外壁塗装工事で起こるトラブルを紹介!失敗しないための対策とは

リフォーム・リノベーション

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「外壁塗装でトラブルに悩まされたくない」

「塗装工事におけるトラブルを避けるために対策を知りたい」

 

このように考えてはいませんか?

外壁塗装では工事に関するトラブルは非常に多いです。

 

トラブルの多くは事前に対策をしておくことで防げます。

この記事では、外壁塗装の工事におけるトラブルの例と、対策法を解説します。

外壁塗装でトラブルにあいたくない人は必見の情報です。

本文に入る前に、この記事を読んでいるあなたへとっておきの情報をお伝えします♪
 

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外壁塗装で起こるトラブル事例を知ろう!

 

トラブルの対策を知るためには外壁塗装で起こる問題を知らなくてはいけません。

外壁塗装の工事では以下のトラブルが発生します。

工事前のトラブル

外壁塗装で起こるトラブルの多くは工事前の対応が原因で起こります。

工事のトラブルは見積もり段階で防げるケースが珍しくないため、業者を選ぶ際は以下の点に注意しましょう。

訪問営業による破壊工作

訪問営業をしてくる業者に工事を依頼するとトラブルが起こります。

悪質な業者なら「塗装リフォームが必要かどうかを無料で診断します」と語ってあなたの家を調査するでしょう。

 

調査して住宅に問題がない場合、業者は屋根や外壁を故意に破壊して「屋根の塗装が剥がれていたのでリフォームが必要です」と説明してきます。

二重計上

同じ工事なのに言い回しを変えて見積書で二重に計上する業者がいます。

どうせ依頼主は見抜けないだろうと腹をくくっている悪徳業者がとる手法です。

工事費用の全額を前払い

悪徳業者は工事費用の全額を前払いで請求します。

前払い自体は優良業者でも行いますが、金額は工事費用の半額までです。

全額を前払いしてしまうと工事をしないで放置される恐れがあります。

現地調査がいい加減

見積書を作成する際に業者は住宅の面積などを調べます。

悪徳業者は調査を数分ですませてしまい、大雑把な面積で見積書を作成します。

調査がいい加減なので、業者にも正確な面積はわかりません。

 

計算が間違っていても会社が損をしないよう、悪徳業者は実際の面積よりも遥かに大きな数値で見積もりを出します。

いい加減な調査をもとにした見積書は費用が高額となるため、依頼主にはデメリットしかありません。

工事中のトラブル

業者に工事を依頼してからも安心はできません。

工事中に起こるトラブルが少なくないからです。

2回塗り

外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。

中塗りと上塗りは同じ塗料を使うため、悪徳業者は中塗りをしないで上塗りの1回だけで済ませようと考えます。

 

下塗りと上塗りの2回塗りだと、塗料は本来の効果を発揮せずに性能が落ちます。

10年は塗り替えがいらないと言われた塗料でも、2回塗りだと数年で剥がれてくるでしょう。

 

しかし2回塗りと3回塗りの違いを塗装後に見分けることは困難です。

見破られる可能性が低いからこそ悪徳業者は中塗りを省略するのです。

付帯部を塗っていない

外壁や屋根の広い面ではなく、細かい部分を付帯部と呼びます。

屋根の側面にある破風、屋根の下にある軒天などが当てはまるでしょう。

 

付帯部は外壁や屋根とは違う塗料を使うため、塗装に手間がかかります。

塗装をしなくても目立ちにくいため、悪徳業者は付帯部を塗らないケースがあります。

エアコンカバーを塗られてしまう

塗る予定がなかった場所を塗装されることがあります。

エアコンカバーが最たる例で、工事前に塗る場所を確認しておかないと後で揉めることがあります。

 

悪徳業者でなくても起こる問題のため、どこを塗るのかは見積もり段階で業者と話し合いましょう。

高額な追加費用を何度も請求してくる

予想以上に外壁が劣化していた場合などは追加工事が必要です。

追加工事は優良業者でも起こりますが、悪徳業者は高額な追加費用を何度も請求してくるでしょう。

 

見積もり価格を他社よりも安くすることで依頼を受けておき、追加費用で利益を確保する悪徳業者もいます。

 

追加工事を断ることは現実的ではありません。

悪徳業者だと追加費用の請求を断ったら工事を中断してしまうからです。

塗料を偽装する

見積書に記載された塗料とは異なる材料を使う業者がいます。

塗ってしまうと見分けがつかないため、悪徳業者がよく使う手法です。

 

本来の塗料を使っていれば15年は塗り替えが必要なかったのに、偽装されてしまうと10年以内に剥がれるでしょう。

下地処理がいい加減

外壁塗装において下地の処理は塗料の寿命に影響を与えます。

下地処理をしていれば15年もつ塗料でも、手を加えずに塗ると数年で剥がれてしまいます

足場の設置で外壁や屋根が破損

工事状況によっては屋根の上に足場を組み立てることがあります。

屋根の上に足場を設置する際は適切なクッション材を挟まなければ下地を傷めるでしょう。

未熟な業者が足場を設置すると屋根や外壁が破損して塗装だけでは補修できなくなります。

工事後のトラブル

 

外壁塗装のトラブルは工事が終わった後に気づくケースも多いです。

塗装が完了した直後に問題を見つけたり、工事から数年が経過してからトラブルが発生することもあります。

アフターサービスが消滅

工事後に問題が見つかっても数年は保証するサービスがあります。

しかし保証した会社が倒産すれば契約は消滅するでしょう。

 

会社が創業5年なのに保証は20年といったように、企業の規模に合わないアフターサービスをつけている業者は危険です。

塗料が飛散していたのに責任をとらない

外壁塗装では隣の住宅や車に塗料が飛散するトラブルが珍しくありません。

塗料が飛散した場合の責任は業者にあるため、工事をした会社が調査や賠償をしなくてはいけません。

 

しかし悪徳業者だと連絡をしても対応してくれないケースがあります。

業者とは連絡が取れず、隣家の住人からのクレームをあなた自身が対応しなくてはいけなくなります。

口約束が原因でトラブルが起こる

工事後に契約内容が見積もり段階と違うと気づくケースがあります。

トラブルとなった際に重要となるのが契約書です。

 

口約束で決めた契約の場合、トラブルの原因となった要素が契約書の内容に記載されていないと「そんなことは言っていない」と業者に否定されてしまいます。

証拠が残らないとトラブルを招きやすくなるでしょう。

工事をした依頼した会社に「下請けに連絡して」と言われるが音信不通

自社で工事をしていない業者に外壁塗装を依頼した場合、作業は下請け会社が行います。

下請け会社に依頼してトラブルが発生すると、元請けの会社は責任を取らない場合があります。

 

「工事をした下請け会社に連絡して」と言われますが、下請け会社と連絡がとれずに困り果てるといった実例があります。

結局、トラブルは放置されてしまい泣き寝入りとなるでしょう。

 

外壁塗装で失敗を回避するために14の対策をチェック!

数々のトラブルを紹介しましたが、対策をすることで回避できる例が多いです。

どのような対策をすればトラブルを防げるのでしょうか。

ここからは14個の対策を紹介していきます。

 

  1. 会社の事務所は存在するかをチェック
  2. 塗装専門の会社かどうかをチェック
  3. 訪問営業は無視する
  4. 相見積もりをとる
  5. 見積書は具体的かどうかを確認する
  6. 費用の全額を前払いで請求する業者は避ける
  7. 口頭ではなく書面で契約する
  8. 使う塗料を作業前に見せてもらう
  9. 近隣への挨拶をしているか確認する
  10. 外壁全体をもれなく洗浄しているかチェック
  11. 工程ごとに作業の様子を撮影してもらう
  12. 足場解体後に掃除がされているか確認する
  13. 塗りそこねなどを業者と一緒にチェック
  14. アフターケアの条件を確認する

会社の事務所は存在するかチェック

業者の信頼性を確認するために、会社が実在するかどうかを調べましょう。

会社を訪問して確認できれば1番ですが、バーチャルオフィスなどではないかをインターネットで検索するだけでも十分です。

塗装専門の会社かどうかをチェック

自社で工事を行っている塗装専門の会社かどうかを確認しましょう。

リフォーム会社や工務店が、塗装専門店を装っているだけのケースがあります。

 

塗装専門の会社ではない場合、工事は下請け会社に依頼します。

下請け会社に依頼するとトラブルが起こりやすくなるでしょう。

訪問営業は無視する

訪問営業をしてきた会社は悪徳業者のため依頼してはいけません。

優良な業者は仕事が勝手に入ってくるため訪問営業をする必要がありません。

 

訪問営業をする会社とは、悪評があるために依頼が来ないとか、技術が未熟で仕事が得られないケースが多いです。

相見積もりをとる

外壁塗装の工事では、複数の業者に見積もりを依頼して比較する「相見積もり」を必ず行いましょう。

 

3社ほどに見積もりを依頼しておけば工事内容や金額を見比べて悪徳業者を見抜きやすくなります。

 

相見積もりでは、同じ条件の工事で業者に見積もりを依頼します。

条件が異なる工事で比較しても意味がありません。

見積書は具体的かどうかを確認する

相見積もりの際には見積書の内容が具体的かどうかを確認しましょう。

塗料名が「シリコン塗料」としか書かれていない業者は怪しく、メーカー名や商品名、さらには使用している樹脂成分まで記載している会社なら信用性が高いでしょう。

費用の全額を前払いで請求する業者は避ける

工事費用の全額を前払いで請求してくる業者に依頼してはいけません。

半額までなら許容範囲ですが、費用の全額を前払いする業者は選ばないでください。

 

ただし、優良業者でも費用の一部を前払いするケースはあるため、費用の全額を後払いにする必要はありません。

口頭ではなく書面で契約する

工事に関する契約はすべて書面で残してください。

塗装する場所などを先に決めておかないとトラブルが起こりやすくなります。

書面で残さないと証拠がないため業者に逃げられてしまうでしょう。

 

追加工事が発生した際に口頭だけで約束してしまうケースも多いです。

工事内容を変更するたびに書面を作成しておきましょう。

使う塗料を作業前に見せてもらう

見積書で決めていた塗料を使わない悪徳業者がいます。

だまされないために、使う塗料の缶を塗装前に見せてもらいましょう。

 

塗料の種類が見積書と同じかどうかを確認するほか、古すぎて腐った材料を使っていないかにも気をつけてください。

近隣への挨拶をしているか確認する

足場を組み立てる前に、近隣住宅への挨拶をしているかを業者に確認しましょう。

外壁塗装では騒音や悪臭が発生するため、挨拶もなしに工事を始めると近所からクレームが来ます。

業者と一緒にあなたも挨拶に行けばトラブルは少なくなるでしょう。

外壁全体をもれなく洗浄しているかチェック

外壁の汚れを落とす洗浄作業は、塗装の寿命を延ばすために欠かせない工程です。

高圧力で水を噴出する機械を使ったとしても、いい加減な洗い方をしていては効果がありません。

外壁や屋根をもれなく洗浄しているかは確認したほうがよいでしょう。

工程ごとに作業の様子を撮影してもらう

手抜き工事を防ぐために、工程ごとに作業状況を撮影してもらいましょう。

中塗りをしない悪徳業者を防ぐためには写真でチェックすることが重要です。

 

作業工程を残すよう伝えるだけでも「この依頼主は知識があるので手抜き工事がやりにくい」と業者に印象づけられるため、不正を防止しやすくなります。

足場解体後に掃除がされているか確認する

塗装工事では外壁の破片や工事で使った道具など、ゴミがたくさん生まれます。

足場を解体した直後はゴミなどが散らかっています。

 

工事完了後は、外壁の周辺が清掃されているかを確認しましょう。

いい加減な業者だとゴミが残っています。

塗りそこねなどを業者と一緒にチェック

塗装工事が完了したら、業者と一緒に外壁をくまなくチェックしてください。

塗りそこねや施工不良があったとしても、工事からしばらく経って連絡したのでは無料で直してもらえなくなります。

アフターケアの条件を確認する

見積もり段階で決めていたアフターケアの条件を再度確認してください。

「工事から◯年は無料で補修します」といった保証がついているのなら例外になる条件もチェックしておきましょう。

アフターケアには細かい条件が付けられている場合があります。

 

外壁塗装のトラブルを避けるには事前知識が必要不可欠

外壁塗装の工事でトラブルを避けるには事前に対策をすることが重要です。

工事前、工事中、工事後のそれぞれの段階で注意する点は多数あります。

 

事前に対策をすれば多くのトラブルは防ぐことができるでしょう。

外壁塗装の業界では悪徳業者が多いため、工事後に「こんなはずではなかった」と後悔しないよう十分な知識を学んでおきましょう。

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