡・木製3面鏡・樹脂製3面鏡・1面鏡
カウンター・洗面ボウル 人造大理石一体型カウンター・スゴピカ一体型カウンター・ベッセル+グラリオカウンター・コスメカウンター(洗面ボウルなし)
水栓 7種類(人大カウンター時は5種類)
カウンターカラー 全11色
扉カラー 標準色9色・オーダー対応(キッチンLクラス)

パナソニック「Lクラス ラシス」の特徴5つ

それでは、パナソニックの洗面化粧台「Lクラス ラシス」の特徴を見ていきましょう。

商品コンセプトは「綺麗になって癒される上質空間」となっています。

最も特徴的なプランは「サロン・ア・ラ・メゾン」と呼ばれるL型プランです。

女性の方であれば誰でも憧れるような、高級感と使い勝手の良い、自分だけのドレッサー空間をつくることができます。

また高級グレードの洗面化粧台らしく、各項目で選択できるラインナップも多く、好みに合わせて扉色やミラー形状はもちろん、洗面化粧台の形態の種類が多く、洗面空間全体のコーディネートの幅を広げてくれます。

キャビネット形式のプランから、最近人気の高いフロートプランまで、プランの幅の広さは全メーカーで最も優れていると言っても過言ではありません。

その中でも、「Lクラス ラシス」の一番の魅力でもある人造大理石カウンターの特徴から解説していきます。

1.美しく手入れしやすい洗面カウンター3種類

「Lクラス ラシス」では3種類のカウンター・ボウル形状、そしてドレッサー机としてのカウンター1種類から選ぶことができます。

  • スゴピカ一体型カウンター」:汚れが付きにくい新素材を活用
  • 人造大理石一体型カウンター」:優美な曲線美でスタイリッシュかつ、つややかな光沢で高級感
  • ベッセルボウルカウンター」:ベッセルボウルと、キッチンでも採用され人気のグラリオカウンターを組み合わせたカウンター

メインの洗面ボウルがある3つのカウンターは、アクリル系人工大理石を使った最高級カウンターになっています。

プランを考えるうえでの注意点としては、各カウンターごとに選択できる色や、水栓などが異なってきます。

まずは、ご自身がコレにしたいな、と思う洗面化粧台の形状やカウンター形状を決めると、プランがしやすいと思います。

それでは、各カウンターの特徴を細かく解説していきます。

スゴピカ一体型カウンター

パナソニックの水まわりでは「スゴピカ」という名称の新素材を採用しています。

簡潔に言い換えると、ガラス系の素材を使ったアクリル系人工大理石です。

この素材のメリットは、水を弾きやすい素材になっているので、汚れも水とともに付きにくいことです。

汚れがついても、フキンでさっとふき取れます。

もちろん、カウンターとボウルは一体成形になっているため、見た目のスッキリさとお掃除のしやすさを両立しています。

そして、陶器と異なり割れにくい素材でもあります。

スゴピカ一体型カウンターは、1ボウルのみでスクエア型のボウル形状になっています。

ボウルも右側にカウンターから一段下がった「ウェットゾーン」があります。

ハンドソープなど、濡れるものを置くスペースとして使いやすい形状になってます。

そして、排水口も一体形状で形成されているため、つなぎ目から汚れがたまっていくこともありません。

 

  • スゴピカ一体型カウンター・色

ホワイト・キアラホワイト

  • 対応サイズ(幅)

900mm・1000mm・1100mm・1200mm・1350mm・1500mm・1650mm・オーダー寸法(750mm~1800mm)

画像引用:カウンター | 部材 | Lクラス ドレッシング ラシス | 洗面ドレッシング | Panasonic

人造大理石一体型カウンター

こちらも同様にアクリル系人造大理石を使ったカウンターです。

透き通るような奥行き感のある素材が特徴です。

こちらは、高級なホテルのお手洗いにあるような大きなボウルが特徴です。

幅1650mmのプランであれば2ボウルが可能になっています。

2ボウルであれば、家族人数の多い家庭で、並んで作業をすることができるので、朝も渋滞せずに済みます。

素材表面も非常に滑らかな素材になっており、汚れがついてもふき取りやすく、お手入れのしやすさは「スゴピカカウンター」と同様になっています。

また水栓の立ち上がりである、ボウルの奥側は斜め45度のスロープ形状になっています。

これにより水栓まわりに水や汚れがたまりにくく、キレイが長続きします。

 

  • 人造大理石一体型カウンター・色

  • 対応サイズ(幅)

900mm・1000mm・1200mm・1350mm・1500mm・1650mm・オーダー寸法(750mm~2040mm)

画像引用カウンター | 部材 | Lクラス ドレッシング ラシス | 洗面ドレッシング | Panasonic

ベッセル+グラリオカウンター

主に女性の方に人気の高いベッセルボウル形式です。

ボウルの形状は、縁のうすいスタイリッシュな形状となっています。

ボウル内部には、ウェットゾーンも用意されていますので、ハンドソープなどの置き場所にも困りません。

カウンターが、非常に高級感のあるグラリオカウンターになっています。

キッチンのグラリオカウンターは艶消しになっていますが、「Lクラス ラシス」は艶ありの仕様になっています。

グラリオカウンターは、内部に雲母というキラキラ光る素材を含んでおり、光の当たり方によって表情が豊かに変わり、奥行感がある素材です。

特に人気なのは、御影ブラックで、天然石を削りだしたような雰囲気で高級感がある色合いです。

 

  • グラリオカウンター・ベッセルカウンター色

  • 対応サイズ(幅)

900mm・1000mm・1100mm・1200mm・1350mm・1500mm・1650mm・オーダー寸法(900mm~1800mm)

画像引用:カウンター | 部材 | Lクラス ドレッシング ラシス | 洗面ドレッシング | Panasonic

 

人造大理石のアクリル系と、ポリエステル系の違いは?

人造大理石をウリにしているメーカーでは、アクリル系ポリエステル系の違いをよくPRします。

使っている原料が異なっているのですが、遠目からではなかなか分かりません。

具体的な違いは、素材の密度が異なり、それに伴って硬さも異なってくる点です。

叩いても分かりにくいのですが、照明を反射した時に違いがよく出ます

照明を鏡のように反射し、傷が付きにくく汚れなどに強い素材がアクリル系の人造大理石です。

ポリエステル系は、照明を反射すると照明が少し波々になります。その分素材としても、この反射の違いが、密度の違いになります。

デメリットとしてはアクリル系は値段が高額な傾向です。

コスメカウンター

こちらは、洗面ボウルがなく、ドレッサーとして使っていただくためのカウンターになっています。

カウンターの素材はメラミン製となっており、傷がつきにくくお手入れがしやすい素材です。

また、本革のような凹凸感になっており、ドレッサー机としての演出をしてくれます。

また引き出しがついており、化粧品やボックスティッシュなどを収納できるようになっています。

キャビネット内部の色もホワイトと、チャコール色が選択できます。

 

  • コスメカウンター・色

  • 対応サイズ(幅)

オーダー寸法(910mm~1250mm)

画像引用:カウンター | 部材 | Lクラス ドレッシング ラシス | 洗面ドレッシング | Panasonic

2.タッチレスなど7種類の水栓

「Lクラス ラシス」で選択できる水栓は主に7種類あります。

カウンターによって、設置できない水栓があるため、不可能な組み合わせは分かりやすく表記しています。

タッチレス水栓(節湯水栓)

いわゆる自動水栓になります。

メタルの素材で、家電ぽっくない高級感ある水栓です。

吐水とストップの切り替えは、水栓の上部あるセンサーに手をかざして操作します。

そのため、一定時間で水が止まるわけではないため、ストレスなく使用することができます。

また水とお湯の切り替えは、手動レバーを活用します。

シャワーヘッド方式になっており、引き出して洗面台の掃除をしたり、洗髪をしたりする際に便利です。

またシャワーと吐水の切り替えは、吐水口で切り替えが可能になっています。

 

【タッチレス水栓のメリットとデメリット】

まずタッチレス水栓は慣れると便利です。

石鹸で手を洗って、石鹸まみれになった手で水栓のレバーを触る…。

そして手を洗いながら泡がついたレバーも一緒に洗う…といったことはありませんか?

自動水栓であれば、こういったストレスなく手を洗うことができます。

また、汚れた手でハンドルを触ることなく、手が洗えます

水を汲む時も、連続で吐水したい場合は手動吐水に切り替えができるので、ケースバイケースで使い分けができます。

パナソニックのタッチレス水栓の場合は、手をかざしたところを検知する方式ではなく、吐水・ストップの切り替えをタッチレスで行うところが、他のタッチレス水栓と異なる点です。

「タッチレス水栓は、手をかざしてもなかなか水が出てこない」ということがありますが、パナソニックのタッチレス水栓ではこういったストレスがなく使用できます。

反対にデメリットとしては、お湯・水の切り替え・水量の調整は手動レバー側でやらないといけない点や、価格がどうしても他の水栓より高額る点です。

またよく停電の心配をされる方がいますが、停電の際は作動しません。

オプションで停電対応キットがありますので、心配な方はそちらをご利用されると良いと思います。

マルチシングルレバーシャワー・マルチシングルレバー洗面(節湯水栓)

こちらの水栓は形状は似ているタイプで、シャワー・吐水の「切替が有り」か「切替なし」の2種類があります

コンパクトでスタンダードな形状の水栓になります。

シャワータイプは吐水口の切替部で、シャワー・吐水を切り替えることができます。

また2タイプともに、ヘッドを取り出して伸ばすことはできます。

シングルレバーシャワー(サラサラシャワー)水栓

水栓と、レバーが分離しているタイプです。

吐水口の大きさが大きく、シャワーが優しく水量が多めに出てきます。

水栓を引き上げて高さをあげることができます。

シングルレバーシャワー水栓(エコカチットあり・なし)

水栓と、レバーが分離しているタイプです。

サラサラシャワーに比べて吐水口は通常の水量です。

水栓を引き上げて高さをあげることができます。

また人造大理石一体型カウンターには、カーブ形状のエコカチット採用水栓は付けれません

スワンネックシングルレバー水栓

グースネック形状になっている水栓です。

ベッセルボウルを意識して設定されている水栓ですが、スゴピカカウンターにも設置できます。(人造大理石一体型カウンターのみ設置不可)

機能としては、吐水のみでシャワー機能や、引き出すことはできません

節湯水栓C1とは?

パナソニックの水栓は「エコカチット」という名称が付いている水栓は、節湯水栓です。

節湯水栓とは、水栓のレバーを水と湯の切り替え位置が「カチッ」というレバーの感触でわかるようになっている水栓です。

これにより、お湯を知らないうちに使わないようして、ガス代・電気代の削減に繋げることができます。

量も同様、水量70%の位置で「カチッ」という感触でわかるようになっており、節水がしやすい水栓です。

また各種補助金の申請などにも使える仕様の水栓になります。

こちらの水栓の省エネ効果は、意外にバカにできない省エネ効果があり、洗面化粧台にかかるガス代・水道代・下水代を約3割程度削減します。

画像引用:洗面ドレッシングカタログ(2023年4月1日新価格掲載) | WEBカタログ | Panasonic

3.「美ルック」で綺麗に見えるミラーキャビネット

「Lクラス ラシス」は、選べるミラーキャビネットが非常に多いです。

最上位グレード洗面化粧台にふさわしく全て枠がスッキリした形状で、スマートなインテリアを演出します。

それでは各ミラーキャビネットの特徴を、順番に解説していきましょう。

美ルック ツインラインLED照明 タッチレス調光調色タイプ

照明の形状・機能と、スイッチが特徴的なミラーキャビネットです。

まず照明については、2本の縦型ライン照明LEDによって構成されています。

最近の高級価格帯の洗面で、採用が多い照明の形状ですが、パナソニックが最初に開発しました。

縦型LED照明の良い点は、顔全体に対し光が均等に当たって化粧やひげ剃りがしやすい点、顔の印象が明るく見える点です。

上からの光では、顔の凹凸に応じて影ができやすくなってしまい、化粧の塗り具合や、ひげ剃りの際に鏡にアゴを無意識のうちに近づけてしまうことになります。

それに対して縦型LED照明は、光の当たり具合がよく分かるので、お化粧もしやすく非常におすすめになります。

さらに照明も自社で作っているパナソニックは肌色・顔色を美しく引き立てる「美ルック」をこのLED照明に採用しています。

また、3段階の明るさ調整が可能になっており、夜や朝など使用シーンに応じて使い分けができます。

縦型に光ることから、背の低い小さいお子さんも明るく使っていただけるメリットもあります。

縦型照明の構造は、上から下に向かってLEDを照射していることで、まぶしくなく、洗面ボウルも明るく照射するメリットがあります。

そして照明スイッチはタッチレスで手を近づけるだけでON・OFF・調光の切り替えができます

これによりデザイン性の向上はもちろんのこと、濡れた手でスイッチ操作が不要で安心で、洗面自体も汚れません。

時計も液晶表示で鏡の裏から浮かび上がるような仕様になっています。

すっきり家電収納(木製キャビネット)

木製5・3面鏡は、パナソニックらしく美容家電を収納しやすいキャビネットになっています。

通常の樹脂製のキャビネットに比べると、ひとつの棚が大きく取られており、ドライヤーやシェーバーなどの多くの美容家電を、充電しながら収納できます。

またキャビネット色はホワイトと、チャコールから選ぶことができます。

収納棚は可動式となっており、自分の好きな高さに変更できる棚となっています。

取り外しができることで、清掃性が高くお手入れもしやすいです。

そして鏡自体も閉める時にバタンと閉まらないように、ソフトサイレンス機構を採用しておりゆっくり閉まることでうるさくありません。

ミラくるミラー(樹脂製3面鏡)

通常、3面鏡は両サイドの鏡が内向きに開きます。

ただ、顔の横側を見ようと思うと、鏡に近づかないといけないので、使いにくいという方もいます。

そこで両サイドの鏡が、手前に引き出すことができるミラくるミラー」が便利です。

鏡が手前に出てくることにより、コンタクトレングの装着や、化粧で細かい作業(アイメイクなど)がやりやすくなります。

くもりシャット!

鏡の曇り止めが、電気を使うことなく、表面の特殊コーティングで、くもりを防止します。

画像引用:洗面ドレッシングカタログ(2023年4月1日新価格掲載) | WEBカタログ | Panasonic

画像引用:ミラーキャビネット | 部材 | Lクラス ドレッシング ラシス | 洗面ドレッシング | Panasonic

4.キャビネットデザインは6種類

「Lクラス ラシス」のベースキャビネットは、大きく分類して6種類の形態があります。

形態ごとにベストな使い方も含めて解説していきます。

「Lクラス ラシス」の共通の機能としては、引き出しと開き扉の両方にソフトサイレンス機能が付帯されております。

洗面化粧台はどうしても化粧品の瓶などを立てて収納することも多いと思いますが、それらが倒れず静かに閉まります。

①キャビネットタイプ(人造大理石カウンター・スゴピカカウンターと組合せ)

全て引き出し、または開き扉のなどのキャビネットになっているタイプです。

キャビネットを構成する形状も5つのパターンがあり、使い方に応じたプランができます。

  • パノラマスライドタイプ

引き出しが大きく2~3段構成になっており、たくさんのものを収納できます。

  • 両開きタイプ

フルスライドに比較して大きいものを、一気に収納することができます。

  • ステップストッカー(幅750mm・900mm)

下段が踏み台兼、収納になる引き出しがついているプランです。

洗面上部に収納を設けた方におすすめのプランです。

乗る台の部分については、収納にもなります。

  • スツールワゴン(幅600mm)

引き出しに専用の椅子が収納できるパターンです。ドレッサーとしてプランする際に活躍します。

  • フットケアタイプ(幅750mm)

引き出しの一部が、脚をのせてフットケアがしやすいようになっているタイプです。

上下の収納はオープンとなっています。

また、人間工学に基づいて、首や背中を必要以上に曲げなくても、足のお手入れができる高さに設計されています。

②オープンタイプ(人造大理石カウンター・スゴピカカウンターと組合せ)

両側に壁があることが前提ですが、壁を支えにしてキャビネットが浮いているプランです。

造り付けのような形での仕上げが可能になっており、シンプルなカウンターだけでのプランもできます。

収納量はキャビネットタイプと比較すると、少なくなってしまうため、洗面空間で別の収納を設ける必要があります。引き出しは最大2段までになります。

③オープンタイプ(ベッセル+グラリオカウンターと組合せ)

両側に壁があることが前提ですが、壁を支えにしてキャビネットが浮いているプランです。

造り付けのような形での仕上げが可能になっており、シンプルなカウンターだけでのプランもできます。

ベッセルボウルでのプランの場合、収納は全てオープンになります。

洗面化粧台が1500mm以上の時は、洗面ボウルの下だけオープン収納を設けるサイドニースペース棚のプランも可能です。

このプランの時は、洗面空間で別の収納を設ける必要があります。

④フロートタイプ(スゴピカカウンターと組合せ)

両側がオープン、または片側のみ壁がある場合のプランです。

スゴピカカウンターで洗面とカウンターが一体型なので、清掃性の高いカウンターです。

足元がオープンになっており、フロート(浮かせる)させてスタイリッシュで人気があるプランです。

なお洗面化粧台本体には収納はありませんので、洗面空間で別の収納を設ける必要があります。

⑤フロートタイプ(ベッセル+グラリオカウンターと組合せ)

両側がオープン、または片側のみ壁がある場合のプランです。

女性に特に人気のベッセルボウルと、グラリオカウンターとの組合せプランです。

ベッセルボウルの色の組み合せで、スタイリッシュからナチュラルな雰囲気まで幅広くコーディネートできます。

足元がオープンになっており、フロート(浮かせる)させているプランです。

なお洗面化粧台本体には収納はありませんので、洗面空間で別の収納を設ける必要があります。

⑥サロン・ア・ラ・メゾン(人造大理石カウンター・スゴピカカウンターと組合せ)

L型に洗面化粧台を配置するプランです。

洗面ボウルと、ドレッサー机の位置を左右で分断して、化粧などの作業がしやすいようになっています。

朝の忙しい時間帯も、夜のゆったりした時間も、どちらも活躍するドレッサー空間としてコーディネートができます。

画像引用:プラン集 | 住まいの設備と建材 | Panasonic

画像引用:洗面ドレッシングカタログ(2023年4月1日新価格掲載) | WEBカタログ | Panasonic

5.扉カラーは9色

扉のカラー展開は標準で全9色と、なんとキッチン「Lクラス」で展開されている色をオーダーで「Lクラス ラシス」にもコーディネートできます

キッチンの扉柄をそのまま洗面化粧台にもってこれるのは、パナソニックだけです。

  • ベリティス木目柄

ウォールナット柄・チェリー柄・オーク柄・メープル柄・ホワイトオーク柄(取手形状はHESのみ)

  • 鏡面仕上げ

サテンホワイト柄・サテンピンク柄・ディープボルドー柄(取手形状はHASのみ)

  • マット仕上げ

マットホワイト柄(取手形状はHAWのみ)

  • Lクラス対応柄

「Lクラス ラシス」は、パナソニックの高級キッチン「Lクラス」と同じ扉柄・取手にオーダーすることが可能です。取手は、キッチンの取手と同様のバリエーションからの選択です。

 オーダー金額

  • 80シリーズ:標準扉部材×1.7倍
  • 70シリーズ・レリジ60・アルコ50・ロンド50:標準扉部材×1.5倍
  • 上記以外のシリーズ:標準扉部材×1.2倍

 

扉グレードの選び方

色に関しては、個人での好みや、インテリアイメージに合わせて選ぶと良いです。

パナソニックのポイントは、キッチンや内装ドアなども製造していることから、同じ色合いで統一してコーディネートできる点です。

パナソニックで水まわり設備機器と内装建材をそろえることで、トータルコーディネートがしやすいです。特に「Lクラス ラシス」はキッチンの扉柄と合わせることができる唯一のシリーズです。

例えば、淡い明るい木目の雰囲気に仕上げたいと思ったときに、ドアの色と、洗面の色を異なるメーカーで無理に合わせると、若干色合いや質感が異なって、反対に目立ってしまうことがあります。

全く異なる色でコーディネートする場合は問題ないですが、同じ色やテイストで統一したい場合は、パナソニックのような内装も同時に商品展開を行なっているメーカーで統一することをおすすめします。

詳細はショールームに行った際などに、洗面化粧台だけの色だけでなく、洗面空間のクロスや床、ドアの色なども考慮しながら検討しましょう。

【2024年最新】「Lクラス ラシス」の価格・値引き

画像引用:プラン集 | 住まいの設備と建材 | Panasonic

「Lクラス ラシス」の価格は、各キャビネットや色などの組み合わせ構成によって左右されます。

また「Lクラス ラシス」は高級グレードの洗面化粧台であることから、下記の定価からの大幅な値引きは期待薄にはなります。

また洗面化粧台の場合は、新築時は商品代に加えて施工費用、リフォーム時はさらに既存の洗面化粧台の撤去・処分費用が加算されますので、正確な価格については一度お見積もりを取得されて検討されることえをおすすめします。

目安価格(定価)

目安価格 266,000円~約200万円

パナソニック「Lクラス ラシス」1200・1350・1650の参考価格

ラシスは様々な部材を選ぶことができるため、費用の幅が広いシリーズです。

ここでは、中でも人気が高い間口幅1200mm、1350mm、1650mmのセットプラン例をご紹介します。

価格は、2023年4月1日時点の価格です。

プランNo. 間口幅 タイプ 価格 イメージ
LS-12SK 1200mm キャビネットタイプ 99万7,260円
LS-16CA 1650mm×1673mm(L型) サロンアラメゾン 199万7,105円
LS-16SV 1650mm オープンタイプ 115万9,070円
LS-16TG 1650mm キャビネットタイプ 161万5,350円

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「Lクラス ラシス」の口コミや評判

 

LDKを広くとるために二階にある洗面所&お風呂。

私がキッチンの次にお気に入りの場所です。

洗面台はPanasonicのラシスを採用しました。はじめは別のメーカーのもので仮決定していたのですが、ショールームで一目惚れをしてこちらに変更しました

幅1650と広めにとっています。

私はメイクやヘアセットも洗面台でする派。

広めの洗面台と物を余裕で置けるスペースが希望でした。

なので夫が推してきたツインボウルは却下 笑

ボウルは真ん中にして、見た目のバランスもスッキリさせています。

≪中略≫

使っているタイルは名古屋モザイクニューヨーカーグラスT2151

美ルック ツインラインLEDも、元美容部員としては興味があったので入れました。

鏡の間に肌がキレイにみえるLEDが入っています。

出展:私のこだわりの洗面台。 | おうちと暮らしのレシピ 〜HOME&LIFE〜

【洗面所 兼 ファミリークローゼット】

ちょっとだけ通路が狭いけど、全く問題なし!

引き出し…本当は中が見えないのが良かったなぁ〜。。。

洗面台は、お気に入りの『Panasonic ラシス』

幅 120cm

ミラー 100cm

脱衣所とは別にしたかった洗面台。リビング散らかり防止のファミリークローゼット。

便利なアイロン・ミシンスペース。

出展:【洗面所 兼 ファミリークローゼット】どうしても欲しかった。 | 家づくりメモ *ひなたぼっこDAYS*

まとめ

「Lクラス ラシス」は、パナソニックの洗面の中でも高級洗面であり、高級感は他社と比較しても引けを一切取らないレベルです。

ラグジュアリーホテルのような洗面空間にしたいのであれば、「Lクラス ラシス」は非常におすすめです。

水栓やカウンターの選択肢も広く、デザインの上質であることから、空間デザインに徹底的にこだわりたい方は、選択肢の最後まで残るのではないでしょうか。

また形状としても、ドレッサータイプの洗面化粧台としてのコーディネートでも、圧倒的な高級感でスタイリッシュな雰囲気を創り上げることができます。

特に扉柄を、キッチンのLクラス柄へのオーダー扉は、他社の高級洗面からさらに1歩、高級感を付け加えます

ぜひパナソニックのショールームに足を運んでみてください!

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