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戸建て住宅を購入する際に住宅ローンに入る方が多いと思います。
購入費用を長期にわたって分割支払いできるので、とても便利ですよね。
この住宅ローン以外と共に契約する必要があるものに、火災保険があります。
主に銀行で住宅ローンに加入をすると、同時に火災保険の案内を受けると思うので、同時に加入をする方が多いです。
しかし、住宅ローンは必要であっても火災保険の必要性に関してはわからない部分が多いと思います。
そこでこの記事では、「火災保険は住宅ローンと一緒に加入する必要があるのか」をテーマに、火災保険と住宅ローンの関連性をご紹介させていただきます。
これから住宅ローンに加入することを考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
☆記事全体の要点
① 住宅ローンを契約すると同時に専用の火災保険を付けることで、ローン支払い期間の災害リスクに備えることができる。
② 住宅ローン専用の火災保険加入時には、補償期間と保険金額を十分考慮する必要がある。
また、解説に入るまでに失敗しない家づくりで1番重要な事をお伝えします。
「夢のマイホーム」の実現に向けて、多くの人が住宅展示場を訪れたり、雑誌やウェブサイトで情報を集めたりします。
しかし、その一方で、家づくりを始める前に「知っておくべきだった…」と後悔する人が後を絶ちません。
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家づくりは、多くの人にとって、人生で一度きりの大きなイベント。
だからこそ、後悔のない家づくりを実現するために、まずは情報収集から始めてみましょう!
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それでは解説をしていきます。
住宅ローンと火災保険は同時に加入をしよう!
銀行の住宅ローンを契約する際に、火災保険の案内を受けたことがある方が多いと思います。
同じ所で契約をした方が後々の手続きをまとめられることは便利ですが、ただでさえ戸建て住宅を購入する際には大きなお金が動くので、契約数を増やしたくないことが本音だと思います。
火災保険も出費が増えるので、つい話を受け流しがちですよね。
しかし、住宅ローンと火災保険は同時に加入をする必要があります。
なぜなら、住宅ローンの返済期間中に持ち家が災害に遭う可能性は非常に高いからです。
一般的に住宅ローンは35年とされており、長期間で返済していくことがほとんどです。
その間に災害に遭って被害を被る可能性は高いので、持ち家の十分な補償を持つ必要があります。
経済的なリスクを被るより、保険に入っていた方がいざという時に安心ですよね。
そのため、戸建て住宅の住宅ローンと火災保険は一緒に加入しておく必要があるのです。
章の要点
- 戸建て住宅を購入する際、住宅ローンと共に火災保険に加入をしておく必要がある。
- 住宅ローンの支払い期間は長期にわたるため、その間に災害の被害を被る可能性が高い。万が一に備えて火災保険に入ることで、損害の経済的なリスクに備えることができる。
〈ミニコラム 住宅ローンについて〉
戸建て住宅を購入するにあたって資金計画を考える方が多いと思います。
実際に購入する際には、自己資金で支払う頭金は購入金額の約2割程度を用意しておく必要があるため、残りの8割は住宅ローンで支払うことになります。
住宅ローンを長期で組む場合、一般的に35年間で支払っていくプランを立てることになるため、長期的な資金を備えることが大切です。
以下では、住宅ローンを算出する過程を表にしてみました。
年収 | 返済負担率 |
400万円未満 | 30%以下 |
400万円以上 | 35%以下 |
この表を例にすると、たとえば年収400万円であれば、140万円が年間の返済額になります。
月額にすると、毎月11.6万円を返済していくことになるので、家計に負担が出ることは避けられないですよね。
また、万が一災害で住宅が全壊、半壊などの被害を被っても、住宅ローンの残高をなしにすることはできません。
そのため、住宅ローンと家の修繕費用を同時に支払っていくことになるのです。
火災保険に加入をしていれば、修繕費用の負担を保険で賄うことができるので、全く加入していない状況よりかは生活への負担が少なくなります。
このように、長期的な視点で考えると、住宅ローンと火災保険を同時に契約することは必須事項なのです。
火災保険加入時に気をつけること
住宅ローンと火災保険を同時に契約する場合は、以下の2点に注意をする必要があります。
・補償金額を再調達価額で算出する。
・保険期間に自動継続の特約を付ける。 |
- 補償金額を再調達価額で算出する
火災保険の補償金額は、住宅ローンの借入額ではなく再調達価額(物件を現在の価値に直した際の金額)を目安にする必要があります。
なぜなら火災保険の補償上限額は設定した保険金額になるからです。
そのため、借入額と同等にしてしまうと万が一災害に遭って住宅を再建することになった場合に足りなくなる可能性があります。
せっかく火災保険に加入をしたのに、保険金額が足りなければ損をした気持ちになりますよね。
保険金額と忠実に補償を持つことが可能なので、再調達価額で設定することを覚えておきましょう。
- 保険期間に自動継続の特約をつける
火災保険は最長で10年の保険期間をつけることができます。
しかし、住宅ローンを10年以上の長期で組む場合、足りなくなってしまいますよね。
そのため、途中で補償を切らさないために自動継続の特約をつける必要があります。
これをつけることで、住宅ローン完済まで火災保険の補償を保ち続けられるのです。
日々生活していると、火災保険の期間満了を意識することは少ないでしょう。
自動継続の特約を付けていれば、うっかり補償を切らしてしまうことはなくなるので、あなたを守ってくれます。
章の要点
・住宅ローンと火災保険を同時加入する際には、補償金額と保険期間に注意をする。
火災保険加入時に気をつけることとして、地震保険への加入が挙げられます。
地震保険とは、その名の通り地震や噴火が原因による住宅への損傷を補償するもので、火災保険にこれらの補償は付いていません。
そのため、火災保険で不足している補償を補うために地震保険に加入をしておくと良いでしょう。
地震保険は単独で加入をすることが出来ないので、必ず火災保険とセットで契約することになります。
保険料は建物の耐震性能や免震、建築年月によって決まり、一般的には、地震のリスクが高い地域ほど保険料が高く設定されています。
また、保険料控除の対象になることが特徴で、節税対策になります。
地震保険料の相場(保険金額1,000万円、保険期間1年)
都道府県 | 保険料(イ構造) | 保険料(ロ構造) |
北海道 | 7,800円 | 13,500円 |
東京都 | 25,000円 | 38,900円 |
愛知県 | 14,400円 | 24,700円 |
大阪府 | 12,600円 | 22,400円 |
福岡県 | 7,100円 | 11,600円 |
(参照:財務省 https://www.mof.go.jp/financial_system/earthquake_insurance/jisin.htm#5)
イ構造: 主として鉄骨、コンクリート造建物等
ロ構造: 主として木造建物等
住宅ローン専用火災保険のご紹介
銀行で販売されている住宅ローン専用の火災保険の代表的な商品をご紹介させていただきます。
〈りそな住宅ローン専用火災保険〉
りそな銀行で取り扱っている「りそな住宅ローン」、「りそな住宅ローン【フラット35】〈機構買取型〉」の利用者専用の火災保険です。
この商品には3つの特徴があります。
・金融機関団体・集団扱割引適用で、保険料を最大20%安くできる。
・火災、自然災害などのリスクに備えた補償を持てることに加え、地震保険や家財の保険もセットで持つことができる。 ・無料で見積もりを受けられ、保険商品を選択できる。 |
銀行で火災保険に加入をすると割引が適用されるので、普通に契約するよりも保険料を抑えることが可能です。
住宅ローンを組むことで家計に負担がかかることから、少しでも保険料が割引かれたら嬉しいですよね。
その他、住宅損害へのリスクに備える補償はもちろんのこと、数ある商品の中から選択ができることは魅力的です。
また、見積もりは無料なので話だけ聞いておきたいというニーズにも沿っています。
章の要点
- 銀行では住宅ローン専用の火災保険が取り扱われている。
- 商品内容として、補償や保険商品の選択制は一般的な火災保険と変わらないが、銀行独自の団体割引を利用して保険料を安くすることができる。
住宅ローン専用火災保険は、無料で見積もりを受けられるメリットがあります。
そのため、少しでも住宅ローン契約を検討している方でも気軽に相談を受けることができるのです。
火災保険の無料見積もりは、銀行で契約する他、一般の保険会社でも行われています。
その際には、複数の保険会社を比較すると最適な商品に出会えるので、一括見積もりをすることをおすすめします。
このサービスは無料で行えることと、利用するだけでプレゼントキャンペーンに参加できるメリットがあります。
保険自体は敷居が高いですが、キャンペーンを利用することで身近に感じる良い機会になりますよね。
そのため、住宅ローンを契約するか否かに関わらず火災保険に少しでも興味を持ったら、まずは無料の一括見積もりサービスを利用してみましょう。
⇒火災保険を選ぶなら無料一括見積もりサービスはこちらがお勧めです。
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