壁紙の15色が心理学的にもたらす効果とは?部屋ごとのおすすめカラーをどこよりも詳しく解説

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これから新たに家を建てようと考えている方、家のリフォームを考えている方の中には

壁紙の色はどんな色にしたらいいかな?

白以外の色に挑戦したいけど、どんな風に選べばいいか分からない

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

『色』というのは、私たちの普段の生活に深い関わりを持っています。

もしもあなたやあなたの周りの人が気づかないうちに、『色』によって行動が変わっているとしたら…

人が無意識に行う心理的行動と『色』というのは、深い関わりを持っていることがわかっています。

今回は、知っておけばあなたの人生をも左右するかもしれない色の興味深い知識をお伝えしていきます。

記事を読み終えた時あなたはまるで、カラーコーディネーターのように色について詳しく、色を普段の生活に取り入れ、操れるようになっていることでしょう。

そして、あなたがこれから壁紙を変えることでお部屋のイメージチェンジをはかるのであれば、その一つの選択肢として今回の記事を参考にして頂けたらと思います。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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色が人のこころに与える効果と仕組み

まずは私と一緒に、色が持つ不思議なエネルギーを一緒に紐解いていきましょう。

色の原点を知ることで、後の項目でお伝えする色がもたらす心理的効果というものの理解が深まりやすいかと思います。

色を生み出している源

あなたはそもそも、色の源が何かご存知ですか?

実は、太陽と電気です。

太陽や電気が物体に色をつけ、私たちの視覚でわかるようにしているのです。

少し科学的な視点からお話をすると、光というのは電磁波(エネルギーの一種)の一種です。

例えば、太陽光線に混じっている紫外線や赤外線、テレビの電波やレントゲンなどのX線などもそうですね。

電磁波のそのほとんどは人の目で見ることは出来ません。

赤外線も紫外線も目で見ることはできないですよね。

ですが、人間には目視出来る範囲(*可視範囲)というものがあります。それこそが人間が「光」として認識しているものなのです。

可視範囲を数字で表すと360nm〜830nmだと言われています。
※1nm(ナノメートル)というのは、なんと10億分の1メートルです。気が遠くなりますね。

色が決まる仕組み

光というのは何色と決まっているわけではありません。

光そのものは人が目視出来る全ての色を含んでいるのです。

人の目に見える光、いわゆる可視光線が当たった物体が、どのように反射、吸収するかで目に見える光の色が変わります。

つまり「光自体の色が決まっている」、というわけではないのですね。

光には「波長」というものがあって、その長さによって識別する色が異なります。

例えば、長い波長を多く反射する物体であれば、私たちは「赤」と認識します。

反対に短い波長を多く反射する物体であれば、「青」と認識します。中間あたりが「緑色」となるんですね。

この「赤」「青」「緑」というのが*光の「三原色」となります。

この三原色を混ぜ合わせ、様々な色が世の中に生まれているということなんですね。

また、長い波長や短い波長、中間の長さの波長など、様々な波長が均等に反射されると、人は「白」または「透明」と認識するのです。

※光の三原色=光は混ぜ合わせることで、どんどん明るくなっていきます。このことを加法混色と言います。光の三原色は「赤」「青(菫)」「緑」です。

一方、絵の具を混ぜ合わせることで、どんどん暗くなります。

このことを滅法混色と言います。色の三原色は「シアン(緑みの青)」「マゼンタ(赤紫)」「イエロー(黄色)」です。

だいぶ難しい話になってきましたね。

あと少しで、次の項目(色がもたらす心理的効果)に進むのでもう少しだけお付き合い下さいね。

光の三原色について、以下の動画でわかりやすく解説されているので、こちらも参考にしてみてくださいね!


出典:YouTube

人間と関わりの深い太陽の光

太陽の光をスペクトル分解(文末に説明)すると、光のほとんどが可視光線、いわゆる人間の目に見える領域の光となります。

このことから、太陽の光に合わせて、人間の目が進化を遂げてきたと言っても過言ではないのかもしれませんね。

一方、昆虫類や鳥類の中には紫外線領域の光が見える目を持つものも多くいます。

人によっては羨ましいと思う方もいるかもしれないですね。

個人的には見える色があり過ぎて、絶対色を選ぶときに迷うので嫌ですが 笑

※スペクトル分解=光の波長の長さによって、色が移り変わっていく様子のことをスペクトルと呼び、それを分解したもの。文化(国など)によって違いますが、日本では通常このスペクトルのカラー色を七色に分類し、レインボーカラー、虹色と呼んでいます。

お疲れさまでした。

なんだか壁紙の色をどうするかということだったのに、いつの間にか光の科学のお勉強のようになってしまいましたね 笑

しかしこれは色が持つ力を解き明かし、あなたの生活に関わらせたい「色」を判断するためにとても大切な知識です。

ぜひ覚えておいて下さいね。

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壁紙の色を選ぶときのコツ3つ

ではさっそく壁紙の色の話に移りましょう。

壁紙の色の効果を解説する前に、まずはどのようにして壁紙のカラーを選べばよいのかというコツを知っておくことが大切です。

ポイントは3つ。

  1. 各部屋の用途・特徴を理解する
  2. 色のイメージ・効果を知る
  3. 床・ドア・家具との相性・組み合わせを考える

一番くつろげる空間となるマイホームですから、壁紙の色選びでも失敗しなくないですよね。しっかりとポイントを押さえておきましょう。

1.各部屋の用途・特徴を理解する

その部屋がどんなシーンで使われるかによって、選ぶ壁紙の色も変わってきます。

そのため、部屋ごとに壁紙の色を選んでいくのがオススメ。

各部屋の特徴を把握しておきましょう。

リビング

くつろぐ空間。

家具も多いのでベージュ、ホワイト、ベージュ、ブラウンなど落ち着いた色で無地がおすすめ。

キッチン

作業するための「動く」場所。

リビングダイニングとつながっているなら、同系色の落ち着いた色がおすすめ。個性的なイメージを出したいなら、タイルなど素材や柄で遊ぶのも楽しい。

冷蔵庫やシステムキッチンと色をそろえると統一感が出る。

寝室

朝目覚めて最初に目にする空間。

やさしい空間または元気が出る空間など、テーマを持たせると◎。アクセントカラーを入れてもおしゃれ。

子供部屋

子供のプライベート空間として子供の個性を出せる場所。

パステルカラー、柄ものを使って明るい雰囲気にする壁紙が人気。年齢が大きい場合は、モノトーンやベージュなどシックにすると家具も合わせやすい。

トイレ

毎日一人で使用する場所。

小さな空間なので明るい壁紙がおすすめ。バイカラーやアクセントカラーなどで個性も出しやすい空間。

書斎・趣味の部屋

何かに没頭できる空間。

仕事用であればホワイト、ベージュ、ブラン、ブラックなどモノトーンで集中できる空間に。趣味としてのスペースであればビビットなカラーをもってきても気分が切り替わり楽しい。

2.色のイメージ・効果を知る

この後の章で解説していきますが、色にはそれぞれ人にもたらす効果やイメージが異なります。

暖色系は暖かい気持ちにさせたり元気を与えたり、反対に寒色系は冷静さを保ち疲れをいやしてくれるなどの効果があります。

こうした効果を、壁紙でも上手に利用したいところですね。

3.床・ドア・家具との相性・組み合わせを考える

床、ドア、家具、カーテンとの相性を考えることも大切です。

床やドアの色がすでに決まっているというケースなら、壁紙はそれらに合わせて決める必要があります。

同系色にすれば統一感が出て家具も配置しやすくなりますし、あえて外した色にすれば遊び心のある空間にすることもできます。

PCでイメージ図を見せてくれるところもありますので、しっかりとシミュレーションしておきましょう。

色が人にもたらす心理的効果とイメージ~壁紙として使うのにおすすめの場所も紹介~

色が人にもたらす心理的効果を、色別に下記4つのカテゴリーに分けてお話していきます。

その後、色一つ一つに対して、どんなイメージをつけたい、またどんな効果を発揮させたい時に選べばいいのかということを簡単にまとめておきます。

色の基本性質 色が本来持っている基本の性質
色の心理的効果 色がもたらす人の心理に作用する効果
色のイメージ 色から連想される抽象的なイメージ
人のタイプ  色を好む人のタイプ

白色・ホワイト

【白色・ホワイトが持つ基本性質】

→無彩色、進出色、膨張色、柔軟色、軽量色、浄化、強さ

白色は色がないのではなく、全ての色が均等に混ざった状態の光を象徴しています。

マイナスなエネルギーを強く素直な光で跳ね返し、照らすことで浄化させるパワーを持っています。

全ての色を含んだ光で、無限の可能性がある色です。

【白色・ホワイトの心理的効果】

清潔感、透明感を与える–

何色にも属さず、何色にも変化できる白色は、見ている人に清潔感や透明感を与えてくれます。

臨機応変な対応力がつく–

白色は何色にも染まることのできる色です。場合や場面によって柔軟に対応する力をアップします。

物事の始まり–

真っ白いキャンバスノートのように、これから何かを描いていこうという始まりのイメージを持たせることが出来ます。

強い意志を保つ–

色の中で最も強い光を放つ白色は、真っ直ぐな自分の道の途中に訪れる問題を全て受け入れ、力に変えていく強さを持っています。

汚さない意識が芽生える–

汚してはいけないという気持ちにさせる為、神聖な建物や汚さないで欲しいものなどは、白色とされていることが多いです。

呼吸を楽にさせる–

混じり気のない純白な白色は、見ているものをすっきりとさせ呼吸を楽にさせます。

【白色・ホワイトの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

純粋、清潔、純白、無限、強さ、清純、透明感、無垢、正義

ネガティブイメージ

虚しさ、頼りなさ、虚脱感、無意味

【白色・ホワイトを好む人のタイプ】

正義感に溢れている人、真面目な人、純粋な人、清潔感が好きな人、理想に向かっている人、強い意志のある人、信じる心が強い人

【どんな時(どんな場所)に白色・ホワイトの壁紙を選んだらいいのか?】

物事の始まりを示唆する白色の壁紙は、新生活や新しいものを取り入れた時に取り入れてみると、気分がすっきりとし、気持ちが健やかになります。

また、どの色にも染まり受け入れることのできる白色は、組み合わせる色によって雰囲気を変えます。

清潔感を感じたいトイレや寝室などの壁紙を白色にすると良いかもしれませんね。

黒色・ブラック

【黒色・ブラックが持つ基本性質】

→無彩色、強硬色、重量色、後退色、収納色、絶望、未知、無限

黒色は、色の源である光が当たっていない色のない状態です。

色の源である光を反射することなく吸収、遮断している状態です。

しかし、絶望を感じさせるイメージとは逆に、無限に広がる黒い宇宙のように未知なる世界の可能性を示唆しています。

他の色よりも濃厚な強さを表し、神秘的な雰囲気を感じさせます。

【黒色・ブラックの心理的効果】

周りの色を引き立たせる–

色がない状態の黒色は、周りの色を引き立たせる役割を担います。

ですが、その吸収の強さから組み合わされた色に黒色のイメージが重なり合います。

絶望感を感じる–

黒色の空間に長時間身を委ねると、生命を維持するための機能が低下し、絶望感を感じます。

本質を隠す–

どの色の光も通すことのない色は、自分自身の隠れミノになりえます。

まだ人に知られたくない未知なるままの状態として自分を守ることが出来ます。

感情が表に出なくなる–

自分の感情を隠すことが出来、与えられた使命や役割を果たすために動くことが出来ます。また、人に対して踏み入れにくい一線を引き、距離を置くことの出来る色です。

強さや権力を感じさせる–

どっしりと重量感のある黒色は、強さや権力を誇張し、威厳を持たせることが出来ます。

高級感を感じさせる–

色がない黒色は、安易に感情をさらけ出すことがなく、どの色にもない深い高級感を感じさせます。

【黒色・ブラックの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

神秘的、未知の力、高級感、威厳

ネガティブイメージ

悪、恐怖、悲しみ、闇、絶望、拒絶、不安

【黒色・ブラックを好む人のタイプ】

孤独な人、無口な人、秘密主義者、完璧主義者、ナルシスト、人に干渉されるのが嫌いな人、強く痛い人

【どんな時(どんな場所)に黒色・ブラックの壁紙を選んだらいいのか?】

未知なる世界に足を踏み入れようとしている時、黒色の壁紙を選ぶことで自分を信じる強さを得られる可能性があります。

また、高級感や重量感があり、強く丈夫なイメージがつけられます。

他の色と組み合わせることで、組み合わせた色を引き立たせ引き締める効果があります。

赤色・レッド

赤色・レッドが持つ基本性質】

→温暖色、膨張色、増進色、進出色、攻撃色、興奮色、購買色

赤色が本来持つ基本の性質は、極端です。

色の源である太陽や火などを連想させ、明るく活発でエネルギーに満ち溢れた温かみを感じる色となります。

一方で、その自己主張の強さから、危険を知らせる為のものに多く使われていたり、血などを連組させ攻撃的な意味合いを持つ色にもなります。

赤色はプラスにもマイナスにも強いエネルギーを発するのです。

また、はるか昔から生命を維持する為に食べられてきた肉や熟した果実などの色でもあり、人間にとって生命に直結する深く関わりのある色です。

人の脳波が一番揺れ動き、対極な強い感情が入り混じる色です。

【赤色・レッドの心理的効果】

エネルギッシュなリーダー的要素–

太陽と同じように情熱や活力を感じ、気分を高揚させプラス思考にさせてくれます。

また、周りの人々にも影響を及ぼす強いエネルギーがあり、自分がリーダーとして周りをまとめ上げて引っ張っていく場合、その力を高めてくれます。

曲げない強さと集中力アップ–

一度決めたものを曲げずに、やる気を持続させ突き進んでいく強さを与えてくれます。

ある期限までにどうしても終わらせなければいけない案件などがある時や徹夜で何かをやり遂げる時などに効果を発揮してくれます。

勉強や趣味などを集中して頑張りたい時にオススメです。

情熱的な愛と興奮をもたらす–

赤いバラのように相手への情熱的な愛を引き出し、誰かにその溢れ出る熱い想いを伝えたい時に効果を発揮します。

アドレナリンを分泌し、興奮させる効果があることからも赤色の部屋は愛情を促進させ、性欲を高めます。

赤色が持つ生命力に直結した効果です。

食欲を増進させる–

食欲を増進させる効果もある赤色は、食欲がない時に料理に混ぜてあげると良いと言われれる色です。

例えば梅干しやトマト、マグロ、パプリカ、香辛料の赤などでもいいですね。

昔の食とも関係の深い赤、本能的な食欲に働きかけます。

体感温度と体感スピードを上げる–

暖色の赤は暖かく感じさせる効果があるので、お部屋の体感温度をあげたい時などに効果的です。

交感神経を刺激されることで、脈拍が速くなり血流が早くなることから体感温度が上がるとされています。

また体感スピードも上げ、時間の経過を早く感じさせます。

退屈な作業をしなければいけない時や待ちきれない予定がある時などに赤色を飾ると効果的です。

自己主張が高く関心を集める–

食、肉体などの生命の維持に直結する赤色はどの色よりも自己主張が強く、目立ちます。

そのため人の目につきたい事柄を表す時に用いられることが多いです。

ただ、だからこそ危険を表す色(信号機の赤、消化器、)としても認知されているので、赤色を見た時に危険を感じさせてしまうネガティブ効果もあります。

【赤色・レッドの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

生命、情熱、愛、愛情、勇気、活気、積極的、暖かさ、勝利、エネルギー

ネガティブイメージ

危険、止まれ、争い、戦争、怒り、恐怖、攻撃的、乱暴、悪魔

【赤色・レッドを好む人のタイプ】

リーダー的立場の人、会社の社長、指導者、決断力のある人、アクティブな人、頑張り屋な人、明るく元気な人、目立ちたがり屋な人、短気な人、落ち着きがない人、派手な人、上昇志向のある人、感情に左右される、情熱的な人、自己主張が強い人、現実的な人、ロマンチスト、努力家

【どんな時(どんな場所)に赤色の壁紙を選んだらいいのか?】

赤色は、生きていく上で重要なことに対してプラスに働きかけます。衣食住、経済、生きることの手助けをします。自分の顕在的、潜在的な情熱や熱い想いを促進させてくれる効果があるので、目標に向かって突き進んでいる時に、集中して一気に物事を進めたい場所、勉強部屋や仕事部屋などに取り入れると良いと思います。逆に興奮しすぎて集中できない場合には、緩和剤として心を落ち着かせる青や緑を取り入れると良いでしょう。愛の溢れた情熱的な夜の営みを促したい時は、寝室に取り入れると良いと思います。また、他の人に対して赤色(元気、情熱的、努力など)を感じさせる人だと思って欲しい場合には、来客の多いリビングなどに赤色を取り入れると良いでしょう。

青色・ブルー

【青色・ブルーが持つ基本性質】

→鎮静色、抑制色、寒冷色、後退色

青色が本来持つ基本性質は、空や海や水など自然界の雄大さや生命の尊さを感じさせてくれます。

世界的に見ても爽やかなイメージから好感度が高く、最も好まれる色の系統です。

【青色・ブルーの心理的効果】

爽やかで信頼感を与える–

青色は見る人にとって爽やかでクールな印象を与えてくれ、人とのコミュニケーションを円滑に進めるための第一印象のアップに効果的です。

また平和を象徴するその印象の良さから、企業のロゴやテーマカラーなどにも多く使われています。

気持ちを落ち着かせる抑制作用–

火照った心を落ち着かせる抑制作用のある青色は、どうにもならない興奮を鎮めたい時に効果を発揮します。

また、落ち着いて集中力を高めたい時などにも有効なので、頭を常に冷静に保ちたい時や物事を冷静に判断したい時などに、効果があります。

食欲をコントロールする–

ダイエット中の方は、お腹が空いて何か食べたくなったら、青色を見ると食欲が抑制されます。

青色が持つ食欲減退効果を利用して、ダイエットの手助けをしてもらうのもいいかもしれません。

逆に、食べ物の中には青色が少ないので食欲減退効果に繋がるのですが、青い海の近くや青い空の下でする食事は人に爽やかさや安らぎを与え、食が美味しく感じる効果も持っています。

睡眠を促進させ安眠させる–

青色には、睡眠を促進させる効果があります。

なかなか寝付けない夜や夜中に覚醒してしまった時などに、青色のものを見ることで頭をリラックスさせα派が出て、スーッと眠りを誘う効果があります。

体感温度と体感スピードを下げる–

赤色とは逆に青色を見ると寒さを連想させ、キュッと体が締まり体感温度を低下させる効果があります。

夏の暑い日に、青色の風鈴などを置くのはこのためです。

また興奮を抑える効果があることから、時間がゆっくりと流れ、物事がより冷静に見ることが出来るようになります。

冷静な判断力を上げる–

青色を見ることで人が持つ副交感神経に働きかけ、頭がリラックスして気持ちが落ち着きます。

脈拍をゆっくりにし、血圧や体温が下がり、呼吸もゆっくりになるからと言われています。

感情にとらわれず、左脳を使った論理的な思考のもと冷静に物事を判断出来るようになります。

【青色・ブルーの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

爽快感、誠実、平和、信頼感、安らぎ、雄大、広大、生命、栄光、知性、清潔、誠実、開放感

ネガティブイメージ

冷酷、悲しみ、不安、冷たさ、憂鬱、失望、孤独、絶縁

【青色・ブルーを好む人のタイプ】

寛容な心の持ち主、感情に左右されない人、穏やかな人、信用できる人、秘書、戦略的、品性がある、控えめな人、冷静な判断力のある人、ミスが許せない人、優柔不断、他人からどう見られているかきになる人、策略家、冷たい印象、品がある人、プライドが高い、自分は二の次、謙虚な人、辛抱強い人、利益よりやりがいに重点を置いている人

【どんな時(どんな場所)に青色・ブルーの壁紙を選んだらいいのか?】

青色が表す冷静さや穏やかさが欲しい時に、お部屋の色を青色にするといいと思います。

例えば、リビングなど家族がよく団欒する場所などに青色の壁紙を取り入れると、争いごとや言い合いが減りいつも以上に家族が平和で穏やかにいられるかもしれません。

冷静な判断力の手助けをしてくれる青色の壁紙は、勉強部屋や仕事部屋などにも最適です。

また、来客の多いリビングなどに青色の壁紙を取り入れたとしたら信頼感を手助けし、友人や仕事仲間との良いコミュニケーションが測れるかもしれないですね。

黄色・イエロー

【黄色・イエローが持つ基本性質】

→温暖色、膨張色、進出色、興奮色、ユーモア、軽量色

黄色は有彩色の中で一番明るく、光を象徴しています。

明るくユーモアがあり、見ているだけで心が弾み、楽しい気持ちにさせてくれます。

黄色はアイデンティティーにも関わりが深く、周りや自分に対して本質を見るために光をあてます。また、人々に希望や喜びを与えてくれます。

【黄色・イエローの心理的効果】

明るくポジティブな印象に–

光を象徴する黄色は、見る人に対して明るくポジティブな印象を与えます。

気持ちが落ち込んでいる時、テンションをあげたい時などに必要な色の一つです。

記憶力を高める効果–

黄色は知性の色でもあり、人間の左脳を刺激し記憶力や理解力が高まります。

文章の構成が苦手で、人前で話すのが苦手な人の会話をスムーズに誘導していく効果があり、知性に対する心の余裕をもたらしてくれます。

注意を促す–

黄色は昼夜問わずに目立つ色です。

自然界では、ライオンやトラやチーター、キリンや蜂などが体に黄色を持っており、「自分に近づくと危ない、危険」だと知らせるサインだと言われています。

また人工物では、工事の標識や踏切、立ち入り禁止区域、信号などに使われています。

自己アピールと甘え–

自己アピールをしたいという願望があり、誰かに認めてもらいたい、振り向いて欲しいと思っている時に好んだりします。

赤ちゃんが赤と同じくらい黄色を好むことからも、自己主張や甘え、天真爛漫や無邪気さなどを表す色であると言えます。

潜在的なアイディアを引き出してくれる–

自分を引き立たせ自信を持たせてくれる黄色は、自身の知性を刺激し潜在的なアイディアを引き出してくれます。

また、その人独自の考え方を誘発し、ユーモアなアイディアを思いつかせてくれる手助けをしてくれます。

緊張を緩和する–

黄色は、テスト前や就職試験の前などで心が緊張している時、自分に自信を持たせ不安を取り除くことで、ありのままの自分を受け入れる心の手助けをしてくれます。

その結果、緊張がほぐれリラックスさせてくれます。

【黄色・イエローの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

明るい、ユーモア、楽しい、ひょうきん、面白い、活発、サポート、喜び、幸せ、希望、ゆとり

ネガティブイメージ

奇抜、甘え、軽い、緊張、、酸っぱさ、弱さ、危険、注意、幼さ、

【黄色・イエローを好む人のタイプ】

元気な人、好奇心旺盛な人、ユーモアがある人、マイペースな人、フレンドリーな人、お調子者、人気者、知ったかぶり、軽率な発言が多い人、夢を語る人、知的好奇心が高い人、冒険家、バラエティ、おしゃべり、自己中心的、回転が早い人、ムードメーカー、イメージリーダー、芸術家、ファッションデザイナー

【どんな時(どんな場所)に黄色・イエローの壁紙を選んだらいいのか?】

気持ちを明るくしたい時や独創的なアイディアやユーモアなアイディアを生み出したい時に、様々な場所で活躍します。

仕事部屋やリビングなどに色を取り入れると良いでしょう。

また、黄色は消化器系統を促進する作用があり、消化を助け体内に溜まったガスなどを排出させる働きかけをすることから、便秘がちな人はトイレなどの壁紙に黄色を取り入れるのも良いかもしれませんね。

緑色・グリーン

【緑色・グリーンが持つ基本性質】

→沈静色、重量色、中性色、調和

自然の緑を連想させ安心感を感じさせてくれる色です。

心が穏やかになりリラックスさせてくれます。

また、スペクトルのちょうど中間色でもあることから、周りと調和を取るのに適しています。

【緑色・グリーンの心理的効果】

心身の疲れを癒す作用–

緑色は穏やかな自然の緑を連想させ、まるで森林の中にいるようなリラックス感を与え、心と身体の疲れを癒していきます。

ヒーリングの効果のある色です。

バランスの取れた穏やかさ–

緑色は中間色ということもあり、周りとの調和を取りたい時などに誰の邪魔もせずに同調し、溶け込みます。

刺激が少なく心と体のバランスをとり安心感と安らぎを与えてくれます。

緊張を緩和する作用–

緑色を見ていると鎮静作用が働き、リラックス効果を高め、緊張を緩めます。

目に優しい–

緑色は心身だけでなく目に優しく、疲れた目を癒し疲れを和らげる効果を持っています。

脳をリフレシッシュさせる–

仕事の考えやアイディアが行き詰まった時に緑色を感じることで脳をリフレッシュさせ、機能が衰えていた脳を活性化させます。

思考を広げる–

緑色は物事から距離を保つことに優れ、物事を客観視できるようになります。

視野が広がり、相手の意見を否定することなく取り入れ、客観的に耳を傾けることができるようになり、さらに自分の進むべき道が分かるようになります。

【緑色・グリーンの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

くつろぎ、癒し、穏やか、爽やか、平和、再生、回復、自然、若さ、安心 、調和、健康

ネガティブイメージ

受動的、保守的、未熟、主張がない

【緑色・グリーンを好む人のタイプ】

優しい人、穏やかな人、気遣いができる人、バランスのとれた人、距離を保てる人、癒しが欲しい人、忙しい人、平和主義者、自然が好き、若々しい人、ゆったりとした人、マイペースな人、脇役気質な人、素直な人

【どんな時(どんな場所)に緑色・グリーンの壁紙を選んだらいいのか?】

疲れた身体を癒したい時や安心感や心の穏やかさを保ちたい時に、緑色の壁紙を取り入れると良いです。

ダイニングや寝室、トイレや玄関など幅広く使える色だと思います。

人の調和を大事にしたい場所であればリビングやダイニング、個人の癒しを求めるなら寝室やトイレなどに活用すると良い色です。

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紫色・パープル

【紫色・パープルが持つ基本性質】

→沈静色、重量色、奉仕、スピリチュアル

活発な赤と抑制の青という正反対の色が混ざり合って出来た中間色である紫色は、場面や隣り合う色によってそのイメージを自在に変えます。

幅広い色域が紫と認識され、感性が磨かれ、想像力を高めてくれます。

また、相反する色が共存しているために「冷静と情熱」「月と太陽」「天と地」のように相反するエネルギーを持っています。

この複雑さから思慮深さやミステリアスな独特の雰囲気をかもし出します。

宗教的にも高貴な色として扱われてきました。

【紫色・パープルの心理的効果】

インスピレーションを高め感性が豊かになる–

紫色の複雑な色合いは、幅広い感性と奥深き想像力をもたらしてくれます。

スピリチュアルと奉仕–

紫色は宗教と霊的なものにとても関係が深いとされています。

紫色が持つスピリチュアルなエネルギーは、周りに流されず自分の世界を追求し、結果的に相手のためにもなっているという奉仕の心に繋がっていきます。

心のバランスが崩れた時の癒し–

一般的に欲求不満や病弱な色として扱われることもある紫色ですが、本来は赤と青のように相反する2つの気持ちがぶつかり合い、その葛藤に疲れ果てた時に両方の性質を持つ紫色がバランスを整えてくれるのです。

高い精神世界への入り口–

スピリチュアリティーやミステリアスな雰囲気を持つ紫色は、哲学的な考えに結びつくことも多いです。

自分とゆっくり深く向かい合いたい時にその手助けをしてくれます。

魅惑的に感じさせる–

個性があり魅力的で、高貴で妖艶な雰囲気を作り出してくれます。

また、性的なイメージを掻き立ててくれる要素も持ち合わせているので、異性に対して魅力的に感じます。

ひらめきや直感力をアップする–

人の潜在能力を高め、奥底に眠るミステリアスな部分を引き出し、新しいアイディアを導き出したり、直感力の鋭さをアップさせる効果を持ちます。

【紫色・パープルの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

感性、芸術、高貴、魅力、優雅、上品、華麗、エキゾチック、魅力、思慮深い、神聖、神秘

ネガティブイメージ

欲求、悪魔、妬み、嫉妬、二面性、不安、下品

【紫色・パープルを好む人のタイプ】

セラピスト、占い師、宗教信者、ヒーラー、ナルシスト、精神性が高い人、孤独が好きな人、浮世離れ、スピリチュアルな人、こだわりが強い、自意識過剰、妄想力が強い人、個性的な人、美意識が高い人

【どんな時(どんな場所)に紫色・パープルの壁紙を選んだらいいのか?】

思慮深き紫色の壁紙は、物事を深く考え込みたい時に感性を研ぎ澄まし、インスピレーションを掻き立ててくれることでしょう。

書斎など、深く集中したい部屋などに取り入れると良いと思います。

また、性的な魅力や誘惑を高めるという観点と、回復機能を高める効果があることから、寝室に紫の壁紙を取り入れるのも良いと思います。

桃色・ピンク

【桃色・ピンクが持つ基本性質】

→温暖色、進出色、柔軟色、軽量色、無償の愛

桃色はとても優しいイメージを持ち、女性らしさの象徴でもある色です。

しかし、その中に母が子に対して与える無償の愛のような強いエネルギーを持っています。

心や体に愛が満ち溢れた気持ちにさせてくれ、好きな人と恋愛している時や幸せな時などに、強く桃色のイメージを感じます。

他の色と比べて桃色は、心理学的にマイナス面の少ないことも特徴の一つです。

【桃色・ピンクの心理的効果】

優しさや柔らかさを感じる–

女性的なイメージを持つ桃色は、優しく柔らかく思いやりのあるイメージを持たせます。

攻撃的な相手に対しても、大きな愛で気持ちを包み穏やかにする効果があります。

体や心が若返る–

桃色は女性ホルモンの分泌を助け、肌の潤いを保ち、多くの女性を美しく若くいさせてくれます。

だから桃色を本能的に好きな女性が多いのです。

幸せな気持ちになる–

情熱的な愛を持つ赤に光をあてると桃色になります。

赤の持つ愛がより深まり、全てを包み込む愛に発展し周りに幸せを感じさせてくれます。

甘え上手になる–

全ての愛をテーマとした桃色は、自分が与えることとは逆に相手から受け取ること手助けしてくれます。

相手からの愛を待っているだけではなく、その気持ちを素直に表現しやすくしてくれます。

緊張をほぐし安らかになる–

桃色は人の持つ交感神経に働きかけ、血行を良くしたり筋肉の緊張をほぐしてくれる効果があると言われています。

甘いものをより甘く美味しく感じさせる–

桃色は、味覚を刺激し甘いものを一層甘く美味しく感じさせる効果を持っています。

【桃色・ピンクの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

幸せ、ハート、エレガント、フェミニン、女性らしさ、ヒロイン、優しさ、安らかさ、愛、可愛らしさ

ネガティブイメージ

甘え、幼稚、わがまま、派手、弱さ

【桃色・ピンクを好む人のタイプ】

繊細な人、甘え上手、女性的な人、優しさに溢れた人、恋愛をしている人、女性らしさに憧れのある人、わがままな人、ファッションリーダー、計算高い人、外見にこだわる人

【どんな時(どんな場所)に桃色・ピンクの壁紙を選んだらいいのか?】

女性らしく思いやりに溢れた桃色の壁紙は、常に優しい気持ちで過ごしたい時にリビングやダイニング、寝室、トイレなどの場所に使用すると思い通りの効果が得られやすいと思います。

また争いを嫌う桃色は、攻撃的なお客様が来た時に安らぎを与え、口論や喧嘩に発展することが少なくなります。

橙色・オレンジ

【橙色・オレンジが持つ基本性質】

→温暖色、膨張色、進出色、興奮色、陽気、社交性

太陽や炎を連想させる橙色は、赤色と黄色が混ざり合って出来た色です。

陽気で暖かさを感じさせ、社交性を高め、明るく活発でポジティブな印象を与えます。

【橙色・オレンジの心理的効果】

陽気で暖かい印象を与える–

太陽のような橙色は、暖かい高揚感を周りに与えます。

人間関係を促す色–

陽気で親しみやすく暖かい印象を受ける橙色は、人間関係を促進し早く育たせる効果を持ちます。

それによって仲間意識が芽生え、優良な人間関係が構築されるようになります。

食欲を促す–

食欲がなく料理が美味しく感じられないときは、橙色を取り入れることで人の胃腸を刺激し、食欲をアップさせる効果を期待しましょう。

心の不安を取り除く–

優しく暖かい橙色は、恐怖や未来への不安などを取り除き、精神的に前向きに明るくなれる効果があります。

自立を手助けする–

精神状態が崩れ、誰かに依存した生活を繰り返している時に橙色を取り入れることで、大事なことを考える活力をもらうことが期待できます。

外の世界に頼っていた自分から、自分の手で自立していこうとする力をもらえるのです。

ショックを和らげ解放させる–

私生活で何か辛いことが起こった時、私たちの体の周りにあると言われている橙色の電磁波がそのショックを和らげずらしてくれると言われています。

過去の嫌な思い出や辛い経験を和らげ、前に進む気持ちが欲しい時に効果的です。

【色・オレンジの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

賑やか、快楽、暖かい、明るい、楽しい、ポジティブ、向上、歓喜、陽気、社交的

ネガティブイメージ

八方美人、楽天家、わがまま、自信家、傲慢、うるさい

【橙色・オレンジを好む人のタイプ】

社交的な人、人付き合いが良い人、リーダーの素質がある人、楽観主義者、おせっかい、人懐っこい人、目立ちたがり屋の人、おもしろいことが好きな人

【どんな時(どんな場所)に橙色・オレンジの壁紙を選んだらいいのか?】

ネガティブな気持ちを寄せ付けず、常に前向きで明るく向上心にあふれた生活を送りたいと思う時に、橙色の壁紙を取り入れてみてはいかがでしょうか。

また、解放的な気持ちを促し社交性をアップする橙色の壁紙は、お客様や友達が多く訪れるリビングなどに適しています。

茶色・ブラウン

【茶色・ブラウンが持つ基本性質】

→温暖色、重量色、安定

どっしりとした大地、土や木をイメージさせる茶色は、安定の象徴です。

地に足をつける、土に根をはる、そんな言葉があるように、フラフラせずにその場でしっかりと土台を作るという安心感を与える色です。

謙虚で落ち着いていて信頼が厚いのが茶色です。

【茶色・ブラウンの心理的効果】

どっしりとした安定感–

多くのものの土台となる基盤、大地を連想する茶色は、見る人にどっしりとした安定感を感じさせます。

堅実と信頼–

責任感があり堅実でしっかりとした立派な人間に見られます。

なので、周りからの信頼が厚くなります。

温もりで落ち着く–

大地や土や木の温もりを感じさせ、人の心を落ち着かせます。

歴史を感じさせる–

茶色からは、お寺や工芸などの歴史や古さを感じることができます。

人の何倍も長生きをする木がたくさんあります。その木に刻まれた歴史を見てみたいものですね。

素朴で保守的–

自己主張しない茶色からは、素朴で保守的な印象を受けます。

どんな色にでも溶け込みやすいのが茶色です。

一つのことを守り持続していける反面、新しいことを取り入れるのは苦手です。

【茶色・ブラウンの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

安定、安らぎ、安心感、堅実、成長、命、力強さ

ネガティブイメージ

地味、退屈、腐敗、汚い、保守的

【茶色・ブラウンを好む人のタイプ】

安定志向、学歴主義、落ち着きがある人、群れるのが嫌いな人、図書館が好きな人、自然が好きな人、マイペース、周りからの信頼が高い人、我慢強い人、融通が利かない人、真面目な人、口数の少ない人

【どんな時(どんな場所)に茶色・ブラウンの壁紙を選んだらいいのか?】

落ちつきがあり、飽きにくい部屋にしたい時などに茶色の壁紙を貼ることをオススメします。

また、ゆっくりと人と話をするような客室や集中して知識を取り入れる書斎などを茶色の壁紙にして、安心感を与えてくれるイメージにするのも良いですね。

灰色・グレー

【灰色・グレーが持つ基本性質】

→無彩色、沈静色、柔軟色、協調、調和

白、黒と共に数少ない無彩色に分類されますが、白と黒の両方が混じった灰色の持つ色彩区分は広いです。

また、他の色との協調性に優れ、調和のとれる色です。

一歩下がって周りを立てる控えめな上品さと、芯を曲げない心の強さがあります。

【灰色・グレーの心理的効果】

上品で控えめな印象–

自己主張することなく、控えめなのにオシャレで上品な大人の魅力を感じさせます。

ソフトな印象を与える–

害を与えることのない静けさを持ち、どんな人ともそつなく付き合うことができます。

周りの意見に同調–

周りに対して敵意がなくなり、周りの意見を素直に受け入れやすくなります。

ただ、本心では自分の変わらない信念をしっかりと持ち続けています。

ストイックになる–

表に分かりやすく出すわけではないですが、辛くても諦めない不屈の精神力がつき、ストイックになります。

誠実で一途–

浮ついた心のない灰色は、自分が認めたものであれば、誠実に確実に一途に目標を追い求めることができます。

我慢強くなる–

派手に気取らない灰色は、周りの声に踊らされず、自分の信じるもののために我慢をすることができて忍耐強くなる。

【灰色・グレーの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

調和、信頼、上品、安心感、スタイリッシュ

ネガティブイメージ

曖昧、無関心、個性がない、無気力

【灰色・グレーを好む人のタイプ】

一途な人、危険を冒さない人、律儀な人、中立を好む人、自信がない人、人からよく思われたい人、感情を出せない人、恋愛が苦手な人、

【どんな時(どんな場所)に灰色・グレーの壁紙を選んだらいいのか?】

あらゆる誘惑が渦巻く世界の中で、しっかりと自分の手の届く目標、世界を見定めたい時に、勉強部屋や仕事部屋などに灰色の壁紙を用意すると良いかもしれませんね。

また、人から見て落ち着きがあり、控えめで上品なイメージを与える灰色の壁紙は、周りの人に対してあまり強いイメージを与えたくない時に活用すると良いでしょう。

銀色・シルバー

【銀色・シルバーが持つ基本性質】

→月、知性、女性的

「太陽」が金色や赤、オレンジや黄色などで表されるように、「月」は銀色で表現されます。

太陽のように強くまばゆい光は放たないけれど、優しく穏やかで上品な光を地上に届けてくれます。

また、控えめで主張しすぎない光沢の色合いからは、高い知性が秘められています。

【銀色・シルバーの心理的効果】

女性的なシャープな印象を与える–

主張しすぎない銀色は、ほんのり優しい女性的でシャープな印象を与えてくれます。

スタイリッシュな印象を与える–

光沢と金属の質感が、スタイリッシュで未来的、都会的な印象を与えてくれます。

探究心が芽生える–

職人気質な銀色は、強いこだわりと理想を追い求めたい時に、その思いを貫く手助けをしてくれることでしょう。

気分がリラックスする–

シンプルなようで光沢の奥深さがある銀色を前にすると、気持ちがスーッと落ち着いてリラックスすることができます。

清涼感を与える–

無機質な金属を思い浮かべる色でもあるので、冷たく清涼な雰囲気にしてくれます。

高級感のある輝きを放つ–

純白の白をより高級に見せる為にも使われている銀色は、その光沢や高い知性と上品さを兼ね揃え、高級感を感じさせる光を放つ。

銀色・シルバーの抽象的イメージ

ポジティブイメージ

純真、知性、協調性、高級感、洗練、輝き、神秘

ネガティブイメージ

影、無機質、冷徹

【銀色・シルバーを好む人のタイプ】

感性の鋭い人、計算高い人、理想が高い、理屈っぽい人、判断力のある人、合理的、秘書、相談役、信頼の置ける人柄

【どんな時(どんな場所)に銀色・シルバーの壁紙を選んだらいいのか?】

銀色の壁紙は、内に秘めたパワーを引き出してくれる効果を持っているので、自分に自信をつけたい時などに銀色の壁紙を活用すると効果的です。

また現実をしっかりと理解し、冷静な判断で何かを選択したい時に役立ちます。

交渉や相談をするようなリビング、また企業であれば会議室などに用いるのも良いと思います。

金色・ゴールド

【金色・ゴールドが持つ基本性質】

→独創性、豊かさ、孤独、太陽

金色から放たれる高貴な光は、とても強く他を寄せ付けない神聖なエネルギーです。

そのため存在感も強く、見る人にとって特別感を与えます。

またオリンピックの金メダルにも象徴されるように、多くの時間と努力の果てに手が届くことの難しい高みに到達した称号として、人に満足感や達成感を与えてくれます。

【金色・ゴールドの心理的効果】

ゴージャスな雰囲気に浸れる–

金色=華やかで豊かの象徴となります。

採取するのが難しい場所にあり、希少価値の高いものを身につけている、側にあるということで人の心を華やかに豊かにしてくれます。

意欲的になる–

金色を持つことで、自分に自信がつき、まるで特別な存在になったかのような満足感を得られます。

注目を集めるカリスマ性–

独特の光を放ち存在感の高い金色は、カリスマ性をアップさせます。

周りから注目されるパワーを宿します。

特別感を持てる–

周りが羨む眩い光を放つ自分に、特別感を感じます。

慈悲深く優しいオーラを纏う–

金色を側に置き自分に余裕を持った人は、周りに対しても慈悲深く優しく接することができます。

ポジティブで楽観的–

黄色が光で輝いたとも見える金色は、黄色の心理的効果が持つポジティブさ、楽観的、明るさを兼ね揃えています。

【金色・ゴールドの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

ゴージャス、華やかさ、輝き、眩い、成功、王様、感謝、収穫

ネガティブイメージ

傲慢、孤独、怠慢、おごり、自己中心的

【金色・ゴールドを好む人のタイプ】

王様気質な人、幸せを感じている人、指導者、お金持ち、目標が高い人、慈悲深い人、自分に誇りを持っている人、目立ちたがり屋、主役

【どんな時(どんな場所)に金色・ゴールドの壁紙を選んだらいいのか?】

ゴージャスな気分を味わったりリッチな気分に浸りたい時に、金色の壁紙を使用すると雰囲気を作り出してくれるでしょう。

また自分に自信と余裕を持ちたい時などに、金色の壁紙を自分のいるスペースに貼ることも良いでしょう。

虹色・レインボー

【虹色・レインボーが持つ基本性質】

→ハッピー、希望、夢

【虹色・レインボーの心理的効果】

希望を感じる–

虹色は、七色に光る多様な色から、希望に満ち溢れた未来を感じさせてくれます。

夢を描く–

虹色は、七色に輝くその色合いから十人十色の夢を感じさせてくれます。

ハッピーになる–

虹色は、見ているだけで明るくなる楽しく魅力的な色です。

全てを受け入れることが出来る–

虹色は、様々な色の出来事、想いがあることを受け入れ、穏やかな気持ちにさせてくれます。

全ての感情を刺激する–

虹色は、人の目に見える様々な色を全て含み、様々な性質を持った色の刺激を受けることができます。

他の色の効果を高める–

色には相性の良い色と悪い色と同色があります。

虹色は一緒にいる他の色のパワーを高める働きをします。

【虹色・レインボーの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

夢、希望、光、ラッキー、ハッピー、転機、幸せ、幸運、全て、開放感、充実、チャクラ

ネガティブイメージ

幼稚、優柔不断

【虹色・レインボーを好む人のタイプ】

社交性のある人、友達が多い人、繋がりを重んじる人、希望を持っている人、多様な感情を持つ人、分け隔てなく人と接する人、多くの違う種類の人生を歩んできた人

【どんな時(どんな場所)に虹色・レインボーの壁紙を選んだらいいのか?】

虹色の壁紙は毎日を希望に満ち溢れた明るい気持ちで過ごしたいと思っている時に、家からの出発の場所である玄関に貼ると毎日笑顔で仕事に向かえるかもしれませんね。

また、小さな子供がいるご家庭では、子供部屋などに虹色の壁紙を貼ると、よりお子様の未来が楽しくなり、明るい色を好むお子様も笑顔になるかもしれませんね。

気分が落ち込んでいる時も、虹色の効果で気持ちをリフレッシュさせ前向きにさせてくれます。

そして虹色は、人の感情にある喜怒哀楽をいろんな角度でいろんな形で経験してきたその数だけ、ひときわ綺麗に見える色になりうる色です。

一つ一つの色に意味があって、その色が全て混ざり合ったわけではなく、全て一つの独立した色として隣り合っています

。全ての色の個性を尊重し、共に並んだものが虹色ということになります。

まさに喜怒哀楽を含んだ人の人生を表しているように感じます。

透明色・クリア

※透明は、色彩心理学の観点ではないか、もしくは白と同意語とされているようです。白=クリア
※透明に関しては色彩心理学ではなく、オーラソーマ(色を生かした心のヒーリング)を基にした解説をしていきますのでご了承ください。

【透明色・クリアが持つ基本性質】

→超越、創造性、神秘、調和

他の色と比べて最も高い次元にある色として、全てを超越したパワーが宿るとされています。

【透明色・クリアの心理的効果】

調和をとる–

色には相性の良い色と悪い色がありますが、透明色にはそれが当てはまりません。

全ての色に対して調和のとれる優等生です。

霊感を高める–

スピリチュアルな感覚を研ぎ澄まし、想像力と神秘の力を高めます。

心の乱れを落ち着かせます–

思いもよらないハプニングなどで起こる心の乱れを落ち着かせ、安らぎを与えます。

分け隔てのない人間関係が出来る–

誰に対しても嫌な印象を持たれることがありません。

冷静になれる–

常に冷静に、ありのままの自然な行動ができる。

大きな成功を導く–

時代や場面に合わせて何色ともうまくやることのできる透明色は、他の色と組み合わせることで成功を飛躍させます。

【透明色・クリアの抽象的イメージ】

ポジティブイメージ

穏やかさ、高貴、神秘、高次元、想像力、落ち着き

ネガティブイメージ

優柔不断、特徴がない

【透明色・クリアを好む人のタイプ】

癖のない人、さっぱりしているひと、占い師、クリエーター、ヒーラー、セラピスト、誰とでもうまくやろうと思っている人、世の中に興味関心が薄い人、

【どんな時(どんな場所)に透明色・クリアの壁紙を選んだらいいのか?】

透明色の壁紙は、別の色の力をアップさせたい場合に重ねて貼ることで光を通し綺麗に見え、重ねた色の効果をアップしてくれます。

また、ペットを飼っているご家庭やヤンチャなお子様がいるご家庭では、透明な壁紙を貼ることでメインの壁紙に傷がつくのを防ぐ役割を果たしてくれます。

壁紙で迷ったらこれ!参考になる2サイトをご紹介!

いざ壁紙を張り替えようと思っても、どの色が自分好みなのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?

上記では色がもたらす心理的効果について解説してきましたが、「結局は自分好みの部屋にしたい」と思うもの。

そこでここでは壁紙を貼る際に参考になるサイトをご紹介していきたいと思います。

1. sangetsu(サンゲツ)

サンゲツはインテリアの企画開発、オフィス空間の設計などを手がける会社。

全国各地に事業所や支店を持っているため、あなたも一度目にしたこともあるのではないでしょうか。

そんなサンゲツの企業ホームページには壁紙の参考になるコーディネート例が満載。

壁紙の選び方など、プロ目線の情報も得ることができますよ。

sangetsuのサイトを見てみる⇒

2.壁紙屋本舗

壁紙屋本舗はまさに壁紙の宝庫ともいうべき、たくさんの壁紙を取り扱っているお店です。

壁紙だけでなく、ペンキ、漆喰、障子などあらゆる素材を取り扱っているため、見ているだけでも楽しくなるサイトです。

剥がせる壁紙やリメイクシートもあるので、気軽にDIYを始められますよ。

DIYやリフォーム例もたくさん掲載されているので、これから家を変化させたいと考得ている人にとっても参考になります。

壁紙や本舗のサイトを見てみる⇒

 

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壁紙の色がもたらす心理学的効果まとめ

いかかでしたでしょうか?

『色』というのは、私たちが物心つく前から、もっと言うならこの世に産まれた瞬間から私たちの生活に溶け込み、誰しもが無意識に影響を受けているものだということが少しお分り頂けたのではないでしょうか。

ここで紹介してきたように、色によって様々な心理的効果があります。

壁紙の色をほんの少し工夫するだけで、深層心理に響くパワーが私たちに訴えかけてくれます。

もちろん壁紙じゃなくても構いません。

小さなインテリアや身につける服やシューズでもいいんです。

ぜひ明日以降も、色の持つ効果をちょっと感じながら生活してみてください。

そしてマイホームを建てるときやリフォームしたい時、色に迷ったらぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

最後までお読み頂きありがとうございます。

参考:色カラー | 色彩とデザインのホームページ

参考:カラーセラピーライフ | 色彩心理と色の意味

参考:オーラソーマのカラーケアシステムを知っていきましょう!

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