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中古マンションを購入したいと思っても、「なんとなく雰囲気が古臭い」、「収納が足りない気がする」、「家具を上手に選べない」といった問題を抱えてはいませんか。
そのようなときは、造作という方法に注目してみてください。
では、この造作でどのようなことができるのかをご説明します。
リフォームを考えているあなたは今、「リフォーム会社が多すぎて、どこにお願いしたら良いか分からない」と悩んでしまってはいませんか?
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1.古臭さを解消し、好みの雰囲気に
フローリングを一新したい、壁紙の更新で印象をガラリと変えたい…これだけでも室内の雰囲気は大きく変化します。
今現在、購入を検討している中古マンション物件はどのような状態でしょうか?
- 既にフローリングであってもどことなく色あせてささくれた感じではありませんか?
- 壁紙も良くあるホワイトないしはアイボリーのもので、汚れている状態ではないでしょうか?
一般的な日本人男性の身長は約170cm、平均的なマンションの天井高は2m40cmといわれています。となると、やはり日頃目にする位置にある床や壁紙を好みのものに変更するだけで室内の雰囲気がガラリと変わることはすぐにイメージしていただけることでしょう。
フローリング編
フローリングは、ここ近年のリフォーム/リノベーションブームに応えるように、その種類や色合いが増えています。単にまっすぐな板を組むタイプのみならず、ヘリンボーン柄に組むタイプ、格子模様のように組むものまでありますので、大きく印象を変えることができます。
■図1「フローリング 格子 ヘリンボーン│google画像検索」
壁紙(クロス)編
壁紙(クロス)も同じで、単色ではなく「柄モノ」を海外から取り寄せている専門店もあるほどです。シックなものから、あっと驚くものまであり、部屋の“編集”は思いのまま、ということができます。
■図2「メディア紹介壁紙│WALPA」
このように、床と壁の雰囲気を一新することで、「好みの部屋の雰囲気」を作り上げることができます。
2.家具や収納こそ、造作が実力発揮できる分野
できるだけ家具を置かず、すっきりとした部屋にしたいときこそ、造作でのリフォームを検討すべきといえます。
ご夫婦ふたりなら、リビング壁付けテーブルがあれば、食事やお茶の時間もそれで事足りるかもしれません。お子さんがいらっしゃるなら、壁付けの棚を設けておもちゃや本を“見える化”できれば、おかたづけの訓練にも役立つことでしょう。
また、テレビやお気に入りの小物、ミニ観葉植物をまとめて飾れる棚も便利です。
■図3「造作家具 棚│google画像検索」
たとえば、これら「壁付け」の造作で作り上げた空間にピッタリの家具(テーブルなど)を見つけられない場合、さらに、造作にトライするのもすてきです。
■図4「造作家具 テーブル│google画像検索」
手作りの1点もの、という価値もありますし、部屋の雰囲気や必要な機能にマッチしたものが手に入りますので、ムダなものを置かずに済み、すっきりとした空間を作ることができます。
このとき、できるならば床や壁に手を入れると同時に造作家具をオーダーした方が良いでしょう。
同時進行することで入居できない期間を最短にすることができますし、同じ建築家やリフォーム業者に依頼することで、「どことなく思った印象と変わってしまった」というトラブルも回避できるからです。
3.リノベーションに長けた業者は、造作も得意
水周りだけのごく一般的なリフォームでなく、いわゆる「リノベーション」も手がけるリフォーム会社であれば、造作も得意といってよいでしょう。
⇒リノベーションについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
そのような会社であれば、インテリアコーディネーターを抱えていることも多くあります。間取りを変えてしまうリノベーションまではいかずとも、造作で「便利でありながら心地よい部屋」を作ることができますので、好みのイメージを作り上げてくれそうなリフォーム会社を見つけ、相談してみてください。
まとめ
間取りには特に不満はない、水周りの設備も今のところ満足、でもいまひとつ物足りない…というときは、内装の問題が引っかかっているケースではないでしょうか。そのようなときは、造作で好みの住まい作りが可能です。
毎日目にする床や壁を変え、極力家具を置かずにすっきりとさせることができれば、思っている以上に愛着のある部屋が生まれることでしょう。
今回は中古マンションリフォームの一手法である「造作」についてご説明しましたが、特に次の点をご記憶いただければと思います。
- 常に目に入る床・壁紙を変えるだけでも部屋の印象は大きく変わる
- リフォーム/リノベーションの人気で、床材や壁紙の種類はどんどん増えている
- 棚やテーブルを造作することで、すっきりとした室内が生まれる
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