田舎で暮らしたい│古民家物件探しを有利に進める7大ポイント

田舎で古民家暮らし 建築家

 

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設計者:坂口 弘樹さん

少し前までは「田舎暮らし」という言葉には、多少のマイナスイメージがありましたが、今は全く違う受け取られ方をされています。

仕事のために人のひしめく都市部に住まなければならなかった方が、「リタイヤ後くらいはのんびりと過ごしたい」「自宅でできる仕事が増えたからこの際独立して、環境の良い所で子育てをしたい」という希望を持たれることが増えたからです。

田舎暮らしに欠かせないのが、土地を含めた住宅の確保です。せっかく穏やかな土地で過ごすのだから、その土地に似合う古民家物件に住みたいと思い描く方も多いはずです。

今回は、田舎暮らしにマッチする古民家物件を探す方法、(購入・賃貸共通の)物件チェックの方法をお伝えします。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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1.空き家バンクの利用

自治体が運営する「空き家バンク」のサイトを覗いてみるのはいかがでしょうか。移住希望者と空き家の売却希望者(貸し出し希望者)とのマッチングを行うのが空き家バンクです。

田舎暮らしの移住先の候補に上がっている自治体のサイトにリンクがあるはずです。そのページには気候や自治体サービスの充実度などの、生活に直結する情報も載せられていることが多く、検討の第一段階としては良い入り口となってくれるでしょう。空き家バンクを運営している自治体では、引越しの手伝いや地域の人とのつながりを結べる手助け、補助金を準備しているところも少なくありません。

まずは、ここをチェックしてください。

空き家情報|ニッポン移住・交流ナビ JOIN

空き家バンクを運営している自治体の紹介がなされていますので、地域を絞り込むには便利なサイトです。(※空き家バンクを運営していない自治体もあります)

賃貸から始めることもできる物件もあります。仮の移住期間を定め、暮らしやすいと実感できれば交渉次第で売ってもらうことも可能なケースもあります。賃貸契約・売買契約に仲介業者を入れる必要があるのは一般の住宅と同じではありますが、自治体の受け入れ態勢がある「空き家バンク」は利用価値が大です。

2.空き家になった時期・理由を調べる

空き家になってからの期間が長い家と、つい最近まで人が住んでいた家とでは、同じ古民家物件といってもメンテナンスの状況が大きく違います。できれば、最近空き家になった家を探すべきでしょう。

田舎暮らしを夢見る先の不動産屋で見つけた家が気に入った時は、「空き家になった理由」も聞いてみるとよいでしょう。会話の中で、その家の問題点が垣間見えることがあるからです。単純に「家を相続したけれど持ち主は既に家を建てていて…」という理由であれば特に目立った問題はないかもしれませんが、ご近所とのトラブルが続いた、一人で住むにはメンテナンス費用が掛かりすぎることからご高齢の持ち主ご自身が便利の良いまちなかに転居した、といった理由があれば慎重になるべき物件です。

3.田舎暮らし向けの古民家物件を専門に扱う業者を探す

近年の「田舎暮らし・古民家物件」ブームを受け、これに該当する物件を専門に取り扱う不動産業者も増えてきています。このような業者であれば、物件を「手入れ不要」「軽微な手入れが必要」「要リフォーム」「廃屋扱い」といったカテゴリ分けした上で紹介してくれます。

これらを把握できれば、物件購入にあたり、売買金額に加え、いくらくらいの手入れ費用が必要かの目安もつくというものです。必要とあらば、地元の工務店の紹介もしてくれることでしょう。

全国をカバーしたWEBサイトもありますが、できれば地元の不動産業者へ連絡を取ることをお勧めします。より詳細な状況を聞くこともできますし、予算の面でも売主(貸主)への相談がしやすくなるメリットがあります。

4.飛び地・地目に注意

売買の対象が100坪、と書かれていても、実際は「飛び地」といって地続きになっていない事があります。飛び地はとても使い勝手の悪いものです。田舎暮らしの醍醐味とも言える家庭菜園用の土地と家とが離れているケースがあるのです。

また、地目にも注意しましょう。地目が畑や田となっている土地は、そのエリアの農業委員会の許可がなければ、売買できませんので、売買そのものが長期化する(もしくは認められない)ことが多くあります。

5.意外に深刻なのが「トイレ」

古民家物件でありがちなのが、トイレの方式の問題です。水洗式でなく汲み取り式(いわゆるポットン便所)は、これまで都市部で住んでいた方には抵抗があるでしょう。ニオイの問題だけでなく、足元がよろけた時に落ちそうになってしまうことも考えられます。ご高齢の方、お子さまが小さなうちは大きな不安材料となります。

このようなトイレに上からかぶせるカバー式の洋風トイレパーツ商品もありますが、これを置く場合にはトイレスペースを広く必要とする事に加え、ニオイという根本的な問題は解消されず、これがゆえにその家を諦める方も少なくありません。

6.賃貸でなく購入ならば、境界確認や測量から行う必要も

古い家屋にはほとんど価値がないことは、ご存知の方も多いでしょう。つまり、価値を持つのは土地です。地方では地籍調査(境界の位置と面積を測量する調査のこと)が進んでいない場所も多く、土地購入のために正しい面積や地形を確定する境界の確認ないしは測量が必要な事があります。

古くから家族ぐるみのお付き合いのあるお隣同士ならば、境界もおおらかに都合しあってきたでしょう。ですが、新たに土地を購入した知らない人が越してくるとなると、多少の警戒心を抱かれてしまうこともあります。境界をはっきりとさせ、要らぬトラブルを招かないようにしなければならないのです。

既に建っている古民家物件に手を入れようとした時に、私道にしか接道しておらず、大規模リフォームができないといった問題も浮上するかもしれません。このあたりは、地元の不動産業者に調べておいてもらわなければなりません。

7.リタイヤ後の田舎暮らし(移住)は、体力のあるうちに

これまで都市部で暮らしていた方にとって、田舎暮らしは不便な事も多いはずです。ましてや遠距離の引っ越しを伴う移住は、お元気なうちに、とお勧めしたいと思います。

物件そのものも手入れが必要なこともあり、DIY派の方ならばご自分で行ってみたいかもしれません。移住そのもの、家の手入れ、田舎暮らしの楽しみである庭造りも、体力のあるうちにスタートして頂きたいと思います。

物件選びとは少し外れたアドバイスと思われるかもしれませんが、中古物件は傷みを持っていることがほとんどです。何らかの手当てが必要ですから、物件選びの延長上として、これはとても大切な事なのです。

田舎暮らしがブームになってからこちら、移住先を離れてしまう方も同時に増加中です。「住んではみたけれど、土地になじめなかった」、「気候が厳しかった」、「生活が不便で困った」というのがその理由です。こういった場合、再度住む先を探さなければならなくなりますので、こういった面でも体力のあるうちに、とお勧め致します。

おわりに

田舎暮らしに憧れて古民家物件を探す時の方法や、注意点をご紹介しました。心機一転、新たな土地で新たな暮らしを始めるに当たって押さえておいて頂きたい最低限のポイントや注意点です。

安心して住まえる土地・建物の確保には時間がかかります。お試しの仮移住を含め、長期的に物件探しをし、憧れの古民家ライフを実現させてください。もちろん、古民家物件に手を入れなければならない場合は、その土地の気候に通じた建築家や工務店の力を借りる必要があります。

物件だけでなく、人の確保も重要ポイントです。

 

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