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※この記事は「森レナ様」による専門家監修記事です
長い方なら1日中、少ない方でも1日の3分の1を過ごす大切な家。安らぎ・睡眠・家族との団らん…それにプラスして「気の力」を取り入れ、パワーチャージできる場所を目指してみませんか。たとえ「風水なんて信じない」という方であっても、自らの手で家を整えているという実感が持てれば、家はもっと楽しく愛しい場所になります。気は心―そんなことばもあるくらいですから、家をケアする気持ちは、毎日を潤いあるものとしてくれるはずです。
また、解説に入るまでに失敗しない家づくりで1番重要な事をお伝えします。
「夢のマイホーム」の実現に向けて、多くの人が住宅展示場を訪れたり、雑誌やウェブサイトで情報を集めたりします。
しかし、その一方で、家づくりを始める前に「知っておくべきだった…」と後悔する人が後を絶ちません。
理想の家を建てるためには、情報収集が最も重要と言っても過言ではありません。
しっかりと情報収集を行わずに安易に住宅メーカーを決めてしまった結果、取り返しのつかない後悔をしてしまう方は非常に多いです。
家づくりで失敗しないために、そして、あなたの理想を叶える家を建てるために、ぜひ活用していただきたいのが「一括資料請求サイト」です。
一括資料請求サイトを利用すれば、複数の住宅メーカーの資料をまとめて取り寄せることができます。
家づくりのプロが厳選した優良企業ばかりなので、安心して利用できます。
「でも、資料請求って面倒くさそう…」
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家づくりは、多くの人にとって、人生で一度きりの大きなイベント。
だからこそ、後悔のない家づくりを実現するために、まずは情報収集から始めてみましょう!
今回ご紹介した一括資料請求サイトを有効活用して、あなたにぴったりの住宅メーカーを見つけてくださいね!
きっと、あなたの夢を叶える、素敵な家との出会いが待っています。
さあ、理想の住まいづくりを始めましょう!
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それでは解説をしていきます。
1.まず、風水とは?
古くは中国で生まれた「環境学」であった風水は、今でも良い気を家の中に取り入れ、留めるための手法として活用されています。中国から日本へ入ってきた後は、独自の発展・変遷を経てきましたが、城や神社仏閣、お墓の位置・方向決めなど、大切な役割を担ってきたとされているのも事実です。東北を示す「鬼門」は家相を判断するときに重視される方位ですが、その重要性からか、つらい事柄・相手・苦手なことなどを示す言葉としても用いられるほどです。
今現在では、一般家庭でも、「災いを防ぐ」「幸を導き入れる」方法として風水をご家庭で実践する方も多くいることはご存じのとおりです。
1-1.災いを防ぐ
水や風の“暴れ”を避け、安心できる生活を送ることが風水の基本的な考え方です。中国から入ってきた風水の考え方は、日本に輸入されてからこちら、家相にも応用されて災いを防ぐことを目指す手法のひとつとなりました。これは地相の見極め方にも通じるところがあります(近世の城郭立地に関する風水思想からの考察│岡山大学)。
1-2.幸を導き入れる
よい気が家にスムーズに流れるように間取りを考えたり、家の内部の特定の方角にふさわしいものを配置することで、運気を上昇させることも風水の考え方のひとつです。今現在風水と呼ばれているものは、これが主流です。間取りを検討し、方角にマッチする物を随所に置けば、自然界の気を家の中に取り入れ、欲しい運気をアップさせることができます。
2.運気を上げる!スペース毎のベストアンサー
風水は自然環境の気を取り込むという考え方であることはご存じのとおりです。自然界の「木・火・土・金・水」という要素や陰陽のバランスを整える事が大切とされています。これらの気をスムーズに流し、不必要なマイナスパワーをうまく逃がすことが基本です。
とはいえ、すべての部屋を思い通りの方位に配置することは難しいですし、家相を重んじるばかりに、部屋や寝室、トイレなど間取り図がご家族の暮らし方にそぐわないものになっては大変です。
もしも間取りが思い通りにならなかったときでも、部屋の性質(方位の性質)ごとに取り入れるとよいものがあります。
2-1.玄関にはライトを
玄関は良い気を迎え入れ、家の中に導き入れる幸運の入り口です。いわゆる家相では東・南東・南向きの方角がよいとされていますが、土地の条件によっては思い通りの位置にできないこともあるでしょう。そのようなときは、明るさや風通しに気をつけましょう。陰のパワーがとどまるとよくありません。
明るい印象の玄関を作りにくかったのなら、せめてお好みのライトを配置していつも明くし、天と地、そして陰と陽のバランスを保つことを心がけてください。ライトは、日が当たらず、寒くなりがちな玄関の場合でも、太陽光の代替として取り入れやすいものです。日中十分に明るさが取り入れられる玄関でも、日が落ちてからは、ライトで明るくしておくと良いでしょう。
2-2.水回りには観葉植物を
トイレやお風呂、といった水周りは、どうしても汚れがたまりやすい場所です。体を清めるお風呂、不浄な物を流すトイレは、運気を活性化する場所ではありませんが、風水など気にしない方であっても清潔に保ちたい場所ですね。
鬼門と呼ばれる北東にはトイレやお風呂、キッチンなどの水周りがないほうがよいとされてはいます。しかしながら、明るい東や南側にリビングダイニングを配置すると、どうしてもこれらの水周りが北側に回ってしまうことも少なくありません。
このようなときは、とにかく掃除を徹底することと、小さな観葉植物を置いてみてください。観葉植物には悪い気を吸ってよい気を出すという力があります。狭いトイレやお風呂でも壁に掛けるタイプなら場所を取りませんので、簡単に取り入れることができます。
2-3.階段には絵画・写真やカーテンを
階段は1階と2階・3階をつなぐ「気の流れ道」です。ここで気が穏やかに流れるよう気をつけなければなりません。薄暗く掃除が行き届いていない階段はスムーズに気が流れません。安全面からも、暗く、掃除ができていない階段はとても危険です。
水を意味する北にある階段の壁には海や川、湖の絵画や写真がよいでしょう。また、木を意味する東なら朝日や樹木のイメージ、火を意味する南なら緑や赤の色合いのイメージがマッチします。金を意味する西ならば、黄色の花の写真や絵もよいでしょう。
もしも階段の途中や昇りきった位置に窓があるなら、レースのカーテンをつけてください。せっかくのよい気が逃げないようにするためです。階段は、昇って行く先を見ながら上がるものですので、朝日や西日で目を傷めない意味もあります。
2-4.寝室にはベッドヘッドの付いているベッドを
寝室は1日の疲れを取り、明日へのパワーを取り戻すために重要な部屋です。見た目にも落ち着ける雰囲気を作ることも大切ですが、陰の気が満たされている方が安眠できます。もちろん定期的に掃除・洗濯をし、清潔を保っていることも必要で、これはいうまでもないでしょう。
ベッドはベッドヘッド(宮もしくは宮棚ともいいます)が付いている物を選んでください。またベッドヘッドを壁に着けるように配置することで、潜在意識から安心して眠ることができます。今は、充電のため枕元にスマートフォンを置いている方も多いようですが、これらから発する電磁波によって気が乱れ安眠できません。この問題を解消するためにも、スマートフォンをサイドテーブルの引き出しの中にしまう、足元に配置するなど、枕元から離れた位置に置くようにしましょう。木や木綿などのナチュラルな素材に囲まれて眠ることも大切です。
3.風水に主眼を置いた間取りはこれ!よい気が巡る家づくり
先にも少し触れましたが、方位にはそれぞれ「運気の性質」があります。悪いものをすばやく逃がし、よい気を取り込みやすくするために間取りを考えるとき、気をつけておくべきことは以下のとおりです。
※中国古来の風水は、家主それぞれが生まれ持つ吉方位・凶方位を導き出して家づくりをします。しかしながらそれはとても大掛かりな作業となり、土地・建物でかなりの費用が発生しますので、ここでは一般的なお話をします。
3-1.「陽」を意識し、明るい玄関にする
玄関は人だけでなく、自然界のあらゆる気も出入りする場所です。このため、明るいイメージにする必要があり、お掃除も丁寧にしておかなければなりません。家族分の靴(その日履いている分)だけを出しておくようにし、その他は下駄箱にしまう癖をつけましょう。
可能であれば自然の光・空気を取り込めるように作れればいうことはありません。明るい玄関には観葉植物や花も似合いますので、お客様を迎えるにも雰囲気がよく、お互いに気持ちのよい場所になります。スペースがあれば、少し大きめの「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を置くのも運気アップになります。鬼門とされている北東は可能な限り避けられればよりよいですが、難しい場合には照明と風通しに気をつけます。
3-2.家族の集まるリビングやダイニングは「家の中心」に配置
家族全員が自然に集まる場所にするためにも、リビングやダイニングは家の中心に近い部分に配置できるとよいですね。古来風水では日当たりを考慮することはありませんが、太陽光がよい気を放っているのはすぐにイメージしていただけるでしょう。寝室の次に長い時間滞在するリビングやダイニングですから、「明るく暖かい」という居心地のよさを大切にしなければならないのはいうまでもありません。
家具・インテリアもごちゃごちゃさせず、すっきりと整えます。色も明るいトーンの色味で統一させて、落ち着きを演出します。テレビやオーディオ、ホームシアターなどの家電製品も多い場所ですので、観葉植物を置いてパワーのバランスを保つようにしましょう。
3-3.寝室は「ベッドの位置」が重要
平均的に8時間、つまり1日の3分の1を過ごす寝室。その間はのんびりとリラックスしたり、実際に睡眠をとったりと、無防備な状態となっています。この「何もバリアを張っていない状況」で暗く悪い気からの影響を受けないために、落ち着いた雰囲気の寝室作りを心がけましょう。
特に重要なのはベッドの位置です。ドアを開けてベッドが見える位置にあるのはよくありません。ベッドの移動が可能なら、ドアの対角の位置に動かしましょう。そして、ベッドを壁にぴったりとつけておきます。モノが落ちにくくなるという実用面でも大切なことですし、隙間を「強い気が通る」ともされていますので、隙間を作ることはよくありません。デリケートな方なら、眠りが浅くなったり、睡眠時間が短くなることもあるようです。
もしもベッドの位置をドアから見えないところ、つまり気の流れから外せないときは、ベッドとドアの間についたて(スクリーンもしくはパーテーション)を置きます。物理的なスペースが乏しいときは、のれんや間仕切りカーテンを設置するのもよいでしょう。
マンションなどで、柱や梁の出っ張りが部屋の隅に現れている物件があります。これは壁刀(へきとう)と呼ばれ、悪い気を発しているといわれています。繊細な方ならば圧迫されているような印象を抱く部分ですね。できればこの柱や梁部分を避けてベッドを置くようにしてください。カーテンで隠すのも有効です。
まとめ
少なくとも1日の3分の1を過ごす場所である家を、よい場所にするため、風水という考え方を取り入れる方も少なくありません。風水から見た「よい家」は何なのか、それを手軽に実現する方法は以下のとおりです。
- 風水とは「災いを防ぐ」「幸を導き入れる」の2点で考える。家相・地相を見極める方法として用いられてきた。
- 暗い玄関はNG。どうしても暗くなってしまうときは、風通しに気をつけ、ライトで明るく保つことが大切
- 体を清めるお風呂、不浄な物を流すトイレは鬼門に置かない。間取り上仕方なかったときは、まめな掃除をし、観葉植物を置く
- 階段には絵画・写真やカーテンを設置し気が通りやすくする。写真や絵を飾るときは、方角に応じたものを
- 寝室にはベッドヘッドの付いているベッドを置き、ベッドヘッドはしっかりと壁につける。枕元にスマートフォンを置くのは気の乱れを招く
- 玄関には、「陽」を意識して少し大きめの「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を置くことで運気アップ
- リビングやダイニングは「家の中心」に配置、明るく暖かな雰囲気をつくる。すっきりとしたインテリアに観葉植物を
- 睡眠中に悪い気の影響をうけないよう、ドアの対角の位置にベッドを移動。難しい場合はドアから見えないようにするため、ついたてなどでさえぎる
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