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出典:https://cleanup.jp/wash/bga/
クリナップの洗面化粧台「BGA」は、クリナップの洗面化粧台のカテゴリーの中では、ベーシックグレードとなる洗面化粧台です。価格もお求めやすいグレードでも、最低限の機能は抑えているのが特徴です。
今回の記事はクリナップの洗面化粧台「BGA」について、特徴や価格、評判や口コミなどを、住宅設備メーカー勤務のプロの目線を交えて解説していきます。
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「BGA」の価格・サイズなどの基本情報
まずは「BGA」の基本情報について見ていきます。
本体標準価格 (メーカー参考価格) |
68,000円~ |
間口(幅) | 750mm・600mm |
カウンター高さ | 800mm |
キャビネットタイプ | 引き出しタイプ(750㎜のみ)・開きタイプ |
キャビネット材質 | 木製 |
水栓 | シャワー付きシングルレバー水栓(節湯水栓C1)・シングルレバー水栓・ツインハンドル水栓・単水栓 |
カウンターカラー | 1色 |
扉カラー | 全4色(ハイグレード6色・スタンダード1色) |
「BGA」の特徴
それでは、クリナップの「BGA」の洗面化粧台についての特徴を見ていきましょう。
商品コンセプトは「シンプルな美しさを追求した洗面化粧台」です。ベーシックグレードの洗面化粧台でも、使いやすいポイントが詰まった洗面化粧台になります。
「BGA」のカウンターまわり
クリナップの洗面化粧台「BGA」のカウンターまわりの紹介をしていきます。
・スクエアボール
スクエアボールは、奥行きが500㎜ある洗面ボールです。形状は写真の通り、長方形型となっており、コンパクトながらも底が深く使いやすいように設計されています。
通常の洗面化粧台の奥行きは560㎜が多く、意外と奥行きがある割には洗面ボールが小さいという洗面もありますが、「BGA」は500㎜でもしっかり水を受けれるよう設計。また、洗面空間自体もこの60㎜の差で、広く感じさせる効果もあります。
そのため、リフォームなどで洗面空間がこれ以上広げることができない場合などには、この洗面を選択して、洗面空間を広くするのも1つの手段です。
そして洗面ボールの深さがしっかりあるため、バケツもボール内に入れて水を溜めることができます。
また、ベーシックなグレードの洗面にありがちな、野暮ったいデザインのボールではなく、カウンター前の淵を薄くして、スタイリッシュなイメージに仕上げています。
・材質は人工大理石
他社の洗面化粧台含めて、おおよそベーシックグレードの洗面化粧台は、陶器製のボールが多いですが、「BGA」は人工大理石のボールになっているため、陶器製に比べて割れにくいようになっています。
「BGA」のカウンター色は1色でホワイトのみで、排水口は、チェーンで繋がったゴム栓の仕様となっています。
・水栓の種類
次に水栓になりますが、選択肢としては4つから選択することができます。
シャワー付きシングルレバー水栓(節湯水栓C1)
こちらの水栓は、1つのレバーで水・湯の切替や水量の調整を行うことができます。
また節湯水栓のため省エネな水栓となります。
シングルレバー水栓
こちらの水栓は、水栓とレバーが一体型になっているタイプです。シャワー等は出てきません。
ツインハンドル水栓
こちらの水栓は、水・湯は回転させて水量を調整するタイプになります。
単水栓
こちらの水栓は、水のみの水栓で最もベーシックな水栓です。
△シャワー付きシングルレバー水栓は・吐水切替・ホースが使える
用途や好みに合わせて、吐水はストレートもしくはシャワーの切り替えが、蛇口の部分を回転させることで切り替えができます。
また、洗面ボール全体やカウンターを洗いたい時は、この水栓を持って手前に引っ張れば、ホースを引き出して、ハンドシャワーとしても使えますので、掃除以外にも洗面で洗髪をしたりする際にも便利です。
節湯水栓C1とは?
シャワー付きシングルレバー水栓のみ節湯水栓となっております。
節湯水栓とは、水栓のレバーを水と湯の切り替え位置が「カチッ」というレバーの感触でわかるようになっています。これにより、お湯を知らないうちに使わないようして、ガス代・電気代の削減に繋げることができ、そして量も同じように水量70%の位置で「カチッ」という感触でわかるようになっており、節水もしやすいようになっています。また各種補助金の申請などにも使える仕様の水栓になります。
こちらの水栓の省エネ効果は、意外に馬鹿にできない省エネ効果があります。
無駄に給湯器を回さないことで、省エネ効果としては約30%、ガス代の削減としては年間約1,650円の削減に繋がります。
※[試算条件] ●設定:使用人数=4人家族 年間都市ガス使用量=約30.5m3 「エネルギーの使用の合理化に関する建築主及び特定建築物の所有者の判断の基準」における、「東京・4人 世帯・床面積120m2」の条件にて算出 使用料金:都市ガス料金=181円/m3(税込) CO2換算係数:都市ガス=2.23kg/m3
※(一社)日本バルブ工業会
「BGA」のミラーキャビネット
BGAのミラーキャビネットは、主に2種類あります。
・3面鏡(LEDもしくは蛍光灯) ※幅750㎜専用
樹脂製の3面鏡で、照明は上部に配置している、最も一般的な形の3面鏡になります。照明はLEDと蛍光灯と、両方のタイプが選択できます。
・1面鏡(LEDもしくは蛍光灯)
3面鏡のように鏡を向かい合わせで使わない方や、収納スペースからモノをすぐ取り出したい方へおすすめの1面鏡です。
各ミラーキャビネットの収納部分は、取り外して洗ったりすることができるように可動式のトレーなっています。
洗面化粧台キャビネット
BGAのキャビネットタイプは2種類です。
・引き出しタイプ(本体幅750㎜のみで選択可)
引出しタイプは、価格もスタンダードで引き出しに入れたい細かいモノと、収納スペースの大きい開き収納に入れたい大きいモノを分離して使えることで、意外と人気の高い組み合わせです。
・開きタイプ(750㎜幅・600㎜幅両方で選択可)
開きタイプは、収納量をたっぷり確保できます。高さのあるバケツの収納は、引き出しの場合では入らないこともありますので、こういったバケツ他の掃除道具や、背の高いボトル等が収納するもののほとんど、という方は開きタイプがおすすめになります。
また価格は引き出しタイプに比べて、安価にプランができますので、価格を抑えたい方もおすすめです。
扉カラー
扉のカラー展開は全4色あります。色に関しては、個人での好みや、インテリアスタイルに合わせて選んでいただければ良いと思います。取っ手の形状は材質はABS樹脂の取っ手で、手がひっかけやすいスタンダードなデザインになっています。
・ハイグレード(抽象色・光沢仕上げ):ミルクホワイト色
・ハイグレード(木目・艶消し):ペールウッド色・チャコールウッド色
・スタンダード(単色・艶消し):ホワイト色
サイドキャビネット
このキャビネットは、洗面化粧台本体のサイドに設置するタイプのキャビネットで、洗面本体の幅と合わせて組合せることができます。家族の人数が多い方や、洗面本体の幅よりタオル類などの収納をしっかり充実させたい!という方におすすめのトールキャビネットです。
洗面化粧台本体の幅が750mm・600㎜のため、洗面本体の幅と、トールキャビネットの幅を、ご自身の好みと洗面空間全体を考慮してプランしてみてください。
※デザイン上、天井収納(ウォールユニット)との組み合わせをおすすめします。
・扉タイプ(幅450mm・幅300mm)
サイドの収納では、タオルや洗濯まわりの用品を収納したい方が多いと思いますが、タオル類を収納するのであれば、収納量豊富な扉タイプです。
幅も450㎜タイプと、300㎜タイプがあります。
・片面収納タイプ(幅250mm・幅150mm)
化粧品などを、洗面化粧台でたくさん使いたい!という方に非常に便利な収納です。正面からではなく、洗面ミラーと隣接する形でのオープン型の収納が利用できます。
幅250mmタイプは、奥行きもあり化粧品の収納量も十分です。
幅150mmタイプは、化粧品などを横に並べて置くための必要最小限の奥行になっています。
※左が幅250mmタイプ、右が幅150mmタイプです。
「BGA」の価格
「BGA」の価格は、ミラーキャビネット形状や扉色などの組み合わせ構成によって左右されます。また「BGA」はベーシックグレードの洗面化粧台であることから、下記の定価からの値引きも大幅に期待できる場合が多いのではないでしょうか。
そして洗面化粧台の場合は、新築時は商品代に加えて施工費用、リフォーム時はさらに既存の洗面化粧台の撤去・処分費用が加算されますので、正確な価格については一度お見積もりを取得されて検討されることえをおすすめします。
・各幅での目安価格(表記価格は扉グレードがスタンダードの場合の目安価格)
幅750mm | 78,000円~ |
幅600mm | 68,000円~ |
※こちらは組み合わせによって、同じ幅でも金額は変動します
「BGA」の口コミや評判
「BGA」を施工された住宅会社や、実際に設置された方のブログなどから、口コミをみていきましょう。
新築でもリフォームでも、やはり気になるのは、お値段だと思います。
洗面台として必要な機能のみに絞ることで、使い勝手は良好なまま、お手頃な価格を実現しています。このお値段で、この性能!コストパフォーマンスは、最高と言わざるをえません。BGAは、ボディも価格もコンパクト、コンパクトなのに、最低限必要な機能はしっかり備えられています。BGAはコストパフォーマンス絶大の洗面化粧台です!
〈BGAの良いところ、まとめ!〉
◎50㎝の奥行きが、空間の有効活用を後押し!
◎お求めやすい価格なのに、人工大理石ボールを備えている点。
◎非常にコンパクトではあるが、最低限の機能は備えられているので、ストレスなく使用できる点。出展:http://blog.kkenko.com/?eid=38
BTGシリーズの洗面ボウルは陶器製で重厚感があったのですが、BGAシリーズは人工大理石製ボウルに変わりました。ボウル前縁を薄くしてスマートな感じになりました。
陶器ボウルに比べて衝撃に強いので、物を落としてしまったときに割れにくくなりました。重量ですが陶器ボウルよりもかなり軽量で、設置する際も負担が少ないので助かります(^▽^)
BTGシリーズではシャワー付シングルレバー水栓は通常タイプのものでしたが、BGAシリーズでは節湯水栓(エコ水栓)が採用されております。
奥行が50cmですが広いボウル底面積。BGAシリーズは通常の洗面化粧台と比べても奥行きが50cmとコンパクトに設計されております。奥行50cmだからといって洗面ボウルが狭く感じることは無く、バケツもボウル内に置いて水をくむことが出来ます。
ライバルのTOTOのVシリーズより出来がいいですね!幅600mmと750mmの2タイプ、一面鏡と三面鏡のラインナップ、人工大理石製ボウルでシャワー付シングルレバー水栓がエコ水栓になっているので、ほぼ同じ仕様のTOTO「Vシリーズ」がライバルとなりそうですね。今回設置した感想ですが(あくまで個人的な意見です)、TOTOのVシリーズよりもBGAシリーズの方がボウルのラインや化粧鏡などがチープさが無いように感じました。BGAシリーズ、なかなかいいんじゃないでしょうか!!出展:https://kojima-life.co.jp/post-10847
まとめ
まとめとしては、クリナップの洗面化粧台の中では、ベーシックグレードの洗面化粧台ではありますが、最低限必要な機能やデザインはこだわって設計されており、「安っぽい洗面化粧台」という印象は、他社の同じグレードの洗面化粧台に比べると少ないと思います。
口コミでもある通り、人工大理石の洗面ボールやミラーキャビネットのつくりは良く、価格の割には満足度の高い洗面化粧台であります。
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