知らないと恥ずかしい!「新築祝い」のあれこれ。相場やのしの書き方、お礼について解説!

知らないと恥ずかしい!「新築祝い」のあれこれ。相場やのしの書き方、お礼について解説! 注文住宅

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家を建てたとき、頂くもの・贈るものといえば「新築祝い」です。

”一生に一度のお買い物”とされる家にまつわるものですので、贈る側にまわったとしても、そう何度も遭遇することはありませんね。

とはいえ、マナーとして知っておかなければ何かのときに失礼をしてしまう可能性も否定できません。

お祝い事であるだけに、人間関係にまでヒビを入れてしまっては悲しいものです。

今回は、新築祝いにまつわる「いろは」をお伝えします。

また、解説に入るまでに失敗しない家づくりで1番重要な事をお伝えします。

「夢のマイホーム」の実現に向けて、多くの人が住宅展示場を訪れたり、雑誌やウェブサイトで情報を集めたりします。

しかし、その一方で、家づくりを始める前に「知っておくべきだった…」と後悔する人が後を絶ちません。

理想の家を建てるためには、情報収集が最も重要と言っても過言ではありません。

しっかりと情報収集を行わずに安易に住宅メーカーを決めてしまった結果、取り返しのつかない後悔をしてしまう方は非常に多いです。

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家づくりは、多くの人にとって、人生で一度きりの大きなイベント。

だからこそ、後悔のない家づくりを実現するために、まずは情報収集から始めてみましょう!

今回ご紹介した一括資料請求サイトを有効活用して、あなたにぴったりの住宅メーカーを見つけてくださいね!

きっと、あなたの夢を叶える、素敵な家との出会いが待っています。

さあ、理想の住まいづくりを始めましょう!

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それでは解説をしていきます。

1.「新築祝い」とは、そもそも何?

家を建てた家庭に“おめでとう”の意をこめて送る新築祝いですが、この風習は意外に古いものです。

落語がお好きな方ならご存じの通り、「家見舞い」(別名“肥瓶”)という演目があります。

これは江戸時代から明治時代にかけて作られた古典落語で、生活に欠かせない水瓶(水を汲んで溜めておくもの)を贈ろうとしています。

「お後」は別として、これは今の私たちの考える新築祝いでもほぼ同様です。

新しい家での暮らしが豊かなものになりますように、というお祝いの意味を形にするのが新築祝いです。

2.新築祝いは何を贈るのがいいの?

きょうだいや親子

新築祝いに何を贈るのかは、その方との関係性により変わってきます。

代表的なものからご紹介します。

2-1.兄弟や親子

  • 現金
  • 商品券
  • 家電
  • 希望のもの

きょうだいや親子の関係にある場合、現金や欲しいものを渡すことが多くあります

家を建てた後の暮らしぶりを深く知ることになる間柄ですので、「何が欲しいか」と直接聞きやすくもあるからでしょう。

現金はもとより、家電製品や食器、インテリア雑貨などを揃えてもらった方も多いのではないでしょうか。

2-2.友人・知人

  • 商品券
  • カタログギフト
  • インテリア雑貨
  • 食器
  • 希望のもの

この関係でもまた、比較的「何が欲しいか」を聞きやすいものでしょう。

親族からの頂き物とは違い、お返しをしなければという気持ちが働いてしまいますので、もらった方にとって心理的負担にならない額のものをお渡しするのがベストです。

もしも欲しい物について聞きづらければ、お相手が自由に使える現金や商品券、カタログギフトを考えてみるのもよいでしょう。

また、好きなテイストや趣味嗜好がよく分かっている相手ならば、インテリアや食器、雑貨なども喜ばれます。

2-3.職場の同僚

  • 消耗品
  • 飲料・食品

あまりプライベートな面を知りえない職場の同僚には、商品券や消耗品が当たり障りなくよいでしょう。

何を好むかわからない間柄ですので、日常生活の中で消費し、消えてゆくものが受け入れられやすいはずです。

特に洗剤・キッチン小物やタオルはすぐに生活に役立ちますし、さほど趣味性も高くなく、“万人受け”アイテムです。

同じ係や課でお金を取りまとめて購入するという方法もあります。

2-4.迷ったらコレ!定番プレゼント

それでも何をあげたら良いか迷ったら定番プレゼントをあげるのが無難で、相手にも喜ばれます。

  • カタログギフト
  • 商品券
  • お酒・ジュース・調味料などの詰合せ

相手にある程度自由度を持たせられるカタログギフトや商品券は、相手も困らず定番ギフトです。

そうでなければ、消費できる食品や飲料の詰合せも好き嫌いを選ばないのでオススメです。

2-5.ハイセンスで喜ばれるおしゃれギフト

ちょっと小技をきかせたおしゃれギフトをあげたいと考える方には、以下のようなポイントを考えて選ぶのがおすすめです。

  • 自分では敢えて買わないがもらったら嬉しいもの
  • ’少し’高級なもの
  • 限定品やそこでしか手に入れられないもの
  • デザイン性の高いもの
  • センスにこだわりすぎて、相手に気を遣わせるようなものはNG

ハイセンスなギフトを贈りたいと感がている場合には、相手の趣味嗜好を知ることも大切です。

定番から外れる贈り物は、自分が良いと思っている物でも必ずしも相手も喜ぶものとは限らないからです。

その中でもセンスの良さをアピールしやすいのは、少し高級感のあるお菓子、お酒、食器類がおすすめです。

3.新築祝いに相場ってあるの?いくら位?

両親ならば「30,000円~」

新築祝いの金額もまた、迷いますよね。

「あまり少なくて恥をかくのも嫌だ」「でも、高すぎるのも相手に気を遣わせるし‥」と悩みどころです。

相場金額を押さえておきましょう。

3-1.兄弟なら1万円~5万円

年齢にもよりますが、親族の場合は少し高めの相場観核となります。

3-2.両親ならば3万円~10万円

両親、または義理の両親への金額は親への感謝の意味も込めて高めに設定する人が多いようです。

3-3.友人なら3千円~1万円

「お返しはどうしよう」という心理的不安を与えないよう配慮するため、若干金額は抑えられます。

3-4.上司・同僚なら5千円~1万円

職場の人へのお祝いは、複数人からまとめてという場合も多いでしょう。

人数が多いのであれば一人当たり5千円以下という場合もあり得ます。

3-5.子供、孫なら5万円~10万円

子供や孫の場合は、家庭により大きく相場感が変わってきます。

新築祝いと建築費の補助を兼ねてもっと高額の現金を渡す場合もあります。

4.タブーはある?残念ながら「もらって困ったもの」もある

 

新築祝いは、家を買ったとき・建てたときのお祝いのこころを表すものです。

新生活に役立てて欲しいと思っても、片方の家を買った人・建てた人にはその家への思い入れが強くあります。

4-1.趣味が合わない・置き場がないもの

特に注文住宅の場合、家具や小物は極力置かないよう、すっきりとした内装にしたいかもしれません。

そこにインテリア小物や大きな観葉植物をもらってしまえば「置き場に困る」という状況を生んでしまいます。

また、花なども同じく置き場に困ってしまうことがあります。

新居にはまだ花瓶がないケースがあるでしょうし、枯れてしまうことに切なさを感じさせてしまうかもしれません。

4-2.火を連想させるもの

できればおしゃれな小物を、との考えから、アロマキャンドルをお考えならばそれはNGです。

また、赤い色のものも同様です。

それらは「火」につながるとして、縁起を担ぐ方には気分の良いものではありません。

5.いつ新築祝いを渡す?熨斗(のし)はどうする?

新築祝いを贈る時期は?のしは?

新築祝いを渡すときは、しっかりとマナーに沿った渡し方をする必要があります。

新築祝いを渡す時期

新築祝いは、余り遅くなっては意味がありません。

これは他のお祝いと同様です。

できれば、最初にその家に招かれたときにしましょう。

というのも「おめでとう」という言葉を添えることができるからです。

しかしながら、実際に出向くことができないような場合は、引越し完了後1カ月以内に贈るのがよいでしょう。

言葉を伝えることができない分、のし選びを間違うことが無いよう充分に気をつけます。

新築祝いの熨斗(のし)

新築祝いに用いるのしは、「蝶結び」です。

何度でも結びなおせる=何度あってもよいことの意味を持ちますので、お祝い事に広く使われる“万能ののし”です。

西日本(特に関西エリア)では、「あわじ結び(あわび結び)」を用いますので、お渡しする方の住所地に合わせて使い分けをしてください。

これは現金や商品券を入れる祝儀袋(封筒)でも同じことです。

のしの書き方は、水引きの上部に「御新築御祝」ないしは単に「御祝」と記し、下部にやや小さめに贈る側の姓名を記すのが一般的です。

6.新築祝いにお返しは必要?

新築祝いをもらった方としては、何かしらのお礼をしたい気持ちになります。

そもそもは新しい家にお招きし、食事などを共にするのが本来のお礼です

ですが、遠方である、相互に多忙であるなどの理由でお招きできないとき「内祝い」の品を贈ります。

新築祝いを受け取ってすぐにお礼の品を贈ると、お相手にとっては何かしらつき返された気分になるかもしれません。

また、お祝いの品と同額(同等)のものを贈るのも控えたいところです。

お祝いを受け取って1カ月程度経過した頃に、頂いたものの3~5割程度の金額のものをお礼として準備するのが一般的です。

このときののしは「内祝」とします。

7.中古住宅・中古マンションを新居として購入した方へは「引越し祝」

新築祝いは、まさしく家を新築したときの特別なお祝いです。

しかしながら、近年は中古住宅や中古マンションもリフォームやリノベーションで十分な価値を生むことから、中古物件を購入する方も少なくありません。

このような場合の書き方は、差し障りのないよう「引越し祝」「御祝」とするとよいでしょう。

同僚でしたら、状況によって「栄転祝」「昇進祝」「御祝」とします。

まとめ

おめでたいことにつき物のお祝いですが、家を新築した際は「新築祝い」を贈るのが一般的です。

ですが、この新築祝いにも様々なルールがあり、それに則った気持ちよいやり取りができることが望ましいものです。

今回は新築祝いにまつわるマナーについてご説明しましたが、特に6つのポイントをご記憶いただきたいと思います。

  1. 新築祝いとは、古典落語にも登場するほど古くからあるもの。新しい家での暮らしが豊かでよいものになるよう願う意味がある
  2. 新築祝いで贈るもの・贈る額は、贈る側と贈られる側との関係性で変化する。お金が良い場合もあれば、新しい家で使うものを選ぶこともある
  3. 友人や同僚など、お金よりプレゼントの方がよいと判断したら、消耗品がベスト。洗剤やタオルなどはすぐに使える上、好みの問題もほとんど生じない
  4. 「相場」感をつかむことも大事。お相手にお礼の心配をさせないように配慮する
  5. もらって困るものもあるので、慎重に選ぶ。縁起を担ぐ方にはアロマキャンドルや赤いものなど、火事を連想させるものは避ける
  6. 中古住宅や中古マンションを購入した方へは「引越し祝い」「お祝い」とする。同僚ならば状況に応じて「栄転祝」「昇進祝」としてもよい

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