LIXILの洗面化粧台「ルミシス(ベッセルタイプ)」の特徴や価格、評判をプロ目線で紹介!

洗面台

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出典:https://www.lixil.co.jp/lineup/powderroom/lumisis_vessel/

LIXILの洗面化粧台「ルミシス・ベッセルタイプ」は、LIXILの洗面化粧台のカテゴリーの中では、最上位グレードの洗面化粧台となります。

最大の特徴は、最上位の洗面化粧台のカテゴリーでは、他社にはないベッセルタイプを採用している点です。ベッセルとは、カウンターの上に乗せている洗面ボウルのことを指し、そういった洗面化粧台のタイプのことをいいます。ベッセル型は、セカンド洗面化粧台を意識したコンパクトな商品が多く、高級グレードでの展開はLIXILだけです。

LIXILは、元々別の5社が合体した会社ですが、洗面化粧台は旧INAXの技術が受け継がれており、陶器製ベッセルボウルはその技術が詰まっている一品です。

今回の記事は、LIXILの洗面化粧台「ルミシス・ベッセルタイプ」について、特徴や価格、評判や口コミなどを、住宅設備メーカー勤務のプロの目線を交えて解説していきます。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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  1. 「ハイバックベッセルタイプ」「ベッセルタイプ」の違い
  2. 「ルミシス・ベッセルタイプ」の価格・サイズなどの基本情報
  3. 「ルミシス・ベッセルタイプ」の特徴
    1. 洗面ボウル
      1. ワイドスクエアボウル
      2. スクエアボウル・オーバルボウル
      3. ボウル位置
      4. 木目カウンター
    2. 水栓
      1. シングルレバー混合水栓(セパレートタイプ)・ナビッシュタッチレス水栓(通常・即湯)
      2. ナビッシュタッチレス水栓
      3. 吐水口引出式シングルレバー混合水栓(エコハンドル)
      4. 節湯水栓C1とは?
      5. シングルレバー混合水栓
      6. 排水口の仕様
  4. ミラーキャビネット
      1. フェイスフルライト
    1. 「ルミシス・ベッセルタイプ」で選べるミラーキャビネット
      1. 5面鏡(幅1,400mm~1,800mm)
      2. 4面鏡(幅1,200mm~1,350mm)
      3. 3面鏡(幅750mm~1,200mm)
      4. 収納付き1面鏡(幅550mmのみ)
      5. スライドミラー(幅1200mm~1800mm)
  5. ベースキャビネット
    1. 「ベッセルタイプ」のベースキャビネット
      1. フルセット(扉タイプ・フルスライドタイプ)
      2. セミオープンセット(扉タイプ・フルスライドタイプ)
      3. フルオープンセット
      4. カウンター高さ設計
    2. 扉カラー展開(ベッセルタイプ)
      1. 扉色(上下R加工・裏面グレー)
    3. 取手の形状
  6. 周辺キャビネット
      1. 引き出しタイプ(幅300mm・450mm)
      2. ランドリータイプ(幅300mm・450mm)
      3. 鏡扉タイプ(幅150mm)
  7. 「ルミシス・ベッセルタイプ」の価格
  8. 「ルミシス・ベッセルタイプ」の口コミや評判
  9. まとめ

「ハイバックベッセルタイプ」「ベッセルタイプ」の違い

「ルミシス・ハイバックベッセルタイプ」「ルミシス・ベッセルタイプ」の2つの商品の、簡単な違いを冒頭に説明します。

ハイバックベッセルタイプは、ベッセル型でありながら機能性を追及したタイプです。洗面ボウルも大きく、水ハネが気になりにくい形状です。普段使いに、機能面としても使い勝手が良い工夫が詰まっています。また水栓もミラーキャビネットから出ているため、水アカ汚れの心配は不要です。

それに対して今回紹介するベッセルタイプは、デザイン性を追求したタイプです。ベッセルボウルならではの特徴を最大限引き出しており、見た目がかわいく、女性ウケするデザインになっています。水栓はボウルから立ち上がっている設計ですが、洗練されたデザインの水栓を8種類から選ぶことができ、インテリア性の高い洗面にマッチします。

どちらがご自身に合っているかは、こちらの記事をぜひ参考にしてください。

「ルミシス・ベッセルタイプ」の価格・サイズなどの基本情報

続いて「ルミシス・ベッセルタイプ」の基本情報について見ていきます。

価格 380,000円~
間口(幅) 750mm~1,850mmまで50mm刻みで22タイプ
高さ 1,780mm・2,000mm
キャビネット フルセット(扉タイプ・フルスライドタイプ)・セミオープンセット(扉タイプ・フルスライドタイプ)・フルオープンセット
ミラーキャビネット 5面鏡・4面鏡・3面鏡・1面鏡・スライドミラー
カウンター 木目カウンター
洗面ボール種類 陶器製・3種類(11L・4.5L・5.5L)
水栓 8種類/ナビッシュタッチレス水栓(通常・即湯)・吐水口引出式シングルレバー混合水栓・シングルレバー混合水栓
カウンターカラー 5色
扉カラー 全5色

「ルミシス・ベッセルタイプ」の特徴

LIXILの「ルミシス・ベッセルタイプ」の洗面化粧台についての特徴を見ていきましょう。「ハイバックベッセルタイプ」との大きな違いは、ベッセルボウルの形状と、水栓の違いです。

商品コンセプトとしても、「洗練されたインテリアに似合うルミシス・ベッセルタイプ」です。洗面化粧台と言うよりむしろ、家具やドレッサーのような位置づけで使うことを想定した商品です。

シャープな陶器ボウルと、木目調のカウンターとキャビネットは、スタイリッシュ・和風・ナチュラルなど様々なインテリアにマッチします。

それでは、最も特徴的なベッセルボウルの解説からしていきます。

 

洗面ボウル

ワイドスクエアボウル

「ルミシス・ベッセルタイプ」で人気の「ワイドスクエアボウル」です。シャープなエッジが印象的で、洗練されたデザインと、使いやすい大きなボウルサイズが特徴です。

LIXIL独自のアクアセラミック技術は、高い防汚性能を誇ります。また、見た目もボウルの外側下部を奥にへこませて、陰影からボウルの浮遊感を出しています。サイズは横幅は650mm、奥行はカウンター合わせて565mmとなっています。

また、陶器製のベッセルボウルの場合、物の置き場がないことがデメリットになりがちです。その点を「ワイドスクエアボウル」では、サポートボードが付属して解決しています。ひげそりや、化粧品の一時置きに使うことができます。色はブラックとアイボリーの2色から選択することができます。

スクエアボウル・オーバルボウル

 

洗面自体をスッキリした印象にしたい方は、こちらのコンパクトな洗面ボウルが選択できます。

四角いスタイリッシュな印象のスクエアボウル。そしてナチュラルのインテリアにマッチする、オーバルボウルの2種類です。2種類ともアクアセラミックになっており、高い防汚性能があります。

 

色は、ピュアホワイトのみです。

 

 

 

アクアセラミック  

LIXIL独自の技術ですが、便器にも採用されている汚れを落としやすい表面コーティング技術です。今までの陶器は、細かい凹凸があり、水アカ汚れや黒カビ汚れなどが、その凹凸に入り込んでしまっていました。アクアセラミックは、表面を非常に滑らかにすることで、汚れが付着しにくいようになっています。

また、ISOに準拠した銀イオンでの効果で、抗菌作用があることで雑菌の繁殖も抑制することができます。

この滑らかな表面と抗菌作用で、非常に汚れにくい洗面ボウルが実現しています。陶器製のボウルを選ぶ際は、こういった汚れについて気を付けたいところです。

これらに配慮されているルミシスは、高級洗面としてポイントが高いです。

 

ボウル位置

ボウルの設置位置は、洗面化粧台本体のサイズによって異なります。

幅750mm~1,200mm:中央に配置

 

幅1,200mm~1,800mm:片寄せに配置

木目カウンター

「ルミシス・ベッセルタイプ」のカウンターは、5色から選択できます。

セラミックカウンターのような耐熱性・固さはありませんが、木目でインテリアに合わせて、コーディネートしやすい点がメリットです。また、キャビネットをホワイト、カウンターとサイドパネルを木目にして、スタイリッシュな雰囲気に仕上げることもできます。

水栓

「ルミシス・ベッセルタイプ」で選択できる水栓は8種類です。

デザイン性の優れた水栓が多い点も嬉しいですね。特にシングルレバー混合水栓は、セパレートタイプはワイドな吐水口と、グースネック形状で見栄えのする水栓になっています。

ワンホールのシングルレバー混合水栓の4種類も、他社にはないような秀逸なデザイン性の水栓を採用しています。

シングルレバー混合水栓(セパレートタイプ)・ナビッシュタッチレス水栓(通常・即湯)

 

こちらの水栓はレバーと水栓が分離しているタイプの水栓です。どちらも共通の機能としては、シャワーと吐水の切り替え機能と、シャワーホースになっております。

特に特徴的なポイントが、他メーカーでもほとんど見ることがない「即湯タイプ」です。冬の寒い時期に、通常は10秒程度待たないとお湯がでてきませんが、この水栓はお湯が出るまでに約1秒しかかかりませんので、寒い冬も安心して使うことができます。

これによって、お湯になるまで捨てていた水もなくなり節水効果があるだけでなく、忙しい朝の時間帯などには活躍してくれるはずです。

ナビッシュタッチレス水栓

いわゆる自動水栓になります。ただ、LIXILのナビッシュタッチレス水栓は世界初の新技術として、自動吐水と手動吐水の切り替えが不要で、好きな時にどちらも使うことができます。

言い換えて説明すると、従来の自動水栓は、「自動吐水モード」か「手動吐水モード」どちらかのみになります。

「自動吐水モード」は、手をかざした時のみで、連続して吐水ができません。そして掃除などで連続で吐水する場合、「手動吐水モード」に切り替えます。そのことを忘れていると、蛇口に手を近づけても水が出ません。

この切り替えのイライラが発生してしまうのが自動水栓のデメリットですが、LIXILのナビッシュタッチレス水栓は切り替え不要です。手をかざせば水が出て、手動での吐水も自由にできるので、「今、自動と手動どっちだったかな?」とならなくて済むわけです。

形状も、家電製品のようではなく、シルバー色でスタイリッシュに仕上がっています。

そして機能面としては、色で温度をお知らせするルミナスサインが採用されています。水温が30℃以下では水色~黄色~、水温が45℃以上で赤色点滅になります。LEDの色で水温がわかりやすい点と、見た目もおしゃれですね。

もちろんシャワーや、吐水とシャワー切り替え機能もありますので、洗髪や掃除の際も便利です。

 

 

タッチレス水栓のメリットとデメリット

LIXILでは、タッチレス水栓を「ナビッシュ」という名称で水まわり設備に展開しています。

まずタッチレス水栓は慣れると便利です。石鹸で手を洗って、石鹸まみれになった手で水栓のレバーを触る…。そして手を洗いながら泡がついたレバーも一緒に洗う…といったことはありませんか?自動水栓であれば、こういったストレスなく手を洗うことができます。

また水を汲んだりする時に、連続で吐水したい場合は手動吐水に切り替えができるので、ケースバイケースで使い分けができます。

反対にデメリットとしては、反応が良くない時がある、ということです。サッと出て欲しいときに数秒あるか無いかのタイムラグがあるので、それがストレスになる方もいます。

また洗面化粧台では、あまり気にしなくても大丈夫かと思いますが、センサーは赤外線を採用している為、ガラスやステンレス、黒い色のコップは赤外線が通過したり反射して反応しない場合がありますので、その点ご注意です。

 

 

吐水口引出式シングルレバー混合水栓(エコハンドル)

シンプルで飽きの来ないデザインの水栓です。この水栓は、ホース収納になっています。デザインとシャワーとしての普段の使いやすいさを求めるのであれば、この水栓はおすすめです。

節湯水栓C1とは?

節湯水栓とは、水栓のレバーを水と湯の切り替え位置が「カチッ」というレバーの感触でわかるようになっている水栓です。これにより、お湯を知らないうちに使わないようして、ガス代・電気代の削減に繋げることができます。量も同様、水量70%の位置で「カチッ」という感触でわかるようになっており、節水がしやすい水栓です。

また各種補助金の申請などにも使える仕様の水栓になります。こちらの水栓の省エネ効果は、意外にバカにできない省エネ効果があり、洗面化粧台にかかるガス代・水道代・下水代を約3割程度削減し、年間で約1,200円の節約効果があります。

「ルミシス・ベッセルタイプ」で選択できる水栓の中では、即湯ナビッシュタッチレス水栓と、吐水式引出式シングルレバー混合水栓の2種類が節湯水栓になっています。

シングルレバー混合水栓

 

(左から順にキュビア・ルナート・アリュールブリリアント・グランデラ)

こちらの水栓はデザインにこだわった形状の水栓のシリーズです。旧INAXの技術を引き継いでいることもあり、他社には無いデザイン性を持った水栓のバリエーション豊富です。

中には世界3大デザイン賞の1つであるドイツのデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞したキュビア。世界的に有名な水栓メーカー・グローエの水栓も選択することができます。

しかし、デザインは秀逸でありますが、シャワーホースがない点や、吐水・シャワー切り替えといった機能性はありません。

 

排水口の仕様

ルミシスの「ベッセルタイプ」の排水口は、白い陶器にフィットするように、天面が陶器となっています。(スクエアボウル・オーバルボウル除く)

機能面としては、ヘアキャッチャーの仕様になっています。

LIXILは「新てまなし排水口」として、ゴミが取りやすく、詰まりにくい新形状で細かい点にもこだわりが見られます。

新てまなし排水口は、簡単に分解して絡まった髪の毛やごみを取り除く際も、洗いやすい構造になっています。ゴミが溜まる部分を斜めにすることで、通水を妨げない形状にしています。

これにより、ゴミがある程度たまっても洗面ボウルで水が流れにくくなる頻度が減ります。

また通常ポップアップの排水口は、カウンターの部分にフランジという、排水栓を上げ下げするための部材があります。通常、フランジは構造上汚れが溜まりやすい箇所になります。新てまなし排水口はフランジがなく、汚れが溜まりにくい構造になって、見た目のすっきりしています。

ミラーキャビネット

LIXILの「ルミシス・ベッセルタイプ」のミラーキャビネットは、四方のフレーム縁がほとんどありません。最上位グレード洗面化粧台にふさわしい、すっきりした印象を演出します。各ミラーキャビネットの特徴を、順番に解説していきましょう。

 

フェイスフルライト

わかりやすく解説すると縦型LED照明です。最近の高級価格帯の洗面で、採用が多い照明の形状です。縦型LED照明の良い点は、顔全体に対し光が均等に当たって化粧やひげ剃りがしやすい点、顔の印象が明るく見える点です。

上からの光だと、顔の凹凸に応じて影ができやすくなってしまい、化粧の塗り具合や、ヒゲ剃りの際に、鏡にアゴを無意識のうちに近づけてしまうことになります。それに対して縦型LED照明は、光の当たり具合がよく分かるので、お化粧もしやすく非常におすすめです。

またフェイスフルライトは、3段階の明るさ調整が可能になっており、夜や朝など使用シーンに応じて使い分けができます。縦型に光ることから、背の低い小さいお子さんも明るく使えるメリットもあります。

そして照明スイッチはタッチレスで手を近づけるだけでON・OFF・調光の切り替えができます。これによりデザイン性の向上はもちろんのこと、濡れた手でスイッチ操作が不要で、洗面自体も汚れません。

 

他社と異なる点は、上部のLED照明・ミラーキャビネット下からの下部LED照明いずれかを併用できる点です。縦型LED照明は他社でも同様の形状がありますが、縦型LED照明を選択した場合は、その照明だけの場合がほとんどですが「ルミシス・ボウル一体型タイプ」では、5面鏡・4面鏡・3面鏡でフェイスフルライトと、上部LEDもしくは下部LEDを併用することができます。

そしてミラーは、電気を使うことなく、表面コーティングでくもりをおさえるコーティングが施してあります。ヒーター式に比べ待ち時間がなく、消し忘れもなし。消費電力ゼロで快適に使用できます。

 

「ルミシス・ベッセルタイプ」で選べるミラーキャビネット

ルミシス・ベッセルタイプのミラーは、幅に合わせて5種類から選べます。

タッチレススイッチの位置タッチレススイッチの位置

くもり止めコートのコーティング範囲くもり止めコートのコーティング範囲

5面鏡(幅1,400mm~1,800mm)

4面鏡(幅1,200mm~1,350mm)

3面鏡(幅750mm~1,200mm)

収納付き1面鏡(幅550mmのみ)

鏡背面の収納もたっぷり確保してあり、内部にはコンセントも付属しています。

 

スライドミラー(幅1200mm~1800mm)

収納のボックスに鏡が横に自由にスライドできるミラーキャビネットになります。

 

ベースキャビネット

「ルミシス・ベッセルタイプ」は、ベッセル型を最大限活かせるドレッサーとして使いやすいプランが主流です。それでは、キャビネットのプランと特徴を見ていきましょう。

 

「ベッセルタイプ」のベースキャビネット

「ルミシス・ベッセルタイプ」のベースキャビネットは、使い勝手によって大きく3種類の形態(内2種類は、扉形状の違いで各2タイプあり)があります。

形態ごとにベストな使い方も含めて解説していきます。

「ルミシス・ベッセルタイプ」の共通の機能としては、引き出しにソフトサイレンス機能が付帯されております。洗面化粧台はどうしても化粧品の瓶などを立てて収納することも多いと思いますが、それらが倒れず静かに閉まります。

また、キャビネットの幅は750mm~1800mmまで50mm単位で選択可能ですが、細かい幅調整は調整材でぴったりに納めることが可能になっております。

 

フルセット(扉タイプ・フルスライドタイプ)

 

全てユニット構成になっているタイプです。

フルスライドタイプは、大きい引き出しが1つになっており、たくさんのものを収納できます。整理整頓がしやすいように、仕切るためのバーが2本ついていますので、ものが倒れないよう工夫して収納できます。また内引き出しも設計されており、よく使うものや細かいものを収納すると便利に使うことができます。

 

扉タイプは、収納量をできるだけ優先させたい方に向いています。また一般的には洗面台の中では、棚はないタイプがほとんどですが、「ルミシス」は2段で構成されています。

また価格もフルスライドタイプと比較すると、安価にプランできます。

 

セミオープンセット(扉タイプ・フルスライドタイプ)

 

このプランは洗面化粧台の幅が1,200mm以上に場合に選択できるプランになっていますが、人気の高いドレッサー併設の洗面化粧台です。

洗面台としての役割だけでなく、落ち着いて化粧を行うスペースがあります。フェイスフルライトと併用してプランすると、気分は毎日高級ホテルのような気持ちで朝の支度が出来るのではないでしょうか。

ドレッサー側には、小引き出しがあり、化粧品などが収納することができます。

フルスライドタイプはフルセット同様、引き出しが大きく1つになっており、たくさんのものを収納できます。仕切りバーも2本ついております。また内引き出しも設計されています。

 

扉タイプは、収納量を最も優先させたい方に向いています。棚の中身は2段で構成で、効率的に収納できます。また価格も安価にプランできます。

 

フルオープンセット

カウンターのような形状になっており、ボウルの下もオープンな形で、ドレッサーとしての使い方がしやすい形状です。デザインもフロート形状で、インテリア性が抜群です。

特徴的なポイントは、ボウル前に設計されているスマートポケットです。通常、洗面のボウルの手前は引き出しが設置できないのでパネルで羽目殺しになっていることが多いですが、ルミナスはそのスペースに小物がしまえるポケットです。

幅が長いプランでは、小物を整理してしまうことができる引き出しを1段備えています。

フルオープンセットのデメリットは、洗濯用品が洗面本体に収納できるスペースがないことです。そのため洗面空間の間取りで、収納量をカバーすることをおすすめします。

ボウル位置は、中央と片寄せと使い方によって、選択が可能となっています。

 

カウンター高さ設計

「ルミシス・ベッセルタイプ」のカウンター高さは、750mmという設計です。

「ボウル一体型タイプ」は高さが750mm・800mm・850mmの3つから選択できたり、「ハイバックカウンタータイプ」は800mmでありますが、ドレッサーとして使うことを想定して、750mmの高さ設計になっています。

背の高い男性の方は、少し腰を曲げて使うようになると思います。

 

扉カラー展開(ベッセルタイプ)

扉のカラー展開は、カウンター色と同様の全5色あります。

カウンターの色と同色での統一するコーディネートで5パターン。カウンター・サイドパネルを木目4色+ベースキャビネットをホワイト色、という組み合わせで4パターン。

合計、カウンター色との組み合わせで、計9パターンのコーディネートが可能です。

   

扉色(上下R加工・裏面グレー)

クリエペール・クリエラスク・クリエモカ・クリエダーク・ネオグロスホワイト

※カウンター・扉ともにホワイトを選択すると、扉裏面はホワイトになります。

 

 

扉グレードの選び方

色に関しては、個人での好みや、インテリアイメージに合わせて選ぶと良いです。ただし、扉グレードは細かく解説すると、例えばハイグレードとミドルグレードでは、扉の木口(端)の仕上げがハイグレードの方が丁寧に仕上げられており、高級感が異なってきます。

そしてLIXILのポイントは、キッチンや内装ドアなども製造していることから、同じ色合いで統一してコーディネートできる点です。LIXILで水まわり設備機器と内装建材をそろえることで、トータルコーディネートがしやすいです。

例えば、淡い明るい木目の雰囲気に仕上げたいと思ったときに、ドアの色と、洗面の色を異なるメーカーで無理に合わせると、地味に異なって目立ってしまうことがあります。

全く異なる色でコーディネートする場合は問題ないですが、同じ色やテイストで統一したい場合は、LIXILのような内装も同時に商品展開を行っているメーカーで統一することをおすすめします。

詳細はショールームに行った際などに、洗面化粧台だけの色だけでなく、洗面空間のクロスや床、ドアの色なども考慮しながら検討しましょう。

 

 

 

取手の形状

 

「ルミシス・ベッセルタイプ」は取手レスの形状になってます。

 

周辺キャビネット

洗面化粧台本体の側面に設置する、収納キャビネットの紹介です。

家族の人数が多い方や、洗面本体の幅よりタオル類などの収納をしっかり充実させたい!という方におすすめのトールキャビネットです。トールキャビネットの幅は、ご自身の好みと洗面空間全体を考慮してプランしてみてください。

また内部ユニットはブラックで統一されており、周辺キャビネットも合わせて高級感のある雰囲気で統一できます。

引き出しタイプ(幅300mm・450mm)

こちらの収納はカウンター高さより下が、引き出し収納になっており、化粧品や洗濯用品などをしっかり収納できます。開き収納にはタオルなどを置くことができ、収納するものを分類して置くことができます。

ランドリータイプ(幅300mm・450mm)

引き出しタイプと違う点は、カウンターより下の引き出しが、網かごになっている点です。脱衣したものを出しておきたくない、という方はこちらの収納がおすすめです。カウンターより高い位置の収納は、開き収納になっており、タオルや洗濯用品などを置くことができます。

 

また一番下は体重計収納になっています。

鏡扉タイプ(幅150mm)

こちらのキャビネットは、カウンターより高い位置の収納が、横から取り出せるようになっており、化粧品などを置いたりすることができます。

また下段は、高さのある収納になっており、高さのあるものを収納してもいいですし、花などを飾っておしゃれに仕上げることも可能です。

 

「ルミシス・ベッセルタイプ」の価格

「ルミシス・ベッセルタイプ」の価格は、各キャビネットや色などの組み合わせ構成によって左右されます。また「ルミシス」は高級グレードの洗面化粧台であることから、下記の定価からの大幅な値引きは期待薄にはなります

また洗面化粧台の場合は、新築時は商品代に加えて施工費用、リフォーム時はさらに既存の洗面化粧台の撤去・処分費用が加算されますので、正確な価格については一度お見積もりを取得されて検討されることえをおすすめします。

各幅での目安価格 380,000円~740,000円

「ルミシス・ベッセルタイプ」の口コミや評判

我が家で取り入れたのは、リクシルのルミシス:ベッセルタイプです^^

実際の写真はこちら☆

 

ベッセルタイプとは、陶器ボウルがカウンターの上に乗っているタイプのことです。

ベッセルタイプを選んだ理由は?

ベッセルタイプを採用した理由・・・
それは、ホテルライクな家作りを目指していたから^^

これが大きな理由になるのですが・・
実は他にも決めてとなった点があります。

確かにお洒落!!
他にどんなお勧めポイントがあるのかな?

今回、この製品の決め手になったのはタッチレススイッチです!

手をかざすだけで点けたり消したりできるのは、とても便利☆

今のようにウィルスが蔓延している時期は家族間であろうと手に触れる事を極力避けたい。
そんな時、タッチレススイッチはいいなと思います。

 

出展:https://tabikatsu3.com/web-nairankai-senmen

今日ご紹介する場所は夫がこだわった部分なので、サラッとご紹介します。

もちろん私も口は出しています(笑)
まずは洗面脱衣室

ここは回遊動線になっていてトイレも近いです。

洗面化粧台は INAX ルミシス ベッセルタイプ
夫がホテルのようにしたいと熱望していたので、タイルはキラキラの物にしました。

色合いは私のチョイスで。いやー可愛いです。

この洗面化粧台の良い所は
この下の部分に手をかざすとライトが点くのと、水が自動で出てくる所です。
これは、息子が手を洗う時に泡を付けた後で「かーちゃーん!!水出してよー!!」と毎回呼ばれるのが本当に面倒で、絶対に付けたいと思っていた機能です。
電気機器なので壊れやすいという意見もありますが、我が家は付けて良かったと思っています。
出展:https://ameblo.jp/yuki-e-mon/entry-12596769861.html

まとめ

「ルミシス・ベッセルタイプ」は、LIXILの洗面の中でも高級洗面であり、高級感は他社と比較しても引けを一切取らないレベルです。

特に、ラグジュアリーホテルのような高級感と、ベッセル型ボウルのインテリア性を兼ね備えた商品で、寝室などの空間にもマッチするデザインが秀逸です。

スタイリッシュさや、インテリア性にこだわりたいのであれば「ルミシス・ベッセルタイプ」がおすすめです。水栓もデザイン性が高いものが多く、プランの時に迷ってしまうことでしょう。色の組み合わせも9種類のバリエーションがあり、様々なインテリアに合わせてコーディネートができます。しかし、水の飛び跳ねはしやすい形状のため、その点は理解した上で購入した方がよさそうです。できれば、ショールームで実際に水を出して、使ってみることができれば使ってみてください。

そのような点も踏まえつつ、ぜひLIXILのショールームに足を運んで、見てみてください!

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