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キッチンには、たくさんの食器や家電、調理道具があります。キッチンの背面収納は、それらを収納する重要な役割を担っています。キッチンをリフォームする際に、収納部の費用は気になるところです。
このページでは、収納部の費用をタイプ別・レイアウト別に具体的に紹介していきます。
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キッチンメーカー・ホームセンターの収納棚
キッチンの収納を購入するとき、「どこから買うか」を選ぶことができます。キッチン本体と収納棚をキッチンメーカーで揃えることもできますが、ホームセンターでも食器棚などの収納を買うことができます。それぞれのメリットをまとめました。
ホームセンターの収納を購入するメリット
- 値段が安い
メーカーの収納を購入するメリット
- キッチンと色を合わせられる
- 隙間なくピッタリ納めることができる
- 壁に固定するため、倒れるリスクが減る
- 地震のときに扉がロックする機能がある
キッチンの収納棚は、長い年月使い続けることができます。地震の多い日本では、壁に固定することや、扉のロック機能は重視すべきだと思います。予算が合わない場合は仕方ありませんが、「安心をお金で買う」という意味では、メーカーで収納も揃えることをオススメします。当ページは、キッチンメーカーの収納について解説しています。
収納タイプと費用
キッチンメーカーの収納では、どのようなことができるのでしょうか。収納のタイプは、メーカーやキッチンのグレードによって数多くの種類があります。主な収納の種類と、その費用を紹介します。表示している費用は、中価格帯キッチンのスタンダードな扉グレードの定価を参考に表記しております。
食器棚・カップボードタイプ
食器棚・カップボードタイプは、多くの食器を入れることができる収納です。背の高い収納であり、観音開きになっているのが特徴です。
食器棚・カップボードタイプ 間口90cmタイプ |
約11万〜16万円程度 |
スライド・引き違い扉タイプ
スライド・引き違い扉タイプは、扉が引き違いになっている収納です。スライド・引き違い扉タイプは、非常に多くの食器や、調理道具を入れることができます。スライドさせて扉を開けることで、上から下まで中身を確認できるのが特徴です。
スライド・引き違い扉タイプ 間口90cmタイプ |
約25万〜35万円程度 |
家電収納付きタイプ
家電収納付きタイプは、キッチン周りにある家電を効率的に収納できるものです。収納の中に家電を置き、スライドして手前に引き出せるようになっています。収納の中にはコンセントがあります。また、蒸気排出機能があれば、引き出しを手前に出さなくても家電をつかうことができます。炊飯器やポットなど水蒸気が出る家電を、蒸気を気にせずに使うことができます。
家電収納付きタイプ(蒸気排出機能付き) 間口90cmタイプ |
約15万〜25万円程度 |
ゴミ箱付きタイプ
ゴミ箱付きのタイプは、収納の一部にゴミ箱を一体化させたタイプです。ゴミワゴンとして引き出せるような形が多いです。画像のように、扉面材で統一して見た目をスッキリさせることもできます。
ゴミ箱付きタイプ 間口90cmタイプ |
約7万〜15万円程度 |
このような種類の収納を組み合わせて、自分好みの収納を作り上げていきましょう。収納のレイアウトの仕方については、このページを参考にして見てください。
収納リフォームの費用の目安
収納の金額の目安をプランごとに紹介します。表示している費用は、中価格帯キッチンのスタンダードな扉グレードの定価を参考に表記しております。
開き扉と吊り戸棚
上段の吊り戸棚と、下段のキャビネットに分かれた収納タイプです。間口90cmであるため、狭いスペースにも設置することができます。上下段分かれることで、下段カウンターの上をカウンターとして使うこともできます。ちょっと物を置いたり、軽い作業を行う場所として使えます。
間口90cm 奥行き45cm |
約15万円程度 |
開き扉と吊り戸棚のカウンタープラン
こちらは、上下段分かれていて、間口が広いタイプです。これもカウンターとして使うことができます。間口が180センチあるため、電子レンジやトースター、電子ケトルなどの家電をたくさん置くこともできます。
間口180cm 奥行き45cm |
約30万円程度 |
家電収納を含むハイカウンタープラン
こちらは、家電収納を含むセパレート型の収納です。手持ちの家電が多い方は、家電収納付きのプランにすると良いでしょう。蒸気排出ユニット付きにすると、炊飯器やポット、コーヒーメーカーなど蒸気の出る家電も気にせず使うことができます。
間口180cm 奥行き45cm |
約33万円程度 |
カップボード+家電収納の多機能タイプ
間口180cm 奥行き45cm |
約37万円程度 |
大容量スライド扉収納プラン
とにかく食器類を多く持っている方は、スライド収納を設置することおすすめします。大容量でたくさん物が入るため、収納として抜群の効果を期待できます。家電を置くようなスペースはないため、配置を良く考える必要があります。
間口180cm 奥行き45cm |
約51万円程度 |
スライド扉収納+家電収納 大間口プラン
スライド収納に家電収納を足したプランです。これは「食器を大量にしまうことができる+家電を置くスペースがある+カウンターがついているためちょっと物を置く・ちょっと作業する」を実現した欲張りなプランです。その代わりに間口が大きくなってしまうため、設置するためにある程度のスペースが必要です。
間口210cm 奥行き45cm |
約62万円程度 |
収納のリフォームは、間取りを変えたらさらに工事費がかさみます。間仕切り壁をなくすような変更を行う場合、約15万〜20万円ほど見込んでおくと良いでしょう。
床下収納の費用
キッチンの背面収納だけでは収納力が足りないとき、戸建て住宅ならば床下収納を設置することができます。床下収納は、ストック品や使う頻度が少ない調理道具等をしまっておくことができます。費用の相場は3万〜10万円程度です。
DIYで棚を作る
キッチンの収納部分に、DIYで自分好みの棚などを作ることもできます。大型の食器棚や家電収納を手作りするのは難しいですが、ちょっとしたスペースにDIYを取り入れるのは簡単にできます。
画像のように簡単な棚を作り、ディスプレイすることでキッチンの空間をぐっとオシャレにすることができます。
まとめ
キッチンの収納部分は、自分好みのパーツを組み合わせることで完成します。現在のキッチンで、食器や家電がどのくらい使われているのかを知ることが重要です。最適な部材を選んで、収納しやすいよう配置しましょう。
リフォームの費用は、定価に値引きが入ったり、工事費が業者によって上下したりして、総額が分かりにくいのが現状です。ぜひ複数社から見積もりを取って、余分な費用を払うことのないようにしましょう。
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