賃貸の部屋に念願の壁紙を貼りました|EBT

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賃貸だからと諦めていた壁に、ついに壁紙を貼る時がきました。合板フェイクウォールのおかげです。作り方はこちら(vol.1)とこちら(vol.2)

 

正直試したことがないだけではなく、ネット上で色々検索してもあまりいい情報が得られなかったので、うまくいくのかどうかはぶっつけ本番で証明するしかありませんでした。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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選んだ壁紙はインダストリアル系?

どんな部屋にしようかと考えて色々模索していた時に、インダストリアルでかっこいい部屋を見つけ、私も一気にインダストリアルが好きになりました。男前インテリアつながりとして、ブルックリンスタイルも好きなので、その2つをミックスさせたような部屋の雰囲気をメインにしようと考えました。

 

そこで重要になってくるのは、部屋の雰囲気をインダストリアルに変えてくれる壁紙。私が選んだのは、コンクリート柄の壁紙です。壁紙を貼り終えたあとは、壁に棚を作ったり、おしゃれなインテリアを飾っていきたいと思ったので、主張しすぎず使いやすい背景となってくれるような模様を選びました。

 

写真のイメージとそう違わない色合いでとても気に入っています。

コンクリート壁紙施工順序

白い壁紙と大きく違うところは、ジョイント時に柄合わせをしなくてはならない点です。柄物のジョイントは難しいですが、バッチリ決まった時はきっと気持ち良いと思います。私は今回その気持ち良さを味わうことはできなかったですが…

 

【1】道具を開封

壁紙と貼ってはがせるのりと施工道具セット(貼ってはがせるのり、施工道具セット、ローラーとトレイ、)を使用します。

壁紙の幅はだいたい決まっています。国産だと91〜93cmくらいのものになるので、トイレなど狭い場所以外は何枚かの壁紙を施工することになります。私は理由もなく一旦広げましたが、使用する前に柄をチェックしたいという方以外は、壁紙を広げず丸まったまま施工し始める方が、おそらく簡単です↓

【2】まずは、ノリを塗っていきます。

今回はノリなしを選択したためです。

※壁紙を注文するときは、ノリありかノリなしか選ぶことが出来ます。通常ノリありの方が自分でノリを塗る手間が省けるし、機械でノリが均等に塗られているので、クオリティが高いです。しかし、季節や保管場所の環境にもよりますが、ノリなので2、3週間くらいすると乾いてきてしまいます。なのですぐに施工する予定がない方はノリなしを頼まれると良いです。逆に施工予定が近日の場合は、ノリありの方が上記に挙げた理由でオススメです。

 

今回ちょっと実験も兼ねて”貼ってはがせる壁紙のりにしたんですが、回転のあまり良くないローラーを使って頑張ってノリを塗っても、合板がすぐにノリを吸って表面が乾いてしまいます。オーマイガー、ノリは悪くないはずなので、もしかして合板にノリを塗る行為が失敗だったのか…

 

そんなことを考えて泣きそうになりながら、それでもノリをたっぷりめにつけたりしてなんとか心を折らずにノリを塗っていきました。

【3】半分塗れたら、ノリが乾かないうちに壁紙を貼り付けます。

壁紙の裏に「天」と書かれている方が上ということなので、上下を合わせてとりあえず貼っていきます。空気が入らないように貼るのは至難の技です。ただそれ以上にこの時はジョイントの難しさを知る由もありませんでした。

 

後半ジョイント部分が重なっていたりずれていることに気づき、修正しようとするのですが、隙間が空いてしまったり、壁紙を破いてしまったりと無残な結果に…

【4】専用の刷毛を使って壁紙の中に入った空気を外に出していきます。

中心から外に向かって刷毛を動かします。この動作は”リフォームの若大将”に習いました。でも実際自分で施工したのは初めてです。

 

合板の場合ですが、結構強めに刷毛を押し当てないと空気がなかなか逃げていってくれません。ノリと壁紙をグッと強く粘着させながら空気を押し出していくイメージでやると、うまくいきます。

 

思っていた以上に施行中の粘着が弱いと感じました。壁紙がうまく合板にくっついてくれなくて、空気が入ったままの箇所もちらほら。

 

その理由が”貼ってはがせるのり”のそもそもの抑えた粘着力だからなのか、合板のせいなのか、ノリの量を多くしすぎたのかは分かりませんが、施工してしばらく時間が経つと、少し空気が入っていたような箇所もなくなり、しっかりくっついていきました。

【5】整えていきます。

地ベラとカッターで余分な壁紙をカットします。こちらも若大将に習いました。でも今回は、少し勝手が違います。まず壁紙の下側の端が木材など固いものでなく、タイルカーペットなのこと。さらに上側の端もピタッとくっついているわけではない。なのでどうカットしていいのか迷ってしまいました。結果的に少しピリッと壁紙を破きながら下側の壁紙をカットして、上側はハサミでカットして正面から見たら綺麗に見えるように、合板に貼り付けました。ちょっと文字だけだと分かりづらくてすいません。

【完成】だいぶクオリティが低いですが、なんとか全面貼れました。

【使用した素材&道具】

  • コンクリート柄壁紙
  • 壁紙施工道具セット
  • 貼ってはがせる壁紙のり(1kg)
  • PCスリム万能用ローラーバケ
  • バケット柄ローラートレイ
  • スケール
  • ハサミ
  • スポンジ
  • タオル

 

まとめ&レビュー

合板を使ったり、ノリを自分で塗ったりと、通常と違う環境もあってか、自分には少しハードルが高く感じる状況もありました。でもやって良かったと思います。色々発見がありました。

 

まず、合板を貼り合わせた壁でもイケること。施工後二ヶ月ほど経過していますが、壁紙が剥がれたりなどの不具合は一切ありません。合板同士のつなぎ目から空気が入ったりしないかと心配だったのですが、それも大丈夫なようです。

 

次に、貼ってはがせるのりの施行中の粘着力が思っていた以上に弱かったこと。でもこれなら確かに剥がすときは剥がしやすいかもと思いました。粘着力が抑えられていても、ちゃんとくっついていて問題もないですし。

 

そして合板がのりをめちゃくちゃ吸うこと。このことを考慮して、もし賃貸物件にお住いの方などで、今回の私のように、自分でのりを塗って合板に壁紙を貼るという場合、のりの量を少し多めに考えておいたほうがいいかもしれません。

 

最後に、ジョイント部分を甘く見ていました。まあ今回はいい勉強になりました。次回また壁紙を施工する機会があれば、ジョイントのコツを何度も見てイメトレして臨みたいと思います。

 

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