promotion
「外壁塗装ではなぜ3度塗りが必要なのか」
「2度塗りをする悪徳業者の手抜き工事を見抜きたい」
こう考えている人は多いでしょう。
外壁塗装は、下塗り⇒中塗り⇒上塗りの計3回の塗装をおこなうのが基本です。
この記事では、外壁塗装における3度塗りについて紹介します。
具体的には、
- 3度塗りの必要性
- 2度塗りではいけない理由
- 悪徳業者の手抜きを見抜くための対策
- 手抜き工事が判明したときの対処法
- 3度塗りに必要な日数
- 4度塗りや5度塗りは3度塗りよりも優れているのか
上記について解説していきます。
2度塗りを見抜く手段と3度塗りの必要性を知ることで、塗料の性能を最大限まで引き出すことができるでしょう。
リフォームを考えているあなたは今、「リフォーム会社が多すぎて、どこにお願いしたら良いか分からない」と悩んでしまってはいませんか?
リフォームにはたくさんのお金を使いますし、失敗して後悔したくはありませんよね・・・。
そんなときに「絶対使わないと損する」サービスがあるんです!
それが、リクルートが運営するSUUMOカウンターリフォーム。
◼️完全無料
◼️無理な営業は一切なし
◼️優良なリフォーム会社800社から厳選して紹介
◼️万が一でも安心な「完成あんしん保証」付き
◼️お断りも代行してくれる
◼️相談だけでもOK
自分ではなかなか会社選びが難航してしまいますよね・・・。でもこのSUUMOカウンターリフォームを使えば、プロが一瞬でおすすめの会社を複数紹介してくれるので、忙しい人でも簡単にリフォーム会社を比較検討できるようになりますよ!
外壁塗装における3度塗りの必要性&2度塗りではいけない理由
外壁塗装では下塗り、中塗り、上塗りの3度塗りが基本です。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
3度塗りが必要な塗料で2度塗りをする悪党業者は、中塗りを省くケースが多いです。
2度塗りだと塗料の耐用年数(次の塗替え時期)が短くなります。
塗料の耐用年数が3度塗りで10年の場合、2度塗りにすると5年ともたないかもしれません。
2度塗りではダメな理由は何?
一般的に、塗料は厚く塗るほど寿命が延びます。
塗料にはそれぞれ適切な塗装の厚さ(膜厚)があります。
住宅に使われる塗料の場合、1度に塗装できる厚さは約30ミクロン(マイクロメートル)です。※数値は塗料によって異なります。
1ミクロンは0.001ミリメートルですので、1回で塗装できる厚さは約0.03ミリメートルとなります。
下塗り材にもよりますが、外壁塗装における塗装の厚さは3回塗りで80ミクロン以上はあると考えられます。
この厚さの違いが、2度塗りの寿命が3度塗りよりも短い理由です。
塗装を2回塗りにしてしまうと、膜厚が3割程度は減るため塗料の耐用年数が短くなってしまうのです。
もし「1度で厚く塗るから大丈夫」と語る業者がいたら要注意です。
外壁塗装では塗料を1度で厚く塗っても意味がありません。
塗料が乾燥するとピンホールと呼ばれる小さな穴が発生します。
引用:外壁屋根塗装 豊田市|名古屋|愛知県リフォームスタジオニシヤマ
塗り回数を増やすことで穴の数を減らせますが、2回しか塗らない場合はピンホールが残ったままとなり、雨や風が内部に侵入しやすくなります。
他にも、2度塗りをするような業者だと塗料をシンナーや水で希釈して薄めて使うおそれがあるでしょう。
薄めて塗装すると厚みが減ってしまい、耐用年数はさらに低下します。
塗料の耐用年数を十分に発揮するためには原則として3度塗りが必要なのです。
外壁塗装が3度塗りになっているかを判断する方法5つ
業者が3度塗りをしているかを見抜くことは簡単ではありません。
外壁塗装が完了してしまえばプロでも見分けがつきにくく、あなたが2度塗りか3度塗りかを見抜くことはできないでしょう。
そのため工事中にチェックをしなくてはいけません。
業者が3度塗りをしているのかを判断する方法は5つあります。
- 見積書で塗装の項目を確認する
- 工程表を確認する
- 中塗りと上塗りの色を変えてもらう
- 工程ごとに写真を撮ってもらう
- 作業を観察する
上記の方法であればプロではなくても2度塗りと3度塗りを見分けられるでしょう。
1.見積書で塗装の項目を確認する
見積書には塗料の名前や塗装回数が書かれています。
もし記載されていない場合は明細を業者に見せてもらいましょう。
「下塗り」のほかに「シリコン塗装2回塗り」や「中塗り・上塗り」、「上塗り2回」と記載されているのなら3回塗りです。
念のため、業者には「下塗りから上塗りまでで何回塗りますか?」と尋ねておきましょう。
「2回です」と答える場合は要注意です。
2.工程表を確認する
外壁塗装の工事では工程表を作成します。
工程表とは、どの日に何の作業をするのかを記載したスケジュール表です。
工程表を確認すれば塗装回数がわかります。
塗装の工程を1〜2日しか予定していない業者なら、2回塗りや手抜き工事をするおそれがあります。
3.中塗りと上塗りの色を変えてもらう
知識がなくても2回塗りを防げる有効な手段です。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使いますが、色を変えるだけなら問題はありません。
色を変えておけば、上塗りの際に違う色を塗っているかどうかで3回塗りをしているかが判別できます。
4.工程ごとに写真を撮ってもらう
中塗りと上塗りの色を変えたうえで、工程ごとの写真を撮影してもらいましょう。
各工程の写真を確認するだけで、適切な工事を実施しているかどうかが簡単に確認できます。
5.作業を観察する
確実な確認方法です。
下塗り、中塗り、上塗りの作業をすべて自分の目で確認します。
ただ、仕事や用事がある人は平日の昼間から工事を観察することは難しいでしょう。
代替案としては、家にずっといる人にチェックしてもらうか、写真を残してもらうことをおすすめします。
外壁塗装の各工程で気をつけるべきポイント
外壁塗装の工事が始まったら3度塗りをしているかを判断するためにどのような点に気をつければいいのでしょうか?
特に注意が必要な「見積もり」や「下塗り」、「中塗り」、「上塗り」の工程におけるポイントを紹介します。
見積もり時
複数の外壁塗装業者から見積もりを取得する「相見積もり」をしてください。
相見積もりで業者を比較することで手抜き工事を防ぎやすくなります。
\リフォームの最安値をチェックする!/
同じ工事条件で3社に依頼すれば2回塗りをする悪徳業者は1社がせいぜいでしょう。
使う塗料や価格の比較ができるため騙されにくくなります。
注意してほしいのは、安い業者が正解ではないことです。
悪徳業者だと2回塗りなどの手抜き工事をするために安い場合があります。
業者によっては低価格で依頼を受けて、工事開始後に追加費用を請求するケースがあります。
塗装をする場所や追加工事の対応については事前に契約書で確認しておきましょう。
塗る場所や追加工事の条件は書面で残してください。
口頭で契約してしまうと、トラブル時に「そんなことは言っていない」と業者に否定されたら対処してもらえません。
下塗り工程
下塗りをしているかどうかを確認するだけで十分です。
2度塗りをする業者でも下塗りを抜くケースは稀でしょう。
なぜなら下塗りをしないと目立ちやすいためです。
透明な下塗り材の場合は注意が必要ですが、モルタル外壁であれば白い材料を使うことが多いため見逃す可能性は低いでしょう。
注意するとしたら、塗りそこねがないかです。
下塗りには、中塗り塗料と下地を密着させる接着剤の役割があります。
下塗り塗料が不十分だと塗装はすぐに剥がれてしまうため、塗りそこねは大きな問題となります。
中塗り工程
中塗りは下塗りと異なる色で塗るのが一般的です。
塗りそこねも見つけやすいため、適切に塗っているかを確認しておきます。
確認事項として
- 塗る予定の場所が塗装されているか。
- 塗装してはいけない場所を塗ろうとしていないか
こういった点はチェックしておきましょう。
ちなみに、外壁や屋根の小物や機械を塗る場合は下塗りをせずに中塗りから始めることもあります。
上塗り工程
2度塗りか3度塗りかを判断する重要なタイミングです。
中塗りとは違う色の塗料を使ってもらい、上塗りを見分けやすくしましょう。
ローラーを使う工法だと、ハケで塗る場所だけ2度塗りにする業者がいます。
非常に目立ちにくいため手抜き工事の手法として使われますが、中塗りと上塗りの色を変えることで対策ができるでしょう。
上塗りは仕上げ塗装です。
塗った状況がそのまま外壁の完成形となるため、乾燥したら塗りムラが無いかを確認しておきましょう。
外壁塗装の依頼先が悪徳業者だと判明したときの対処法2つ
「3度塗りと聞いていたのに2回しか塗っていない!」といったように、業者に外壁塗装を依頼してから問題点に気づくことがあります。
業者に問題があると気づいたら以下の対応を行いましょう。
- 工事内容の違いを業者に確認する
- 住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談する
工事内容の違いを業者に確認する
業者の勘違いや、話の食い違いがある可能性を考慮して、まずは工事内容の確認を行いましょう。
納得できる回答を業者から得られない場合は、
問題があると判断して紛争処理支援センターに問い合わせましょう。
住宅リフォーム紛争処理支援センターに相談する
「公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター」はこちらです。
「住まいるダイヤル」の愛称で呼ばれる上記サイトでは、住宅のリフォームに関するトラブルを相談できます。
民間ではなく行政関連サイトのため信頼性も抜群でしょう。
1日で3度塗りしても大丈夫?3度塗りに必要な日数とは
外壁塗装で3度塗りが必要だからといって、1日で3回も塗ってはいけません。
業者の中には作業時間を短縮するために1日で3度の塗装をするケースがあります。
塗料が完全に乾くには4時間ほど必要です。天気に恵まれていれば1日に2回の塗装は可能です。
しかし1日で3回も塗装すれば施工不良を引き起こすでしょう。
3度塗りをする工事期間としては3日以上が望ましいです。
1日に1度の塗装ですね。
なお、下塗りと中塗りは次の塗装をするまでに長期間放置すると性能が低下します。
放置する期間が長いほど表面に汚れがつくためです。
具体的には1週間を超えると性能が低下しやすいです。
雨が降っているなどの特別な理由が無いのに長期間放置されている場合は、業者に問い合わせましょう。
3度塗りより4度や5度塗りのほうが優れている?
塗料は厚く塗るほど耐用年数が長くなるため、3度塗りよりも4度や5度塗ったほうがいいと考える人もいるでしょう。
確かに、厚く塗れば塗るほど雨や風には強くなります。
ですが、塗料ごとに適正な厚さというのが決まっているのです。
4度や5度塗りをすると工事費用が増えていきます。
何度も塗り重ねてしまうと費用に対して耐用年数はほとんど延びず、コストパフォーマンスが悪くなるでしょう。
耐用年数と価格のコストパフォーマンスが特に高い回数が3度塗りなのです。
住宅の外壁を塗装する場合は見た目にも気を使うはずです。
厚く塗れば見た目が悪くなりやすいため、雨や風にさらされやすい環境でもなければ3度塗りが望ましいでしょう。
塗料や環境によっては3度塗りだと必要な厚さに届かない場合があります。
重要なのは回数ではなく塗装の厚さです。
突発的な雨で塗装が流されるとか、塗料を希釈しすぎて厚く塗れない場合は塗り回数を増やす可能性があります。
「ローラーを3回通すことをウチでは3度塗りと呼んでいます」と語る悪徳業者が稀にいます。
3度塗りとは、乾燥した塗装を3回重ねることですので上記の話を信じてはいけません。
まとめ
外壁塗装では原則として3度塗りが必要です。
2度塗りだと塗料の厚さが足りず、本来の耐用年数よりも短い期間で塗装が剥がれるでしょう。
2度塗りをする悪徳業者を見抜くには、以下の5つの方法が有効です。
- 見積書で塗装の項目を確認する
- 工程表を確認する
- 中塗りと上塗りの色を変えてもらう
- 工程ごとに写真を撮ってもらう
- 作業を観察する
特に、中塗りと上塗りの色を変えれば2度塗りの手抜き工事は見分けやすくなるでしょう。
ただ、塗る回数が多ければいいというわけでもありません。
3度塗りは、塗料の耐用年数と費用のコストパフォーマンスに優れた塗り回数です。
4度塗りや5度塗りを行えば耐久性は高まるでしょう。しかし耐久性が上がりにくい割に費用は高くなります。
コメント