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いざシロアリ被害が出ると当然駆除のための工事を行わなければなりません。
簡単な防除であれば自分で行うこともできますが、素人の考えで行うと完全駆除が果たせない事もあり得ます。
また、広範囲にわたってシロアリ被害が出ていると、とても個人では駆除ができなくなります。
その際は、シロアリ駆除専門の業者に依頼することになるでしょう。
しかし、シロアリ駆除は作業現場が見えない床下であるため手抜き工事を行われたり、工事の際に要らぬ箇所に傷をつけられたりするケースもあります。
さらに適切な工事方法でなかったばかりに、居住環境を悪化させられる可能性もあります。
そのため、シロアリ駆除工事を行う際は、しっかりと業者を選択しなければなりません。
ここではシロアリ駆除工事のやり方を紹介していきます。
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1:業者の選び方
適切な対応をしてくれるシロアリ業者を探し出すことが、シロアリ駆除工事において最も重要な事になります。
例えばアポイント無しで訪問してきて無料での診断を謳っておきながら、診断後に不安を煽って過剰な工事を勧められる、という悪質な業者も存在しているのも残念ながら事実です。
また価格帯においても、極端に高額であったり、低額であったりする場合も要注意です。
高額である場合は、一度きりだからと工事価格を吹っかけている事が多いですし、低額である場合は、施工内容が手抜きであったり、その後のアフターサービスの事まで考えていなかったりするケースがあります。
駆除を行った後、万が一シロアリが再び出現しても対処してくれる保証期間は重要です。
また、駆除における知識が不足していたり、駆除の方法が画一的である業者も要注意です。
一概にシロアリといってもその種類によって生態は異なります。
そのため、駆除の方法も様々ですし使用する薬剤も家の環境によって違ってきます。
業者を選ぶ際は、その業者がどれだけ知識を持っているか、そして環境に合わせた方法を採ってくれているかを確認してみましょう。
上手く説明できないで誤魔化すような業者は、工事を依頼するのは危険かもしれません。
2.シロアリ駆除工事の価格
価格に関しては、様々な業者から見積もりをとった方が良いでしょう。
提案される工事内容によっても変動しますが、あまりに安すぎたり高かったりする場合は、内容を注視した方が良いですね。
インターネットで、業者のホームページを比べてみるとだいたい坪単価という形で相場が掲示されています。
業者によっては価格保証制度を設けており、他社正規業者より料金を下げますと言っているところもあります。
価格が高くても、毎年の定期点検が無料になっていたり、価格を安くしてくれたりするケースもあります。将来も考えてトータルに検討しましょう。
坪単価が8,000円とすると、30坪の家であればバリア工法で240,000円ほどの費用がかかります。
決して安いコストではないので慎重に決めたいところです。
悪質な業者だと最初のシロアリ駆除価格は安くても、始めた後に追加で費用がかかったり、必要な資材を売りつけられたりします。
もちろん、本当に必要なケースもあるので、見極めが大切です。
実際の価格は、対処するシロアリの種類や、コンクリートや木造といった建築構造、被害の程度などを総合して決められます。
3.シロアリ工事:バリア工法(薬剤施工)
シロアリ駆除工事においてスタンダードな方法がこのバリア工法です。
シロアリを予防する際にも使われる工法ですが、駆除の際にも採用されます。
シロアリが家屋に浸入した場合、直接的な効果が見込める方法です。
この工法では、木部処理と土壌処理をすることで、シロアリが浸食する事を防ぎます。
薬剤を使用するため工事の際には、床下への入り口周辺部分をビニールなどで養生します。
工事中はこの周辺には近寄らない方が良いでしょう。
小さいお子様やワンちゃん、ネコちゃんも近づかないように注意してください。
薬剤は薬液タンクから、ホースを経由して動力噴霧器によって木材や土壌に散布します。
場合によっては、刷毛等をつかって塗ったりすることもあります。
特に重要なのが、すでにシロアリの被害を受けている箇所の処理です。
もし木の部分に被害が出ていればドリルで木材に穴を開け、薬剤を注入することもあります。
穴を開けた部分は木栓をして修復させます。
他にも、シロアリが上がってきやすい配管周辺や基礎の立ち上がり箇所には、特に念入りに処理を行います。
薬剤施工はとてもポピュラーな工法ですが、名前の通り薬剤を使用するのがデメリットと言えます。
薬剤の安全性は年々向上していますが、それでも人体に入れば悪影響です。
また室内循環を行っている建物だと、床下の匂いが家の中に入ってきてしまうことになります。
匂いも、薬剤によって強いものと弱いものがあります。
また、シロアリは玄関周辺への被害も懸念されます。
この場合、床下での薬剤処理はできないため、玄関に使われている木材部分に薬剤を注入することになります。
同じく浴室やキッチン、トイレといった水回りの部分でシロアリ被害が懸念されるようなら、壁に孔を開けて薬剤を注入します。
注入した後にはシリコンやセメントを詰めることで修復することになります。
この処理が丁寧かどうかも、業者選びには重要になってきますね。
4.シロアリ工事:ベイト工法
薬剤を使用しないベイト工法も、業者に依頼して実施してくれます。
ステーションと言われる容器に餌木を入れ、家の周辺に幾つも設置します。
そして、シロアリが餌木を食べた事が確認されれば、IGR剤である「ベイト剤」をステーションに設置し、シロアリに餌とともに巣へ持ち帰らせます。
これによってシロアリを巣ごと壊滅させることができます。
ベイト工法では、すでに被害を受けている箇所に、直接ベイト剤を設置させ、シロアリに食べさせるダイレクトな方法もあります。
予防・駆除、どちらの方法を採るかは、その時の状況によっても異なります。
業者に依頼すると、ステーションを設置した箇所のモニタリングも数か月に1度の割合で行ってくれます。
この場合、業者に許可すれば、不在の際でも自動的に点検を行ってくれます(状況は写真などで報告してくれる場合もあります)。
薬剤を多量に使用することがないので、例えばアレルギーやシックハウス症候群を持っている方がお住いの家屋であれば、ありがたい工事方法と言えるでしょう。
また、建物に孔を開けたりする必要もありません。
ただし、管理料も含めてコストはバリア工法と比較するとかかってしまうケースがあります。
5.工事の時間
シロアリ工事は、家の広さやシロアリ被害の度合いによっても工事時間が変わってきます。
20坪~30坪程度の広さでバリア工法を行うのであれば、2~3時間程度を見ておきましょう。
シロアリ工事を行う前に床下診断をされるのであれば、30分~1時間程度で診てもらえます。
ベイト工法は、ステーションの埋設自体は1~2時間程度で終わりますが、定期的なモニタリングが必要となります。
この場合、20~30分程度の時間かかります。
6.まとめ
シロアリ駆除工事については、正しい知識を持つことでトラブルを避けることができます。
見えないところで食害が拡大されていくので不安になりがちですが、きちんと状況説明や報告をしてくれる業者であれば安心できます。
シロアリは長期に渡って対処していくものなので、信頼のおける業者を探し出しましょう。
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