promotion
一般的に、キッチンの正面に立った時、背中側には収納を設置する場合が多いです。
キッチンを新しくするときに、背面収納をどのようにプランすれば良いのか分からないものです。
背面収納のレイアウトを考えるには、自分が収納スペースに何を置くのかを知らなければなりません。
このページでは、各収納部材の紹介と、どのように収納をレイアウトすべきかをお伝えします。
自分自身に合った収納にすることで、収納効率はぐっと向上します。
リフォームを考えているあなたは今、「リフォーム会社が多すぎて、どこにお願いしたら良いか分からない」と悩んでしまってはいませんか?
リフォームにはたくさんのお金を使いますし、失敗して後悔したくはありませんよね・・・。
そんなときに「絶対使わないと損する」サービスがあるんです!
それが、リクルートが運営するSUUMOカウンターリフォーム。
◼️完全無料
◼️無理な営業は一切なし
◼️優良なリフォーム会社800社から厳選して紹介
◼️万が一でも安心な「完成あんしん保証」付き
◼️お断りも代行してくれる
◼️相談だけでもOK
自分ではなかなか会社選びが難航してしまいますよね・・・。でもこのSUUMOカウンターリフォームを使えば、プロが一瞬でおすすめの会社を複数紹介してくれるので、忙しい人でも簡単にリフォーム会社を比較検討できるようになりますよ!
収納場所によって役割は変わる
収納部材には、それぞれ配置される場所と役割があります。
それは、大きく3つに分類されます。
- 「フロアキャビネット」
- 「ウォールキャビネット」
- 「トールキャビネット」
呼び方や考え方はキッチンメーカーによって様々です。
ここでは基本的な収納の役割について説明します。
背の低い「フロアキャビネット」
まずは、「フロアキャビネット」です。
フロアキャビネットとは、床から腰くらいまでの背の低い収納のことです。
フロアキャビネットには、観音開きの開き収納や、スライド引き出しの引き出し収納があります。
他に中をくり抜いたオープンスペースや、キャスター付きゴミ箱のゴミワゴン付き収納を持っているキッチンメーカーもあります。
カウンターになっているため、フロアキャビネットの上に家電を置いたり、サブの調理スペースとして使ったりできます。
80cm程度の高さが一般的ですが、高さ100cmほどの、ハイフロアキャビネットという部材を持っているキッチンメーカーもあります。
吊戸棚の「ウォールキャビネット」
「ウォールキャビネット」とは、顔より上にある吊戸棚タイプの収納です。観音開きタイプがほとんどです。
フロアキャビネットの上に設置されることが多く、下にフロアキャビネット、上にウォールキャビネットという構図は良くあります。
ただし、ほとんどの場合は顔よりも上に設置するため、背の低い人は使いにくいという欠点があります。
ウォールキャビネットの中でも上の段は、天井に近い所に位置するため、背が高い人でも使いにくい部分です。
モノを出し入れするために踏み台が必要になります。
その煩わしさから、ものを入れっぱなしであまり機能していない収納部分になりがちです。
収納力は抜群の「トールキャビネット」
「トールキャビネット」は床から天井付近まである、背の高い収納のことです。
引き違いの食器棚や、カップボードと呼ばれる観音開きの収納がトールキャビネットにあたります。
上から下まで収納であるため、大きな収納力を持っています。
しかしフロアキャビネットのように、作業台として使うことはできません。
食器棚として使うことが多いです。
多くの食器を持っている場合は、大きなトール収納を設置すると良いでしょう。
収納タイプの種類7つ
各収納部材の種類を紹介していきます。
ここで紹介するのは収納部材の一部です。
それぞれのキッチンメーカーである部材、ない部材あります。
メーカーによっては、独自の個性的な収納キャビネットを持っている場合があります。
ショールームやカタログ等で確認すると良いでしょう。
1.引き出しタイプ
引き出しタイプは、スライドして引き出すキャビネットです。
3段引き出し、4段引き出しであることが多いです。
だいたい上段の引き出しが浅く、下段の引き出しほど深い形になっています。
上段の引き出しには、箸やカトラリー類を入れることが多いです。
カトラリーとは、スプーンやフォークなどのことです。
下段の引き出しは、ボトルなどの背の高いものを収納することができます。
2.開き扉タイプ
開き扉タイプは、観音開きのキャビネットです。
引き出しでは入らないような背の高いもの、大きいものを入れると良いです。
バケツのような大きな道具、梅酒を漬けたボトル等は、開き扉キャビネットに収納すると良いでしょう。
中の棚板が可動式の場合は、取り外すことができます。
3.オープンタイプ
オープンタイプは、ぽっこりスペースを空けたようなキャビネットです。
中に収納できないようなものを置いておくスペースとして使います。
ゴミ箱を置いたり、キッチンで使う用のイス、高い所のものを取る用の踏み台を置いたりします。
4.家電収納タイプ
家電収納タイプは、その名の通り家電を収納するためのキャビネットです。
置いた家電を、スライドして手前に引き出せるようになっています。
家電を置くことを想定しているため、収納の中にはコンセントがあります。
また、蒸気排出ユニットをつけられる場合があります。
蒸気排出ユニットとは、収納内で蒸気の出る家電を収納内で使っても、蒸気だけ手前に排出できる機械のことです。
水蒸気が直接収納に当たっていると、その部分から痛んでくる可能性があるためです。
蒸気排出ユニットがあると、蒸気を気にすることなく使えます。
5.食器棚・カップボード収納
食器棚・カップボード収納は、上台、中台、下台を組み合わせたバランスの良いトールキャビネットです。
観音開きの上台、食器を入れることができる中台、収納物によって変えられる下台と、一つの収納で様々な用途があります。よく採用される収納のひとつです。
6.スライド・引き違い扉収納
スライド・引き違い扉収納は、扉が引き違いになっていて、背の高いトール収納です。
引き違い扉の収納は、食器を入れることが多いです。
食器の数が多い場合は、引き違い扉収納のような、大きなトール収納を設置すると良いです。非常に大きな収納力を持っています。
7.パントリー収納
パントリー収納とは、食器や調理器具、ストックの食品などを入れることを目的とした収納庫です。
野菜類、缶詰、米、パスタ、調味料のストック、水、ビール、ワインなどです。冷やす機能がついているわけではないので、冷蔵庫とは違います。
パントリー収納は、収納力があるため、食品類以外でも収納できます。スポンジやふきんの替え、キッチン周りの掃除用具等、使い方は自由です。
収納のサイズを考える~横幅・奥行き・高さはどうする?~
続いて収納の大きさを考えていきます。
収納は、ウォールキャビネット、フロアキャビネット、トールキャビネットを自由に組み合わせて構成します。
自分が何を収納しているかを考えて、最適なサイズを選びましょう。
ファミリーで使うキッチンの背面収納サイズは
ファミリーで使う場合のキッチン背面収納の大きさ目安は、以下の通りです。
- 横幅90cm、奥行き45cm
このサイズが一般的です。
横幅が90㎝なので、このサイズをキッチンのサイズに合わせていくつか組み合わせることになるでしょう。
キッチン背面収納のサイズの考え方
では、マイホームにはどんなサイズの背面収納がぴったりなのかを考えていきましょう。
①横幅を考える
一般的なシステムキッチンのサイズは255㎝です。
背面収納は、この255㎝とのバランスを考えて決めていくのが自然でしょう。
背面収納の並びに冷蔵庫を置く場合、横幅90㎝の背面収納を2つ並べて、残りの75㎝分を冷蔵庫に充てることになります。
キッチンで使う収納のサイズは、横幅が15cm単位、または30cm単位であることが多いのでベストなバランスで組み合わせる必要があります。
②奥行きを考える
一般的な収納の奥行きは45cmです。
しかし、食器棚に大皿を入れる場合、45cmの奥行きでは、入らない可能性があります。
また、奥行きの深い大きなオーブンレンジを使っている場合、収納部のカウンターに乗らないかもしれません。
そのようなときは、奥行きが深いものを選びましょう。
キッチンメーカーにもよりますが、奥行き55cmや65cmといった、ゆとりのある収納を持っている場合があります。
収納は、観音開きのタイプとスライド扉のタイプでスペースの取り方が違います。
観音開きの収納は、扉が手前側に開きます。
そのため、開くたびに一歩後ろに下がるような形になります。スライド扉タイプは、扉が横に動くため、物を取るひとは後ろに下がる必要はありません。
キッチンと収納の通路幅が狭い場合、サイズを間違えると使い勝手が悪くなります。
どの程度の余裕があるか、事前に把握しておくことが大切です。
③高さを考える
背面収納の高さを考えるポイントは、以下の3つです。
- 収納力はどれくらい必要か
- 取り出しやすさ
- 見た目の圧迫感
家の食器や調理家電が多いなら、天井まですべて収納になっているトールキャビネットがおすすめです。
床から天井まですべて収納にできるので、これから家族が増えるというファミリー世帯でも便利に使えます。
一方で天井まですべて収納になっていると、多少の圧迫感があったり、上部のものが取り出しにくいなどの問題点もあります。
背面収納の横幅を大きく採れるのであれば、カウンター収納でスッキリと見せるのもオシャレになります。
食器や調理家電の量と相談しながら、レイアウトを決めていきます。
冷蔵庫・ゴミ箱の位置を考える
収納のレイアウトを考える際に、忘れてはいけないのが、冷蔵庫・ゴミ箱の存在です。
キッチンには冷蔵庫とゴミ箱は必要不可欠です。
調理中の動きを考えて、冷蔵庫・ゴミ箱をどこに配置するか考えましょう。
冷蔵庫の置き場所
調理中は何度も冷蔵庫を使用するため、スムーズな家事動線のためにも冷蔵庫の置き場所は大切です。
調理動線をチェックする方法として、ワークトライアングルという考え方があります。
「冷蔵庫」、「シンク」、「加熱機器」の前に立った3点を結んだ三角形、これがワークトライアングルです。
3辺の総和が3m60cm~6mが適当とされています。それぞれの辺が長くなるとムダな動きが多くなります。
冷蔵庫の位置は、端っこに設置することが多いです。
しかし、このワークトライアングルを意識し、冷蔵庫の位置を見直してみると良いでしょう。
ゴミ箱の置き場所
調理中にゴミは必ず出ます。
ゴミ箱はすぐ手の届く位置に設置すると、使い勝手が良くなります。
今では、収納の一部にゴミ箱を設定しているキッチンメーカーもあります。
キャスター付きで、動かせるゴミワゴンや、扉面材と合わせて、一見ゴミ箱とわからないようなものもあります。
ゴミ箱は、サッと捨てられる位置に設置するのが一番良いです。
収納全体のレイアウト3タイプ
収納のレイアウトを考えるのに、最も重要なのは、「何をしまうのか」を考えることです。
食器の数が少ないのに、大きな食器棚を設置してもムダになります。
家電を多く使うのに、置くスペースが無ければ意味がありません。
自分がいま、どのようなものを、どのくらいの量持っているかをしっかり考えましょう。
収納のレイアウトはどのようなものがあるのかをみていきます。
トール&セパレートタイプ
トールキャビネット・ウォールキャビネット・フロアキャビネットを使った、バランスの良いレイアウトです。
それぞれの収納が、違った目的で設置されています。
良く採用されるポピュラーな形です。
トールキャビネットには食器類を収納します。
食器の数によってトールキャビネットの幅を、広くしたり狭くしたりすると良いでしょう。
フロアキャビネットのカウンターの上には、よく使う家電を置きます。
フロアキャビネット本体は、収納するものの大きさによって、開き扉かスライド引き出しを設置。
家電が多い場合は、家電収納キャビネットを置くのも良いでしょう。
ウォールキャビネットは、使う頻度が高くないものを収納します。たこ焼き器、ホットサンドメーカー、おせちの重箱などです。
ウォールキャビネットの上の方に収納した場合、踏み台を持ってきて出し入れする必要があります。
そのため、使う頻度が高いものは収納せずに、年に数回使うようなものを収納すると良いでしょう。
カウンター収納タイプ
フロアキャビネットを横に並べたレイアウトです。
家電を多く持っている場合に有効です。
カウンター上に家電を並べることで、どれもすぐに使うことができます。
多くの家電を使う予定だったら、壁にコンセントを設置することを忘れないでください。
また、カウンターをちょっとした作業台として使うこともできます。
複数人がキッチンに立つ際には、このちょっとしたカウンターが重宝されます。
二列型キッチンのように、しっかりとカウンターを作業台として使いたい場合は、奥行きの深いカウンターにすると良いでしょう。
トール収納タイプ
トール収納を並べて、一面収納にするレイアウトです。
食器の点数が多い場合や、収納に統一感を持たせたい場合におすすめのレイアウトです。
たくさんのものを入れることができるのが一番のメリットです。
ただ、注意点が2つあります。
窓を設けることができないことと、圧迫感が出るということです。
壁一面が収納になるため、窓を設けるスペースが無くなってしまいます。
また、背の高い収納が並ぶとどうしても圧迫感が出ます。
キッチンスペースが十分な広さをとれている場合は、あまり気になりませんが、狭いスペースの中にトールキャビネットが並ぶと窮屈さを感じる場合があります。
収納物の数と、キッチンスペースも良く考えましょう。
まとめ
収納は、レイアウト次第で使いやすさが変わります。自分に合った収納を設置する必要があります。
ムダなスペースにすることのないように、手持ちのものをみて、よく考えることが大切です。
自分に合った収納を選ぶことができたら、キッチンも自然と片付きます。
自分にとって最高に使いやすい収納レイアウトを考えてみてください。
\リフォームの最安値をチェックする!/
コメント