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「俺たちの部屋の壁もカッコよくして!」
以前、娘の部屋を可愛くリメイクしたのですが、その時に次男に言われた言葉です。我が家には9歳の長男7歳の次男、6歳の長女がいます。
いつも作るものは娘のものばかり。男子達からはブーイングの嵐です。男子達の部屋はほぼ放置状態。女の子に可愛い物を作ってあげると、待ってましたという反応がかえってきますし、やりがいがあります。
しかし、男子たるもの「すぐに汚す、すぐ破壊」がお決まりですが、こんな風に言われてしまうと母として動かないわけにもいかない!
子供たちのためにも、男子の部屋の壁もリメイクしてみることにしました。インダストリアルなコンクリート壁紙を使用して、無機質でかっこいいお部屋に。キレイにしても汚されることを前提で頑張りました。果たして流行りのデザイナーズ風にすることはできるのでしょうか?
壁紙リメイクDIYに挑戦!
こちらが長男と次男の部屋です。畳んだ布団が置いてあり生活感がかなり出ていますが、2段ベッドを買うまでの辛抱。やんちゃな次男が落ち着くまでは布団ですね。入学と同時に片付けをして子供部屋を作ったので、部屋としては、そこまで酷くはないと思います。
そして、この部屋のなにが問題かというと壁ですね。2人の喧嘩が酷く、中高生がいるわけでもないのに数カ所の壁がへこんでいます。そして写真のような壁紙を剥がした跡も数か所。
そして落書き。知らないうちに色々やられるので気付くのも遅かったりで、なかなか落ちません。そもそも「まど」ではなく「ドア」なんですけどね。壁には「俺は天才」的なことが書いてあったりとやりたい放題です。もうこんな汚い壁とはさよならをしたいと思います!
まずはDIYシミュレーション
娘の部屋の壁紙をリメイクした際は壁紙シールを使いましたが、今回は壁のり(剥がせるタイプ)を使用しながらの作業です。何となくイメージは湧いていたのですが、いざ貼るとなると躊躇してしまいます。そこで、壁紙を貼る前に『HomeDesign3D』というアプリでシミュレーションをしてみました。もちろん無料でできる範囲です。
HomeDesign3Dとは?
さて、このHomeDesign3Dというアプリですが、PCソフト並みの作業ができる優秀なアプリです。新しい土地から部屋までを描いて図面を起こすことが可能。家の購入からインテリア内装デザインまで思いのままにシミュレーションができます。
アプリソフトですので、タップ、スワイプでほとんどの操作が出来て非常に便利。建具もドラッグアンドドロップでポンと配置できます。
3D化ボタンをタップすることで一発で3次元化されます。平面から3Dに変わると一気にワクワク感が湧いてきます!リノベーションに役立つ壁紙、床などのパターンも種類豊富で、無料の範囲内でも大満足できる質量です。家具の配置が可能なので、お部屋の模様替えにもアプリが活躍しそうですね。簡易的なVectorworksといった感じです(Vectorworksはインテリア業界でよく使用されるPCソフト)。
図面化に挑戦
今回リメイクする部屋の図面を簡単に再現しました。建具などもちゃんと配置しています。内装デザインだけをシミュレーションをしたかったため、寸法は無視をして使用しました。
やみつきになる一発3D化!
画面右上にある右から3つめの3Dというボタンをタップするだけで、簡単に3D化が可能。3DCGソフトではレンダリング作業に時間を費やしてやっと3D化がされますね。
このアプリは高速3D化をした状態で面を選択すると、壁紙や床のパターンを変えることができるのです。家具やカーテンなどを配置して部屋の模様替えにも使えそうですね!また、HomeDesign3Dは無料内で作業する場合は、保存が不可能。できればスクリーンショットを撮りながら作業をしてくださいね。
無機質なコンクリートの壁紙とレンガ柄の壁紙でインダストリアルなインテリアが理想的ですので、完璧なシミュレーションができました。今回は壁紙と床張りを変えてシミュレーションを終了。
子供部屋のDIY開始
壁紙を貼る前にお決まりの壁掃除をします。上の方に埃が付いていることがあるので、念入りに拭き取りましょう。今回は娘もお手伝いをしてくれました。
貼ってはがせる魔法ののり使用!
我が家は持ち家ですが、まだ築6年。本格的な壁紙DIYは壁が悲惨になってからと思い、今回も剥がせる壁紙リメイクを試みました。ただ、部屋に行って壁を眺めて後悔。既にボロボロでした!
今回使用した壁紙はこちらです。
- レンガ壁紙(のり無し)
- コンクリート調壁紙(のり無し)
この壁紙は、JISで定められている基準をクリアしたF☆☆☆☆(フォースター)壁紙です。ホルムアルデヒトの発散が少ないことが一目瞭然。小さなお子さんがいても使えるため、親としては安心できるクオリティです。
壁紙DIYに必要なもの
- カベ紙貼りセット
- 貼ってはがせる専用のり
- バケット型ローラートレイ(のりを入れるバケツ)
- PCスリム万能用ローラーバケ(のりを壁につける道具)
カベ紙貼りセットの中身はこの5点です。
- カット定規(壁紙のカットに使います)
- おさえハケ(壁紙の空気を抜いたり、シワを防ぐのに使います)
- カッター
- ジョイントローラー(壁紙のつなぎ目の圧着に使います)
- ヘラ(角のクセ付けに使います)
貼ってはがせる専用のりを使えば、元地の壁紙の上に好きな壁紙を貼ることができます。賃貸や元の壁紙を変えたくない方には最適なアイテムです。
ドキドキの壁紙DIY作業!
まず壁の高さを測り、高さ+10cmでカットします。
ローラーで壁のりをつけていきます。たっぷりと均等につけましょう。
壁紙両脇の余白に→天と書いてある方を上にして貼ります。上5cm下5cm程度余分に残し、余った壁紙は後でカッターでカットします。
ハケで中の空気を出します。
角の部分をヘラでクセづけ。力を入れすぎると破れますのでご注意を!
クセづけが終わったら角の余分な壁紙をカット定規とカッターで切り落とします。
下も同様にカット。
2枚目を貼るとき、柄が合うよう確認をしながら重ねました。やはり継ぎ目作業は難易度が高いですね。
重なった部分の中心をカッターで切り落としていきます。
切り落とした壁紙をキレイに剥がします。のりが付いていないと剥がれてしまうので、継ぎ目の両脇に付け足しておきます。
継ぎ目をジョイントローラーで圧着。
次に、両脇の壁と柱にレンガ調の壁紙を貼りました。
朝起きたらベロンと剥がれていました。つけ方が甘かったようです。ここは両面テープで補修。賃貸の方は、のり無しの壁紙を買って両面テープで貼る方法もあります。のりを塗る手間も省けるのでおすすめです。
こちらが完成した様子。梁が真っ白です!
梁部分に何も柄がないと違和感があります。そこで用意したものがコチラ。
ダイソーのリメイクシートです。デニム柄でより男前に仕上げたいと思います。
ハケで空気を逃しながら貼っていきました。
梁に柄があるなしで、こんなにも印象が変わります。デニムのブルーでクールさが加わりました。また、壁に100均で購入したウォールデコーシートを貼って装飾したのですが、ちょっと物足りず。
最終的にはこのサッカーステッカーで落ち着きました。喜んでくれると疲れも吹っ飛びますね!
今回、のり無しの壁紙と貼ってはがせる魔法ののりを使った初めての作業。“いつでも剥がせる”という利便性はありますが、のりを付ける作業に最初は苦労しました。我が家の場合は、壁紙がボロボロだったので生のりつきの壁紙にすれば良かったのかもしれません。次に壁紙を張り替える時は、生のりつきをチョイスしたいと思います。みなさんも、試してみてくださいね。
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