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出典:パワーズ
「モルタル外壁の塗装をしたいけれど注意点はあるのか」と不安を抱えてはいませんか?
外壁塗装で失敗すると、費用が無駄に増えたり短期間で塗装が剥がれたりするでしょう。
モルタルは、セメントと砂、水の3つを混ぜ合わせて作る建築材料です。
モルタルに石を混ぜ合わせるとコンクリートになります。
コンクリートと比べるとモルタルは流動性があります。
しかし、耐久性が劣るため建物全体をモルタルで作ることはありません。
この記事では、モルタル外壁の塗装をする際に注意するべき7つポイントを紹介します。
- モルタルに塗装が必要な理由を知る
- モルタルを塗装のメリットとデメリットを知る
- モルタル塗装にかかる費用を知る
- 塗装にかかる工期を知る
- 塗料の種類と耐用年数を知る
- 塗装が必要な時期の見分けかたを知る
- 業者の選びかたを知る
上記を把握すれば、モルタル外壁で塗装する際に失敗するリスクを格段に下げられるでしょう。
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注意点1:なぜモルタルに塗装が必要なのか
モルタル外壁は塗装をしなければ紫外線や雨風によって劣化しやすくなります。
住宅のモルタル外壁に塗装をすれば30年の耐用年数があると仮定した場合、塗装しないで放置したら半分の15年でボロボロとなるでしょう。
塗装をしないとモルタル外壁が割れやすくなります。
モルタルが割れてしまうと、隙間から雨水が侵入して雨漏りの原因となったり、建物内部を侵食したりするでしょう。
モルタル外壁はそのままの状態だと寿命が短くなるため、塗装は必ず行ってください。
注意点2:モルタルを塗装で処理するメリットとデメリット
モルタル外壁をリフォームする方法は2つあります。
「外壁塗装」と「張替え(はりかえ)」です。
外壁塗装は、モルタル外壁に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りをするリフォーム方法です。
張替えは、モルタル外壁を剥がしてサイディングやタイルといった別の外壁素材を張るリフォーム方法です。
モルタル外壁を塗装でリフォームするメリットとデメリットは以下となります。
メリット | デメリット |
・費用が安い | ・外壁素材や内部の劣化は補修が困難
・悪臭がする |
メリットは費用が安いことです。
張替えリフォームだと200万円以上の費用がかかります。
一方で塗装リフォームなら半額以下で工事ができるでしょう。
デメリットは重度の劣化が補修できないことです。
外壁塗装は、塗装の剥がれやひび割れといった表面の補修しか行なえません。
このためモルタル外壁の内部が劣化している場合は張替えしなくてはいけないでしょう。
また、外壁塗装では悪臭が出るデメリットがあります。
水性塗料を使えば臭いは抑えられますが、塗装をする以上は悪臭を完全になくすことはできません。
モルタルの塗装リフォームは、費用を抑えたい人に適しているといえるでしょう。
注意点3:モルタル塗装に必要な費用相場
モルタル外壁の塗装に必要な費用は30坪程度の住宅で70〜100万円が相場です。
上記は一般的に使われるシリコン塗料で塗装をした場合の費用です。
住宅の面積が広かったり、使う塗料が高品質だったりした場合は費用が増えるでしょう。
モルタル外壁の塗装にかかる費用の詳細は以下のようになります。
作業内容 | 費用相場 |
足場 | 20〜23万円 |
養生 | 10〜13万円 |
高圧洗浄 | 2〜4万円 |
シリコン塗装 | 23〜33万円 |
軒天井 | 2〜4万円 |
破風板 | 2〜4万円 |
諸経費 | 工事総額の5〜15% |
足場は外壁塗装をするうえで欠かせません。
職人の安全を確保するだけではなく、作業性を向上して工期を短くし、人件費を抑える役割もあります。
養生とは、塗装をしない部分をシートやテープで保護する作業です。
高圧洗浄は、外壁を洗浄して汚れを落とし、塗料の付着性を向上します。
洗浄をしないと塗料は寿命が短くなります。
軒天井(のきてんじょう)とは、屋根の裏面を指します。
破風板(はふいた)とは、屋根の側面についている外壁の一部です。
外壁素材によっては他の部位とは異なる塗料を使うため基本的に別の項目で費用が計上されます。
注意点4:モルタル塗装にかかる工期の目安
モルタル塗装にかかる工期の目安は2〜3週間です。
工事自体にかかる日数は12〜15日程度ですが、天候不良による工期の遅れや業者の休日があります。
外壁を塗る作業は雨の日には行えないため、天候不良が続けば1ヶ月程度の工期となるケースもあります。
各工程に必要な工期の目安は以下を参考にしてください。
作業内容 | 日数 |
足場設置、養生 | 1〜2日 |
高圧洗浄 | 1日 |
下地処理、塗装作業 | 8〜10日 |
軒天井や破風板など細部の塗装 | 1日 |
足場解体 | 1日 |
合計 | 12〜15日 |
工事前に業者から「工程表」を渡されます。
工程表は、各工程の日時が記されているため、臭いや騒音が嫌な人は塗装作業や足場設置の日は家にいないようにしましょう。
注意点5:塗料の種類と耐用年数
モルタル外壁の塗装で使う塗料は6種類があります。
塗料ごとに耐用年数や価格が異なるため、自宅に適した材料を選びましょう。
塗料グレード | 1㎡単価の目安 | 耐用年数 | 特徴 |
アクリル塗料 | 1,840〜2,970円 | 5〜7年 | 耐用年数が短すぎて外壁塗装では滅多に利用しない |
ウレタン塗料 | 2,100〜3,100円 | 8〜10年 | 価格は安いが耐用年数が短い |
シリコン塗料 | 2,730〜4,140円 | 10〜15年 | 信頼性が高くコストパフォーマンスに優れる |
ラジカル塗料 | 2,930〜4,290円 | 14〜16年 | 実績は少ないがコストパフォーマンスが最も高い |
フッ素塗料 | 3,690〜4,700円 | 15〜20年 | 高品質で耐用年数が長いものの価格が高い |
無機塗料 | 3,680〜5,080円 | 18〜22年 | 高価だが耐久性に優れている |
- 価格が安い塗料を求めるのならウレタン塗料
- 塗料を選ぶのが面倒ならシリコン塗料
- コストパフォーマンスを重視するならラジカル塗料
- 寿命の長さを重視するならフッ素塗料
が向いています。
アクリル塗料と無機塗料は人を選ぶため、特性を理解しなければ扱えないでしょう。
アクリル塗料
外壁塗装で使う最も安価な塗料です。
アクリル樹脂は透明なため着色しやすく、重量が軽いという特徴があります。
耐用年数が5〜7年と短すぎるため現在の外壁塗装ではほとんど使われません。
外壁の細部では利用するケースがあるため、見積書の項目に記載される場合があります。
アクリル塗料と似た材料に「アクリルシリコン塗料」があります。
アクリルシリコン塗料は「シリコン塗料」に分類されるため、見積書で名前を見かけて「アクリル塗料にしては価格が高すぎる」と勘違いしないようにしてください。
5年以内に解体する予定の建物なら、アクリル塗料を使用してもよいかもしれません。
ウレタン塗料
近年まで外壁塗装の主流となっていた塗料です。
ウレタン樹脂はポリオールとイソシアネート化合物という物質を反応させて結合させた高分子化合物です。
シーリング剤や車両のクッション、スポーツウェアなどの衣類で利用されています。
付着性に優れていて光沢があるため、高級な仕上り感が得られるでしょう。
耐用年数は8〜10年で、低価格で塗装ができるメリットがあります。
一方で、耐用年数が短いため長期的に考えるとシリコン塗料やフッ素塗料よりも割高となるでしょう。
外壁塗装全体に塗装する塗料としては最も安いです。
とにかく費用を安くしたい場合に適しているでしょう。
シリコン塗料
日本で最も利用されている塗料で、耐用年数は10〜15年です。
シリコン樹脂はケイ素を核としたシロキサン結合という要素を持つ無機化合物です。
似たような性質の化合物が水晶やガラスの原料にも使われています。
シリコン樹脂は約600度の高温にも耐えられますが、塗装で使うには粘り気がないため、他の物質と合成した「変成シリコン」を使うのが一般的です。
商品種類が豊富で実績が多い塗料のため、特にこだわりがなければシリコン塗料を選ぶとよいでしょう。
ウレタン塗料よりは高額でフッ素塗料より耐用年数が短いため、価格や耐久性を重視する人には向いていません。
ラジカル塗料
近年登場したばかりの新しい塗料で、正式には「ラジカル制御形塗料」と呼びます。
「ラジカル」という塗料を劣化させる要因を抑える材料です。
耐用年数は14〜16年と長い一方で、価格はシリコン塗料と大差ないためコストパフォーマンスが非常に優れています。
欠点として実績の少なさがあります。
ラジカル塗料の耐用年数はメーカーの試験によるものだけです。
登場から10年とたっていないため、販売してから実際に耐用年数を耐え抜いた実例はありません。
フッ素塗料
外壁塗装に使う塗料のなかで寿命が長いのがフッ素塗料です。
フッ素樹脂は耐摩耗性、耐絶縁性、耐候性(気性の変化に強い)を備えています。
ただし有機溶剤に溶けにくいという性質があるためそのままでは塗料に適さず、幾度となく改良されてきました。
耐用年数は15〜20年あり、メンテナンス頻度が非常に少ない塗料といえるでしょう。
公共工事でも利用されている実績ある塗料で、商品種類が豊富です。
価格が高額なことが難点ですが、30年といった長期で考えるとコストパフォーマンスが高い塗料でしょう。
耐久性が高い塗料を求めている人や、塗り替えが面倒な場合はフッ素塗料が向いています。
無機塗料
一般的な塗料は有機物が中心ですが、意図的に無機物を配合した材料が無機塗料です。
天然鉱物や金属が原料となります。
無機塗料は他の塗料に比べて耐候性と耐薬品性に優れていますが、色の鮮やかさが劣るものが多いです。
無機物は劣化に強くてカビやコケの栄養分になりません。
そのため耐用年数が長くなるメリットがあります。
一方で、無機塗料は品質の差が大きいデメリットがあります。
高品質な無機塗料は18〜22年の耐用年数が期待できますが、品質が低い商品は10年ともたないでしょう。
塗料の品質を見極められる人でなければ扱いが難しい材料です。
注意点6:モルタルに塗装が必要な時期の見分けかた
モルタル外壁は、どのタイミングで塗替えをすればいいのかわからない人は多いでしょう。
基本的には前回のリフォームから10年後と覚えておきましょう。
正確な塗装時期を見分けるには外壁の劣化状況を把握しなくてはいけません。
塗装を検討する劣化状況には以下があります。
劣化症状 | 解説 |
白亜化 | チョーキングとも呼ぶ。塗膜から顔料が分離して粉状となる現象。外壁に触ったときに指に粉がつく場合は白亜化している |
ふくれ | 塗膜が水分やガスを含んでふくれる現象 |
割れ | 塗膜が割れる現象。表面の浅い割れを「チェッキング」、外壁材や下塗りが見えるほどの深い割れを「クラッキング」と呼ぶ |
はがれ | 塗膜が付着性能を失って外壁材や下塗りから離れる現象 |
層間剥離(そうかんはくり) | 下塗りと中塗り、中塗りと上塗りといったように塗装同士が剥がれる現象 |
変色 | 塗料本来の色とは異なってくる現象 |
退色 | 塗装が色あせすること |
白亜化、ふくれ、割れ、はがれ、層間剥離が外壁の多数の場所で見つかった場合は塗装が必要です。
一方で、変色や退色程度であれば今すぐ塗装をしなくても大きな問題はないでしょう。
注意点7:外壁塗装業者の選びかた
塗装の性能を最大限発揮するには業者選びが重要です。
悪徳業者に依頼してしまうと、耐用年数が20年あるフッ素塗料を使っても1年で剥がれる危険性があります。
業者次第で塗装費用が無駄になるため、選ぶ際には以下の点に注意しましょう。
- 訪問営業の会社には依頼しない
- 相見積もりをする
- 20年以上の歴史がある業者を選ぶ
- 自社で塗装作業をしている会社に依頼する
- 見積書が具体的な業者を選ぶ
上記の注意点を守れば悪徳業者に騙される危険性は下げられるでしょう。
訪問営業の会社には依頼しない
唐突に家を訪問してくる外壁塗装業者がいます。
訪問営業をしてきた業者に工事を依頼してはいけません。
なぜなら、訪問営業をしている会社の多くが悪徳業者だからです。
訪問営業の業者は「今すぐ工事をしないと大変なことになります」「今ならキャンペーン期間中で安くしています」と語って、工事依頼をすぐに決めさせようとします。
一般的な工事業者が個人住宅を訪問営業することはありません。
なぜなら、個人住宅に営業をかけるよりも企業相手に努力したほうが稼げるからです。
個人住宅に営業をかける業者は悪評が立っていて企業から相手にされていないか、独立したばかりの個人だと考えられます。
トラブルを引き起こす確率が高いため、特別な事情がなければ訪問営業の会社には依頼しないようにしましょう。
相見積もりをする
相見積もりとは、複数の会社に同じ条件の工事で見積もりを作ってもらう手法です。
相見積もりのメリットは、悪徳業者を見抜きやすいことです。
3社で相見積もりをした場合、1社だけ極端に費用が高い場合は悪徳業者の可能性が高まります。
しかし1社にしか見積もり依頼をしなかったら高額な費用を請求されても相場より高いのかどうかがわからないでしょう。
相見積もりは、工事内容を比較するうえでも役立ちます。
同じ工事条件で見積もりを出すといっても、内容が完全に一致することはありません。
シリコン塗料で統一したとしても塗料の商品名は違うでしょうし、工事に使う足場の種類も複数あります。
業者の利益や人件費も異なるため、会社ごとに費用総額は違うのです。
相見積もりで比較すれば、価格だけではなく、その工事内容が適正なのかどうかも見分けやすくなります。
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20年以上の歴史がある業者を選ぶ
工事業者は歴史のある会社を選んでください。
歴史が浅い会社だからダメというわけではありません。
しかし、歴史が浅い会社は悪徳業者の確率が上がります。
悪徳業者は、同じ地域で10年も営業を続けていれば悪評がたって仕事が減っていきます。
そのため20年を超えて営業を続けるのは困難でしょう。
20年以上の歴史がある業者なら評判が良い可能性が高く、信頼しやすいのです。
自社で塗装作業をしている会社に依頼する
外壁塗装の業者には「自社で工事をしている会社」と「下請けに作業を任せている会社」の2種類があります。
下請けに作業を任せている会社は、工事費用のほかに総額の何割かの仲介料が必要です。
見積書では仲介料が記載されませんが、実際には工事費から引かれています。
仲介料は品質に影響を与えません。
費用を安くしたい人にとって仲介料はデメリットしかないため、自社で工事をしている会社に最初から依頼したほうが得です。
下請けに作業を任せている会社の例としては、
- ハウスメーカー
- ホームセンター
- ゼネコン
- 一部の工務店
があります。
自社施工をしている会社を判別する要素は2つあります。
1つ目は、会社のホームページを確認する方法です。
ホームページに職人の写真が掲載されている場合は自社で工事をしている可能性が高いです。
2つ目は、グーグルマップで事務所周辺を調べることです。
所在地をグーグルマップで検索して、周辺に倉庫があれば自社施工をしている可能性が高まります。
自社で工事をするには大量の塗料や機械を保管する場所が必要です。
倉庫が事務所の近くにあるのなら自社施工をしている目安となるでしょう。
見積書が具体的な業者を選ぶ
相見積もりで見積書を比較する際には、具体性を確認してください。
塗装面積や足場面積に数量が記載されていなくて「一式」と表記されている場合は悪徳業者の可能性があります。
また、塗装の項目に「シリコン塗装」といったように塗料の種類名しか書いていない業者は危険です。
最低でも「商品名」が書いてある見積書の業者にしましょう。
「メーカー名」や「塗料の樹脂名」まで細かく記載されていれば信用性が増します。
まとめ
モルタル外壁に必要な7つの注意点は以下です。
- モルタルに塗装が必要な理由を知る
- モルタルを塗装のメリットとデメリットを知る
- モルタル塗装にかかる費用を知る
- 塗装にかかる工期を知る
- 塗料の種類と耐用年数を知る
- 塗装が必要な時期の見分けかたを知る
- 業者の選びかたを知る
上記を知っておけばモルタル塗装で大きな失敗をする可能性は低くなるでしょう。
外壁塗装では業者によって品質が変わります。
相見積もりをして、悪徳業者は避けるようにしましょう。
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